閑話【神託】
【Code:706249……承認】
【コマンドプロトコル《偽正聖典》実行】
【起動……現実改変を実行します】
ーサンスクリード王国【首都】トラゴエディアー
とある城の一室に二人の男がいた。
「むぅ……」
ペンを片手に書類らしきものと向き合いながら唸る金髪の男。
「いかがなさいますか国王陛下。」
その横で静かに佇むモノクルをかけた白髪で老齢の男が丁寧な口調で唸る男に問うた。
「なぁ、これほんとに俺がやる必要ある?」
「あります。」
そして、王と呼ばれた金髪の男は口を開き、その事柄の要否を問うが、白髪の男はそれに即答した。
「……。」
「……はぁ、なんですかその恨めしそうな目は。陛下はまだ子どものおつもりなのですか。」
王からの抗議の視線を受けて、白髪の男はため息をつきながら『またか』と言外に意味を込めてそう言った。
「だってよ、めんどくせぇじゃん?一日中書類とにらみ合ってるとか気が狂うわ。」
「それもまた王たる者の仕事です。」
不満を漏らした王の言葉に白髪の男は冷たく言葉で一蹴した。
「あぁ、それと、かの御友人から預かっております御子息様は既に内政官の仕事を覚え始めております。」
「……真面目かよ。」
「陛下もそうして頂ければ幸いなのですが。」
呆れの視線で見てくる白髪の男に
「あぁ、はいはい、やりますよ。言われた通りにやりますよハンス宰相殿。」
王は嫌味たっぷりに口を開くが
「はい、それがよろしいかと。」
ハンスと呼ばれた白髪の男は満面の笑みを浮かべて答えた。
数十分ほどして、また王は静かに言葉を漏らす。
「……はぁ、盛大に魔法をぶっ放したい。」
「面倒な事しか起きないのでやめてください。それに、陛下が好き放題に魔法を放てば陛下の負担が増えるばかりですよ?」
それを聞いたハンスは苦虫を噛み潰したような表情で王に言った。
「ストレス発散したらストレスの原因できるってなんだよ……」
それを受けて王は頭を抱えながらそう言った。
「陛下が無駄に高威力の魔法をお使いになられるからでしょう。」
そんな王の姿を横目に淡々と意見を述べるハンス。
「今だけは自分の才能が憎い。」
「それは私への当てつけと捉えても?」
「勝手に解釈してろ。」
「はぁ……そんな事を言っていると、いつか貴族に足下をすくわれますよ。」
今度はハンスが額に手を当てて表情を陰らせる。
「こんなクソ忙しくてめんどくせぇ事しなくていいんなら、別に王座くらいくれてやるよ……けどよ……」
王は机に突っ伏しながら文句を垂れ流すが
「貴族は皆一様に陛下を慕っております故、その様な不敬な感情も抱くことはない、でしょうね。」
完璧と言えるほどの現状をハンスが肯定する。
「そうなんだよ……しかも、なんか怪しいなぁーって思った貴族とかいつの間にか潰れてたりするじゃん?」
「完全なる平和と秩序の世で素晴らしいと思いますが。」
「……実情を知っててそれ言えるってほんと凄いと思う。」
「なにぶん陛下の元教育係ですが故。」
王の呆れた口調に対してハンスは臆することなく言ってのけた。
王と宰相が、いつも通りの何気ない会話を交わしつつも執務を行う。
そんないつも通りの光景に少しの変化が訪れる。
「はぁ、国王辞めたい…………っ!」
つらつらと不満を垂らしながら筆を走らせていた王が、ふと、何かに気がついたように唐突に顔をあげた。
「どうかされましたか?」
「……いや、なんでもない。」
ハンスがそれを不思議に思ったらしく、王に問うが、王はそれに答えなかった。
「?、左様でございますか。」
–––コンコンコン!
