疲れたぁぁぁぁ!フェルゥゥゥ!!
ふふ、はははっ!変則的な投稿ですみません!
特に投稿予定とか決めてないですからね!
書けたら投稿!これ原則!
ー自宅ー
あの後、俺たちはなんとかリーシアをなだめて夕暮れ時に自宅へと戻ってきた。
「つ、疲れた………マジで疲れたぁぁぁ………!!もうやだ土に還るぅぅぅ!!」
フローリングに入った途端、俺は人を怠惰の中に引きずり込むクッションを出現させて飛び込んだ。
「フェルぅぅ!!こっちぃぃ!!」
「がう!……くぅ♪」
「いい子……めっちゃいい子……あーもふもふー……もふりん、ころりん、だらららー♪フェールはいい子、サティーはよい子♪どっーちもこっち、きやしんせー♪」
フェルを呼び寄せて抱き込み、ハイテンションで訳の分からない歌を口ずさむ。
「お、おにーさんが壊れた………ついに壊れた……」
その光景を見たラウは膝から崩れ落ち
「キモ………」
ベルが本気で思った事を口にした。
「わたしには甘えてこないのね……」
だが、ローナだけは全く違う部分に感想を抱いている。
流石、創造神だ。目の付け所が違う。
「ローナさん、そこ?今そこ?もっと注目するべきところあるよ?」
「そうかしら?うーん……はっ!リラックスできる場所っていいわよね!」
ラウの指摘を受けて考え込んだ彼女はハッとした様子でサムズアップしながら元気よく言い放った。
「違うっ!圧倒的に違うよっ!?」
驚愕に染まるラウ。久しぶりに振り切った反応だ。
「そうなの?」
「そうだよ!見てあれ!おにーさんがっ!壊れたのっ!」
不思議そうなローナに対して、ラウは指を指して声に出すが
「??、元からよ?」
「あっ、うん……うん……そうだよね。おにーさんって元から変だよね。」
表情を変えぬままに放たれたローナの言葉にラウは目から光を消した。
そして、ローナの反応が一番胸に刺さる……普段なら。
「へへー!いいもんねー!どーせ変人ですよーだ!フェルー!ふぇーる、ふぇっる!
ほら、サティもこっちおいで。(やけにいい声)」
「グ、グル。」
普段なら先のローナの反応で平常運転に移行するが、今回ばかりは本当に疲れた。
中学や高校である冬のマラソンを二回連続で走った様な気分だ。
「最後だけ無駄にカッコいい声出さないでよ!?サティちゃんも一瞬戸惑ったよ!?」
「それでもこっちに来たからいいんですー!サティもいい子だー……」
ラウに言い返しながら、フェルとサティをわしゃわしゃと撫でまくる。
「がうがう♪」
「………グル。」
フェルは普段通り嬉しそうだが、サティは俺のテンションが若干迷惑そうだ。ちょっと煩わしそうな瞳をしている。
けれど、『仕方ない』といった雰囲気もにじませる辺り空気が読めるいい子。
……あれ?これ駄々こねてる子どもを見る母親の目じゃね?
《魔獣に母性を感じないでください。わたくしが嫌です。》
うーん……じゃあ、面倒見のいい姉枠?
《それ、こじらせてるじゃないですか。》
………サティはいい子。
《あっ!話を聞いてください!》
知らないねー!
