表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

希求

作者: 中村がらん
掲載日:2025/11/18

次元を超えてほしいのだ。SKÅL.そしておやすみ。

わたしの眠るところは地球ではない

地球に寝かせて


そしてあの宇宙のなかに居させてほしい。

ああ、人間が忘れてるせいだ。


あの宇宙が存在する。自分が存在する。

他はわからないけど、自分はいる。


宇宙がある。


自分がいることは自分でしか本当はわからない。

あれも同じ。無から生まれたバグなのだ。

無がないことから生まれたバグなのだ。


天井のむこうがわ、自分と同じものが見える。

ああ私よ!あれこそが私なのだ!

gala。あのGala。

母よありがとう、エイメン。


私の生まれてきた意味はそれだ。


それは自分より遥かに大きく、遥かに小さい。


スタンドの光を灯す。

幾千の宇宙で、これは何事かと光を崇め、

神を崇める声がした。

「な エイメンといひそ。」


机を叩く。

幾千の宇宙で、大勢のものが潰れ、「いのち」が奪われた。それは残酷だった。

「あないみじ。」


そんな自分も、宇宙を構成する粒子のひとつであり、また集合だ。


「つぶつぶつをマクロすしゅーっマクロ、カチッ

ミクロ、地球。」


「y=x^4を微分するとy=4x。

...でも同次元の中では係数しか見えない。この世界は高次元なのか。本当の強さとはなんだ。

何なんだ。」


こう書いているのも全て物理現象。

脳内の原子を構成する宇宙。 

その集合の、原子のなかの人々の、

あの時の分岐の向こうの平行世界の。

行いを支配する物理現象の、結果。集積。

だから関係ない。

だから。でも。


「無がないことが存在しない世界」


ああ、地球に眠らせたまへよ。

「...ああ、この世界は何を構成する粒子なのだ?

やはり「次元の高い」世界の、この宇宙というクオークと同等のものの集積の水素と、

同様な酸素からできた水分子の

集合である水の一杯が、

グラスに入っているのだ、きっと。

この世では約180gの。あちらでも10molの。

あなたも同じ重さを感じるのか?


光る器から飲み干せよ、ビバンダム!

宇宙の質量分、次元の上がったこの 水を肚に落とし込め!

そして咽せ、吐き出せ。豪快にだ。

私をしてその星をうるおわしめん。

...次元に抗えるかは。」


水を一杯飲んで寝よう。

「この世界の高次元に乾杯!ヤーイ、低次元な宇宙のものどもめ!...これはまた、失礼いたしました。」

喉につっかえて吐き出した。

地球はうるおわなかった。あないみじ。


あの世の水の、甘きことを希う。

拙作をお読みいただきまして、誠にありがとうございます。短文で構いませんので、コメント、評価等を頂けますと幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