それからまた少しして部屋の扉を叩く音が響いた。
「誰か。」
ハンスは高圧的な声で扉の向こうにいる人物に問う。
「近衛兵!アリシア殿下より言伝を預かって参りました!」
すると、扉の向こうから張りのある大きな声が聞こえてきた。
「よし、入れ。」
近衛兵の言葉を聞いたハンスは入室を促す。
「はっ!失礼致します!」
すると、甲冑に身を包んだ一人の男が部屋に入室し、二人の前に跪く。
「よい、ここは謁見の間ではない。立つ事を許す。」
それを見た王は威厳ある風格を漂わせながらそう言った。
そこには、つい先ほどまで文句を言いながら執務を行なっていた人物とはまるで別人のようだった。
「王直々のお言葉だ。立て、そして預かった言伝を伝えよ。」
「はっ!」
ハンスも王の言葉に続き、近衛兵は直立不動の姿勢をとる。
「アリシア殿下からの言伝は『なんだか嫌な予感がするから領地に戻るわ〜、子ども達の事は頼むわね〜、あ、それと馬車は使わないわ〜』との事です!」
そして、近衛兵は一言一句違えずにその内容を伝えたのだった。
「その旨、確かに聞き届けた。下がれ。」
「はっ!失礼致しました!」
近衛兵の預かった伝言を聞くと、ハンスはすぐに近衛兵を退室させる。
「……まさか、な。」
近衛兵が退室した後、王が真剣な表情で言葉をこぼす。
「何かお心あたりが?」
その表情を見てハンスも緊張した面持ちで王にたずねる。
「いや、最近になって何度かあった事なんだが……さっきもルイスの領地がある方面から何かデカい魔力を感じとってな。」
「……それはルイス辺境伯からの報告書にて『問題なし』との記述がございましたが。」
王の返答にハンスは少し前の資料を参照しながらそう言った。
「そりゃそうだろう。この国で最強の存在が問題あり、なんて言ったらどうなる?」
ハンスの言葉に王は笑いながら言った。
「……失礼致しました。」
「気にするな、それにアリシアが向かったんだ。あの二人が揃えば大抵のことは自力で解決するだろう。」
王は機嫌を損ねる訳でもなく、ハンスに笑いかけながらそう言った。
「それもそうですね……加えて移動手段は恐らく……」
「あぁ、多分『アレ』だろうな。」
その時、二人の脳内に浮かんだのは『絶対的強者』の姿。
「『アレ』を従えてるのなんてルイスくらいだろう。」
「間違いなくその通りかと。」
王の言葉にハンスも即座に肯定の意を示す。
「はぁ……でも、アリシアが嫌な予感とか言うの久しぶりだよな……あぁ、確実に面倒な事が起きるぞ……」
しかし、王は表情を暗くしたまま頭を抱える。
「……心中お察し致します。」
ハンスの表情もあまり明るいとはいえない。
「じゃあ国王代わって。」
「嫌です。」
そこで王はハンスにそう提案するが、彼は即座に却下する。
「……石頭め。」
「いえ、そんな事が言える陛下がおかしいのです。」
恨めしそうな目でハンスを見る王に対して、彼は毅然とした態度で答える。
「あぁ、ほんと誰か国王代わってくれねぇかな……」
「そんな事を仰らないでください。私が生きている限りは陛下は王座に在り続けて頂きます。」
真剣にそう呟く王に、ハンスも強く意思表示する。
「まったく……忙し過ぎるのが悪い–––ドンドンドン!!