シュティの話をぶった切ってさらにソファに体を沈みこませる。
「ていうか、ラウたちもいつまで立ってるんだ?疲れただろうし、座ったら?」
ここでまだラウたちが立ち尽くしたままなのに気がついたので催促する。
「えぇ、そうするわ。」
「出た、おにーさんの変なとこで気遣いが出来る謎の優しさ。」
「わたしはあがります。」
ラウとローナは素直にリビングのソファーに腰掛けたが、しれっと業務を終わろうとしている奴がいる。
「おう、お疲れさん。今日はもういいぞー……飯の時また呼ぶ。」
しかし、今日はルイスさんの家で働いていたようなので良しとする。
「あら、引き止められるかと思いましたが、案外話がわかるではありませんか。」
わずかに意外そうな声色に変えたベル。
「ルイスさんとこで働いたんだろ?なら、別にいいよ。どうせ、この家でやる事ってほとんどないだろ?」
「チッ……そうですね、それでは。」
俺がへらーっと笑って言うと、彼女は舌打ちをしてから自分の部屋に戻っていった。
どうやら、俺の顔がお気に召さなかったらしい。道端に転がる死骸を見た様な目をされた。
「くぅ……クゥン。」
「あ、待ってフェル。そこ鳩尾だから……おうっ……」
そうこうしていると、フェルが頭を鳩尾辺りにグリグリと擦りつけてきた。かなり力がこもっているので、ちょっと気持ち悪くなってきた。
「がう!がぅ!」
「もっふぅ……!」
すぐに頭を離したので満足したのかと思ったら、今度は下腹部に頭を勢いよく乗せられた。
「さ、サティさぁん……へるぷみー……」
いつもより激しいフェルのスキンシップを受け、近くにいるサティに助けを求めてみるが
「……グル、グゥ。」
「サティサァンっ!?」
サティは何を思ったのか、珍しく肉球を使って俺の顔をペシペシと叩き始めた。
流石、異世界のネコ科。気まぐれがここで発動するとは思わなかった。
「………」
「がぁう!がぅ!」
「ブボラッ!!ちょっと痛い……!」
その後も無言でひたすらペシペシし続けるサティに加わるフェル。
正直、フェルのペシペシは殴られてるのと変わらない。サティは肉球で軽く弾く程度に優しいけど、フェルのはマジで前脚を振りかざしてから押し付けてきてる。
「ローナさん、おにーさんから変な悲鳴が聞こえてくるんだけど……」
「………」
「?、ローナさん?」
「……ちょっと、わたしも混ざってくるわ。」
「あ、う、うん……いってらっしゃい?」
唐突なローナの行動にラウは理解が追いつかず、そのまま見送った。
「……グル。」
「がる!がぅ。」
「……グゥ。」
しばらくフェルたちの好きなようにさせていると
「楽しそうね、タケシ。」
「ん?ローナか、どうした?」
いつのまにかローナが近くに座っていた。
彼女の顔は寝転んだ俺の真上にある。
「いえ、フェルちゃん達のを見てたら『アレって楽しいのかしら?』と不意に思ったの。」
「え?あ、うん。それで?」
「わたしも参加するわ。」
「んんぅ?」
そして、ローナは満面の笑みを浮かべて俺の額をペチペチと軽くたたき始めた。
「………」
「がうがう♪」
「ふふ、これなぜか少し楽しいわ。えいえい。」
最終的に出来上がったのは狼、虎、美女に囲まれ、黙ってひたすら顔をペシペシ、ペチペチとはたかれ続ける青年の図だった。
「なぁ、なにこれ。マジでなにこれ。」
「しらなーい。」
「ラウ、ちょっと助けてくれない?」
「えー、めんどくさいからヤダ。」
ラウに助けを求めるが、まるで意味がなかった。
「………」
ひたすら無言で俺の顔面をはたき続ける二頭と一人。
ペチっ、ペチペチッ、ペシッ
ペシペシッ、ペチ、ペチ、ペシペチッ
やがて、妙なリズムを刻み始める。
なんだか嫌な予感がする。
ペシペシ、ペチッ、ペチペチペチッ!
パシッ!パシッ!ペシペシッ!っ、パチっ!
え、待って、段々強くなってきてるんだけど……間隔も早くなってるし……
ペチパシペチペチッ!
ペチペチペチッ!バシッ!パッチッーン!!
「いってぇ!?」
嫌な予感はすぐに的中し、最後に全員から同時に強くはたかれた。
「いぇい!」
「グル。」
「がう!」
そして、謎のハイタッチをしているローナたち御一行。仲良いなおい。
あと、フェル、サティ、君ら前脚でハイタッチとか器用だな?
