11月29日に見た夢。
俺は知り合いの女の子2人と遊んでいた。
俺は夢を見させる能力や、足を遅くさせる能力を使い、女の子達と鬼ごっこをして遊んだ。
遊んでいるとレゴの怪物が現れた。
まさに化物。その大きさは都会のビル程もあるだろう。
俺は知り合いの男に会い言った。
「14年間眠らされていたんだ俺は」
俺は自分の身に起きた出来事を男に伝えた。
男は、そうだったのか、という風に頷く。
もしかしたら俺はあのレゴの怪物をやっつける為に、冷凍保存的な意味で眠らされていたのかもしれない、なんて考えた。
広い舗道を歩いていると、何か気配がした。
俺はとっさに軽くバックステップを踏み、初撃をかわす。
すると続々と俺の周りに俺を取り囲むように、悪そうな奴らが、やってきた。
「悪く思うなよ」
そいつらは言った。
俺は相手をするのが面倒くさくなって、道端にあった正方形の厚さ1センチぐらいのベニヤ板を使い、自分の能力を見せることにした。俺は縦横1センチぐらい正方形のアルミ素材の金属を、能力で生み出すとそれに僅かなエネルギーを込めて、それを空に放った。
その小さな金属はベニヤ板の上にゆっくりと降りると、静かに回転をし始めた。
ギコギコ。
初めはゆっくりと板を刻み始めたが、やがて回転は徐々に加速していく。
あっという間に、ベニヤ板は縦横の穴だらけになり、元の姿からは見る影もなくなっていた。
俺を襲おうとしていた奴は、それを見てどうやっても勝てないと思ったのか、俺を襲うのをやめた。
道端に牛がいた。
斜面に倒れていて今にも斜面に転がり落ちそうだった。
俺は指先に、力を集めた。具体的に言うならば元気だ。
牛は首の辺りを、鋭利な刃物か何かで切られていて、瀕死の状態だった。
俺は牛の首筋に、指先を当てた。
すると、首筋の怪我が一瞬で治った。
だが、牛はまだ死にそうだったので、何度かその行為を繰り返した。
牛はやがて立ち上がった。
知り合いの男が俺を眠らせた原因の謎が解明出来るかもしれないと言ったので、一緒に行動することになった。
男の運転で、車に乗り込んだ。
「あそこだ」
男が言った。
そこは駐車場だった。
家の下部分が駐車場になっていた。
「あそこにバックで車を停めるんだ」
男は言うと、バックで駐車場に向かって、車を入れ始めた。
建物の中に駐車すると、シャッターがガラガラと降り始めた。
そして完全に俺達は閉じ込められた。
すると男が車のキーを取り出した。
「これを預けるんだ」
言うと男は、車の窓から上に向かって、手を伸ばした。
車の上は鉄格子のような感じになっていて、それを見た家の男が、鍵を鉄格子越しに受け取り何処かへ去って行った。
しばらくすると、鉄格子が開かれ俺達は、家の中へと案内された。
その家で秘密を調べていると、家の住人が、
何処かへ行くと言った。家は勝手に調べてもいいらしい。よほど自信があるのだろう。
だが俺達はその秘密について、もしかしたらという予想があった。それは予感めいたものにも近いものだったかもしれない。
俺達のその予想は見事に当たった。
気づけばその家は、動き出していた。
その家は湖の上をゆっくりと動き出す。
そう、この家は船だったのだ。
気づけば、俺と男は車に乗っていた。
後ろから、追っ手が俺達に迫ってくる。どうやら秘密に気づいた俺達を抹殺しようとしているのだろう。
カーチェイスを繰り広げた末、ようやく追っ手を振り切ることが出来た。
目には大きな湖の光景が飛び込んできた。
今、俺達は橋の上を走っている。
橋の下には、たくさんの人がいて、俺達を見つめていた。
俺は歌手がライブでやるように、その人だかりに向かって、水をかけた。
「あそこの湖では殺人がおきたという噂があった。多分秘密をカモフラージュする為に流したデマだろう」
男が言った。
湖の側に来ると、力がみなぎってくるのを感じた。
俺達はいつの間にか、空を飛び湖の真上まで来た。
両腕を広げ、天使にでもなったかのような気分だった。
そこには、俺と男と、有名ロックバンドの歌手3人がいた。
俺は湖に真っ逆さまに落ちると、水の中へ潜った。
水は透明で、俺は湖の中で仰向けになり、水の外の光を見つめた。
俺は湖から上がると、能力が失われている時に襲われないようにと体を拭いた。
俺は今日ありがとう、と心の中で感謝した。