そんな会話の中、執務室の扉を強く叩く音が響き渡り
「陛下!!緊急のご報告がございます!!」
矢継ぎ早に先程とは別の近衛兵が部屋に入り、跪く。その近衛兵は息も絶え絶えに、肩を上下に揺らしている。
「貴様!ここは高貴なる陛下の執務室であるぞ!不敬である!」
それに対してハンスは先程よりも高圧的な表情と声でその近衛兵を一喝するが
「ハンス、よいのだ。この者の様相を見るに余程の事態という事なのだろう。」
王はハンスをたしなめながら近衛兵の行動について許しを出す。
「陛下、出過ぎた真似を致しました事をお許しください。……王は貴様をお許しになるそうだ。即刻、報告せよ。」
王の言葉にハンスも大人しく引き下がり、近衛兵に報告の命を下す。
「はっ!度重なる不敬に対する寛大なる処置、感謝の意に絶えません!」
「よい。」
許しを得た兵は感謝の意を示し、報告の内容を伝える為に口を開く。
「申し上げます!大神殿からのご報告です!
『最上位神たる《博愛》《希望》《信仰》の三柱より、王を降臨の間に召喚せよ。』との神託が下りました!!」
そして、それはあまりにも唐突で重要なものであった。
「……。」
「なんと……それは一大事だ。ならば、貴様の先の行動にも納得できるというもの。許せ、私の過失だ。」
兵の報告を受けて王は目を瞑って黙り込み、ハンスは自らの発言の過ちを認める。
「差し出がましい我が身をお許し下さい!しかし!宰相殿は何も間違っておりません!」
しかし、兵は言葉をそのまま受け取らなかった。
「それは認めない。間違っていたのは私だ、貴様は何も間違っていなかった。」
「ですが!」
それを見かねた王は二人の仲裁に入る。
「ハンスがそう言っているのだ……お主に過失はなかった。それだけの話なのだ。ハンス、そうであろう?」
「はい。」
「ハンスもこう言っている。もうよい、下がれ。」
「はっ!寛大なる御心に絶えぬ感謝と忠誠を!」
兵が敬礼し、部屋を出る。
それを見届けた後、王が口を開く。
「……参ったな。最上位神全てからの召喚命令?なに?俺もうお払い箱?」
しかし、その言葉には力がなく、まるで風前の灯のように消え入りそうだった。
「いえ、流石にそれはないと思います……ですが、最上位神全てからの召喚命令など過去に例が御座いません。即座に神殿に向かうのが最善かと。」
ハンスも額に汗を流しながら王に進言する。
「だよなぁ……はぁ、嫌な予感って俺が召喚されることかよ……」
王はそう言いながらゆっくりと椅子から立ち上がった。
「……それだけならばよろしいのですが。」
「やめろ、本当にやめろ。」
ハンスの余計な一言に突き刺すような視線を送りながら。
ーサンスクリード王国【大神殿・降臨の間】ー
王城より大神殿へとやって来た王。
彼は一人で大きな扉の前に居た。
「うわぁ……俺だけ召喚って本格的にヤバいやつじゃね?」
王が一人でこの場所にいる理由、それは『降臨の間に一人で入るように』と最上位神からの神託でわざわざ指定されていたのだ。
そんな彼は目の前の扉を眺めながら疑問を口にする。その扉には触れることすら躊躇われるであろう華美な彫刻が施されている。
「ふぅ……行くか。」
王は一つ深呼吸してその扉へと手を伸ばし
–––ゴゴゴゴゴ……
ゆっくりとその部屋へと入っていった。
その部屋には何もなく、彫刻の施された扉とは対照的にひどく簡素なものだった。
降臨の間に入り
「尊き我らが三の御柱よ。
ケーニヒ・ワイズ・サンスクリード 召喚に応じ馳せ参じました。
我が声をお聞きならばどうかお応え下さい。」
中心部へと来た王は跪いて祈りの姿勢をとりながら誰かに話しかけるように言葉を放つ。
《よくぞ来ました。感謝します。》
《あら〜早かったわね〜》
《いらっしゃーい。》
すると、三つの声がどこからともなく響く。