「た、楽しかった?」
「えぇ、不思議と楽しかったわ!」
「な、なら、よかったよ……うん。」
ローナに質問すると、先ほどより非常に活き活きとした笑顔で答えられたのでなにも言えなくなった。
「ぷっ、あはははは!!!なにそれ!おにーさん結局叩かれただけじゃん!あははははは!っ、はぁ、!、ふっ、あははは!」
「うるせぇやい……顔をほぐしてもらっただけだ。」
ラウがひたすら笑っているのにちょっとだけイラッとしたので起き上がると
「!、あはははっ!!顔真っ赤!!かお、まっかだよ!あはははははっ!!ひぃっ、お腹いたいっ!こふっ、、ぷっ、あはははははっ!!」
俺の顔を見て余計に笑い始めた。腹を抱えて笑ってやがる。
「そんなに笑いたいならもっと笑わせてやろうか?」
「もうこれ以上はいいよ!うん、ほんと……かお、まっかで……っ!あははは!」
くすぐってやろうかとおもったが、すでに目尻に涙をためて笑っているので、下手にくすぐるよりこのままの方がいいかもしれない。
「人のツラ見て抱腹絶倒とはいいご身分で。」
「はぁ、はぁ……わたし最高位の女神だもーん……ん、んぅっ!くっ!」
今回の皮肉はキレがなかったな……ラウに言い返す隙を与えてしまった。そして、彼女は俺と視線を合わさずに明後日の方向を向いている。
「ちょっとセクハラしてやろうかな……」
「わたしならいつでも大丈夫よ。」
思わず出た呟きに反応したのはローナだった。
「うん、そう真正面から受け止められるとただのスキンシップだな。」
「抱きついてもいいわよ?」
「今はいいや……ちょっと顔洗ってくる。あと、顔紅いぞ。無理はするな。」
「そ、そうかしら?」
ちょっと押しが強かったが、顔が紅く染まっているので内心がバレバレだ。
「あぁ、その心だけで十分だ。……今は。」
「……ふふ、期待してるわ。」
「おう、今度王都でデートでもしようぜ。」
「!、楽しみにしてるわ!」
少し癪だがエルピスに言われた通り、『一度くらいはデートに行った方がいいだろう』。
それに、そろそろ過去に区切りをつけないといけない。
そう思って提案すると、ローナは太陽が昇ったのかと思うほど明るい笑みで応えた。
「え!?わたしは!?」
まぁ、予想する必要すらないラウの当然の食いつきに俺も用意していた答えを渡す。
「ローナとラウ、それぞれ俺と二人きりで丸一日使う予定です。
順番はそっちで決めてくれ。俺は日程とルートでも決めておくから。
あと、人がいる場所が嫌なら別の場所を希望してくれ。」
「わかった!」
たちまちラウにも花が咲いた。
「ラウ、なにそれ……」
「あら、ふふ。」
「え?……あっ!?」
いや、本当に文字通り彼女の髪の毛に花が咲いた。
それに気がついた彼女は素早く手で花を隠すが、もう遅い。
「う…///………い、今のは忘れて!///」
「忘れるもなにも……え?うん?え?」
何が起こったのか理解できない俺は困惑する。
《主様、お忘れですか?彼女が一体どの様な存在であるのか。》
そんな中、シュティが口を開いた。
えっと、ラウは女神で精霊……あ!!世界樹か!?
そのヒントで俺は答えが見える。
《はい、その通りです。
彼女は世界樹の精霊であり、あの樹の化身です。よって、時に感情が一定以上に高まると髪が樹木の様に反応する事があります。》
「い、今まで隠してたのにぃ………///」
《もっとも、今までは細心の注意を払って隠していたようですが。》
シュティの説明を聞きながら久しぶりに見たラウの恥ずかしそうな表情。
正直言って興奮します。はい。
も っ と い じ め た い。
「気が抜けたのか……あるいは隠す事すら忘れるほど嬉しかったのか……どちらにせよ、可愛い奴め。」
「〜〜っ///」
俺自身も嬉しさに笑みをこぼしながらラウの頭を撫でる。
半分はもっと恥ずかしがる表情が見たいからだけど……いや、ほんといい表情してくれる。
《最低ですね。小学生ですか?》
男は一周回って小学生に戻るの!
中学で大人びて高校か大学、あるいは20代で小学生に戻るの!