一つは凛とした真面目な口調、一つはふんわりと優しい口調、もう一つは気の抜けたような脱力感のある口調。
そして、それに呼応するように三つの白い光の柱が部屋の中に差し込んだ。
さらに、その光が差し込んだ途端に部屋に強大な気配と独特の威圧感が部屋を満たした。それは、まるで水槽いっぱいに張られた水のように。
「我らが女神の御命令とあらば私はいついかなる時であろうとも馳せ参じる次第で御座います。」
ケーニヒは緊張から息が詰まりそうなのをこらえながらその声の主が誰であるかを把握し、顔をあげることなく発言する。
《あははー、べつにそんなに堅くならなくていいよー?》
《ほんとね〜》
《そうですね。しかし、その心意気は賞賛に値します。》
そんなケーニヒの姿に三つの声は意外にも肩の力を抜くように催促する。
「御柱の御前でその様な事は王国の恥と心得ております故、御厚意を無下にする我が無礼、どうかご容赦くださいませ。」
しかし、ケーニヒはそれに応えない。
《んー……まぁ、君がそう言うならいいかー》
脱力感のある口調の声がそう言うと
《それより〜、本題に移りましょ〜?》
《あー……それもそうだねー》
《まさか貴女に言われるとは思いませんでした。》
《あら〜、失礼ね〜》
優しい口調の声が本題へと持ち込むようにうながした。
「はっ、なんなりとお申し付け下さいませ。」
緊張のこもった声でそう言ったケーニヒ。
それに対して真面目な口調の声が召喚した理由を告げる。
《では、本題へと移りましょう。
簡潔に言えば。貴方を召喚したのはとある【大罪人】を王都まで【連行して】欲しいのです。》
「とある【大罪人】……で御座いますか。」
どんな理由で呼び出されたのか内心不安でたまらなかったケーニヒは意外そうな表情を浮かべる。
《うん、そだよー》
《はい〜》
彼の言葉に肯定の意を示す二つの声。
《故あって我らはその人物を【危険視】しています。ですので、その人物をここまで【連行し】てほしいのです。》
「なんと……我らが御柱にそこまで言わせるとは……承知致しました。して、その人物の特徴などはいかなるもので御座いますか。」
この時、ケーニヒの中で再び嫌な予感がよぎる。
なにせ、本来ならば人々に関わるのは下位神であるにも関わらず、その神々の頂点に君臨する三柱が突然口を揃えて『とある人物を連れて来い。』と言うのだ。
そもそも、最上位神が三柱揃って王に会うという時点で、既に異常事態と言っても過言ではない。
これで何もないはずがない。
《あー、それなんだけどねー、変な心配はしなくていいよー?居場所も名前も姿もぜーんぶわかってるからー》
「では、お伺いさせて頂きたく。」
そんなケーニヒの心情に関わらず、事態は先へと進んでゆく。
《はい、名前はタケシ・シミズ。特徴は黒髪と茶色目、身長は175cmほど。居場所は基本的には深淵の森・中心部ですが、リンドブルム領にも居る事があります。そして、近いうちに彼はリンドブルム領地・シュトルツの街に姿を現わすでしょう。》
「!?……それは誠に御座いますか。」
そして、今、ケーニヒの中でその予感は確信へと変わった。
《はい。そして、これは我らより貴方に下す勅命です。
その者をここに連れて来なさい、それも【慎重】にです。》
《絶対に君たちの方で殺したりしないでねー?》
《無理だと思いますけど〜、念のためね〜》
三つの声は彼に対して念入りに忠告する。
「っ、はっ!その使命、この国の総力を挙げて必ずや果たしてみせましょうぞ!」
冷や汗をかきながらケーニヒは力のこもった声で宣言する。
《あははー、ありがとねー》
《働き者ね〜》
《死にたくなければその者にはくれぐれも【細心の注意を払って捕縛するように】
では、私たちはこれで。》
彼の返答を聞き届けた三つの声は各々の言葉を放った後、光の柱が消えると共に威圧感と気配も霧散する。
「……。」
やがて、ゆったりと立ち上がったケーニヒはゆっくりと来た道を戻る。
–––ゴゴゴゴゴ……
扉を開けて降臨の間から出た彼は
「っ、はぁ!……はぁ、はぁ………」
緊張が緩まったことで詰まっていた息を吐き出す。
「なんて事だ……」
ケーニヒは青い顔つきでと降臨の間から離れ、ハンスが待機している所へと戻った。
「陛下、どのような……!?いかがなされました!?降臨の間でいったい何があったのですか!?」
戻ってきたケーニヒの様子にハンスもただ事ではないことを察して彼に駆け寄る。
「……マズい事になった。」
いまだ青い顔をして呟くケーニヒ。
「それは……いったい?」
ハンスもゆっくりとその内容を確認する。
「……御柱全てが口を揃えて『とある人物』を連れてこいと仰せだ。その者を王都まで連れて来いと……我らに……」
「……恐れながら陛下、それは想定よりもまだ比較的簡単な事なのでは?」
しかし、ケーニヒの言葉にハンスは少し肩透かしをくらったような気分で王に言葉をかける。
「違う……そうではない、問題はそこではないのだ……問題なのはその者の居場所と実力だ。」
そんなハンスの反応にケーニヒは目を見据えて事態の重さを伝えるべく口を開く。
「……お伺いしても?」
「深淵の森、中心部……つまり、世界樹のある場所……そして、その者は近いうちにリンドブルム領地のシュトルツに姿を現わすという……それを我らに連れて来いと。
しかも、御柱は我らではその者を『殺める事は出来ぬ』と仰った……死にたくなければその者を丁重に扱う事が必要である、と。」
「!?」
ハンスは驚きのあまりに声も出ない様子である。
「残念だが……これは本当だ。かの森に住まう程の実力者だという事も……」
優れない表情のケーニヒ。
それもそのはず、千年以上も昔に数年間にわたってアルラウネ討伐に出兵した数は記録上では全15万ほど。
しかし、死者・行方不明者・未帰還がその半数以上という大損害を被ったとされている。
そんな場所に住む者が並大抵の実力者ではない事はあまりにも容易に想像できた。
「なんということを……ともすると事の難易度は急激に高くなります……最上位神様方は何をお考えなのでしょう。」
そして、ハンスも真剣に考え込む仕草を見せる。
「恐らくだが……かの剣聖たるルイスですら殺める事は不可能と暗に示された事を鑑みるに……御柱が直々に『裁き』を下されるのだろう。」
ケーニヒは推測ではあれど自らの考えに疑いを持たなかった。その人物の実力や最上位神全てが最重要視するほどの事態を前提にすれば当たり前の結論なのだ。
「……では、なぜそんな危険分子をルイス辺境伯は『問題なし』と報告したのでしょうか?」
そこでハンスは執務室での事を思い出し、ケーニヒに問う。
「……わからん。だが、もし仮にそうするしかなかったとしたら?」
「……一大事ですな。」
そして、返ってきた推測は最悪の事態。
剣聖ルイス・リンドブルムとは国にとって最高峰の戦力であり、彼が剣聖の名を冠する理由にもなった『ある事件』においても国王と共闘した仲にある存在。
そんな存在が『問題なし』とせざるを得ない状況にあるという事は国にとっても十分な危機といえる。
「あぁ、これは国の存亡をかけた非常事態と捉える。城へ戻るぞ。非常事態宣言の発令と共にリンドブルム領地・シュトルツへの出兵準備を開始せよ。
『大罪人』タケシ・シミズをなんとしても捕え、我らが御柱の前にお連れするのだ!」
「はっ、全ては陛下のお言葉の通りに。」
馬車に乗りこんだケーニヒの表情はひどく険しく、王に相応しいと言えるものだった。
「クソ……アリシアの嫌な予感の正体はこれか……」
この時、彼らの認識に大きな勘違いがある事も知らずに……
運命の悪戯が彼らの歯車を狂わせていく。
【改変軸固定……完了】
【アンカー抜錨、介入解除】
【状況終了】