《はぁ……そうですか。》
そうなのです。
「今度はラウが真っ赤だな。」
「し、しらないっ!///」
少し茶化すと、彼女は顔をそむけて突っぱねた態度をとる。
しかし、耳まで真っ赤にしているのでまるで意味がない。
ヤベェ、こいつ、かわいいぞ。
「花が咲いてるのも似合ってるぞ。」
折角なので、耳元で囁いてみる。
「&$+°°#!?」
「せめて言語にしてくれ。」
直後、ものすごい勢いで俺から離れたかと思うと、ラウはもはや言語ですらない音を発した。
「まぁ、いいや。とりあえず、順番は決めてくれよな。顔洗ってくる。」
ひとしきり楽しんだので洗顔に向かう事にした。
シュティ、今のラウの表情写真でとった?
《バッチリです。》
シュティさん最高!大好き!
《実は今までのもあったりします。》
シュティ!心から愛してる!!
え?盗撮?んなことは知らねぇな!!バレなきゃいいんだよ!バレなきゃなぁ!!
《いっそ清々しいですね……まぁ、主様の寝顔などもありますが。》
おい、ちょっと待て。今なんて言った。
《それでは。》
あ!おい!……まぁ、いいか。等価交換……かな?
逃げられてしまったので早々に諦め、顔を洗ってリビングに戻る。
「ふんふーん♪」
「うふふ♪」
すると、笑顔の花畑が広がってました。
お二人ともめちゃくちゃご機嫌です。というか、本当に光り輝いてます。後光が差して照明より明るいです。
(ここまで喜んでくれるならもっと早く提案すればよかったかもな……)
彼女たちの喜ぶ様を見ていると、そんな若干の申し訳なさすら感じる程だ。
「クゥ?」
「……グル。」
ふと、視線を移すとローナたちのご機嫌ぶりにフェルが疑問を抱いている。
フェルが『どうしたの?』と聞き、サティが『さぁ?』と問答しているかのよう。
そういえば、最近はフェルたちにあまりかまってなかったな……なんだかんだでお留守番だったし……あ、首輪も外してないや。
「フェル、サティ、家に帰ってきたし首輪外そう。」
すっかり忘れていたので、首輪を外そうとフェルたちに話しかけながら歩み寄る。
「今までしてなかった分、窮屈だったろ。」
「クゥ?………ガウ。」
「………グル。」
そう言って手を伸ばすと、驚くことにフェルとサティは『別に外さなくていい』とでも言いたげに手から遠ざかった。
「あれ……?つけた時は違和感満載な表情だったのに……外さないのか?」
疑問に頭をひねりつつ、フェルとサティに問いかける。
「がう、がうがう!」
「グル。」
「そうか、そのままでいいのか……わかった。外したくなったら言ってくれ。」
「ガウ!」
「……グル。」
なにか心境の変化でもあったのだろうか?
フェルとサティは首輪をつけたまま普段通り寝そべっている。
「じゃあ、ブラッシングするか。」
「がう!くぅ、くぅん♪」
先日は出来ていなかったが、日課になりつつあるブラッシングをしようとブラシを取り出すとフェルが目を輝かせて俺にすり寄る。
期待に満ちた目と尻尾を振り回す動作が非常に愛くるしい。
「ブラッシングは好きかー!」
「オォーン!」
なんとなく、ブラシを掲げて言ってみるとフェルが軽い遠吠えで反応した。
別に教育した訳でもないのにこの反応だ。素晴らしい。
「よろしい!ならばブラッシングだ!」
「クゥ!………♪」
そうして、フェルのなめらかな毛をブラッシングしながら撫でていると
「……グル、グゥ。」
『次はわたしだ。』とサティが俺の背後に回り込んできた。
「おう、承知したぜ。マイティーガー。」
「……グル。」
俺が承諾の意を示すと、サティは満足げに座り込む。
《三ヶ国ぐらい言葉が混ざってますけどね。》
日本語って外国語との組み合わせも自由でいいよね。おおよその意味はわかるし。
《それでいいのでしょうか……》
言語って常に新しくなっていくからいいんじゃない?
平安時代の『をかし』も、現代の『エモい』とかそんな感じだろ?俺はすでについていけなかったけど。
《ついていけないならその理屈は通らないのでは?》
……あんまり細かいことは気にするな。嫌われるぞ?
世の中、大多数が『良い』と言うならそれでいいんだよ。常識って怖いね。
《……主様に嫌われるのだけは嫌なのでこれ以上は何も言いません。》
いい判断だ。
シュティとそんな会話をしながら、フェルのブラッシングを続ける。
「がうがう♪」
「はは、ご機嫌だな。」
鼻歌のようなものを歌う元気で可愛いフェルに思わず言葉が漏れる。
「……グル。」
すると、サティが同意するように鳴いた。
「あぁ、機嫌のいいフェルも可愛いな。
もちろん、ちょっと待ちきれない雰囲気を隠せてないサティもな?」
しかし、少しソワソワしているのがわかるくらいには普段より落ち着きのないサティを見て、思わず笑みがこぼれる。
「…………グルゥ。」
「あ、くすぐったい。尻尾ではたくのやめよう?悪かったって……う、あの、耳はマジで弱いから。」
俺が指摘した途端、サティは『そんな事ない。』と言いたげにジトッと目をすわらせて抗議してくる。
尻尾でフサフサと耳をくすぐられるのはかなり効く。
「グル……グルル。」
「あははっ!くすぐってぇよ!」
「グルゥ。」
普段から俺から触られてばかりだからか、今回は積極的にサティから触れてくる。
俺の反応を見て、サティが満足気なのは気のせいじゃない。
「オーライ、フェルはここまで。次はサティな。」
「がう……」
「グル」
サティからのスキンシップは嬉しいが、耳は本当に弱いので少し早めに順番を交代させる。
フェルが『えー?もう?』と言いたげな瞳をしているが、サティと違って寝る時も一緒なので我慢してもらう。
「サティの番です。フェルは寝る時も一緒だからな。少し我慢しましょう。」
「がう!」
すると、『わかった!』といった感じで元気よく返事するフェル。
「よーし、いい子だ。」
「くぅ♪」
頭を撫でてやりながら褒めると、機嫌よく声をあげる。
この子はワガママなのではなく、聞き分けのいい甘えん坊なので非常に助かる。
「ほい、サティさんこちら。」
「…グル。」
フェルとサティの位置を交代させ、ブラッシングを始める。
「んー、やっぱサティはデカいな。いや、フェルも大型犬サイズだけど。」
やはり、全長が5メートルとなるとブラッシングだけでも大変だ。ブラシも大きめのサイズを魔力交換で特注しているくらいには。
「不機嫌でも暴れないのが本当に助かるなぁ……家で暴れられたらどうなる事やら……」
そんな時、ふと思ったことを口にした。
「…グル?」
そうすると、サティが片目を開けて疑問の視線を投げかけてきた。
「いや、サティやフェルが家の中で暴れたら絶対家壊れるなぁってさ……」
「……グル。」
「あはは、ありがとな。」
問いかけに答えると、サティは『そんな事しない』と言ったかのように静かに鳴いて再び目を閉じた。
サティって基本クールだよなぁ……でも、しっかり甘えてくるのが可愛い。
そうして、穏やかな気分でブラッシングをしていると
「おにーさん、ご飯まだー?そろそろ時間だよー」
「そういえばそうね。」
「あ、もうそんな時間?じゃあ、区切りがついたら作る。」
二人の姫様から晩御飯の催促があった。
「さて、終わりっと……サティ、フェル今日はお疲れさま。普段と違う場所で疲れたろ。ゆっくりしてくれ。」
「ガウ。」
「……グル。」
「今日は何にしようかなーっと……」
そして、ブラッシングも終わり俺は晩御飯の献立を考えながらキッチンに向かった。
作者「のんびりした日常が書けるって素晴らしいね。もう最高。シリアス展開全部消したいくらい。」
隊長「と言いつつ、シリアス多めだから既にタイトル詐欺だがな。」
作者「気分でシリアスぶっ込んだのが間違いだった……よし、しばらく本編はのんびり&ギャグにしよう。私の精神の為にも。」
隊長「ちなみに、物語の展開予定は?」
作者「そんなもんないです。」




