付録:登場人物と用語解説
■亭羅野さん(ティラノさん)
ヒロイン。
肉食のティラノサウルス。でも肉は苦手。
昔はアパレル関係に勤めていて持ち家を持つまでに稼いでいたが、一念発起して警察になった。が、恐竜塊事件で警察を辞職。専業主婦になり、入間と事実婚。
控えめな性格。やるときはやる。
一人称は私
■入間マコト(イリマ マコト)
ヒロイン。
ヒト。1話時点ではニート。その後就活をしていたが専業作家へ。
恐竜の種類に詳しい。
一人称はボク。このことで昔いじめられていたことがある。外向きの時はわたし
対恐竜格闘術免許皆伝。
■泥野美言(デイノ ミコト)
亭羅野さんの友達(不良)
肉食のデイノニクス。
暴走族のリーダー。ネイルアートが好き。
肉食の友達が多い。一人称はうち。
恐竜小説家・泥野翔の孫
■泥野翔
泥野美言の祖父。
恐竜小説家。
深い洞察力と哲学を持ち、その鋭い爪で世界を描き出す巨匠。
知能強化手術を受けた経験がある。肉よりも文字が好き。
■捨古ツキコ(ステコ ツキコ)
ティラノさんの昔の同僚
草食のステゴサウルス。でも肉も食える。
とてもオシャレ。亭羅野さんとアパレルブランドを立ち上げたいと思っている。が、ディノパシーの陰謀に巻き込まれ逮捕された。
一人称はアタシ
■安部利(アベリ)
亭羅野さんの元上司(警察)
肉食のアベリサウルス。肉食協会関係を追っている。
人間の聴取は苦手。
■斗角(トカク)
人間のやくざ。
肉食協会と手を組んでいる。が、その実は恐竜を武器として利用し売買するために乗っ取ろうとしている
亭羅野さんに復讐しようとしていた。
一人称は俺。言葉遣いが慇懃無礼。
■狗社(クシロ)
新聞部の記者。
社会正義に燃えていた頃もある。が、ディノパシー事件を知ってちょっと再燃したらしい。
■鬼島(キジマ)
ディノパシーの研修生。として潜入して来た。
大手リクルート会社の社員でハラスメント問題を調査中
幼い頃、不注意で弟を亡くしている。
レクリエーションで石清水の秘密を握り、入間に秘密を握られる。
■石清水(イワシミズ)
ディノパシーの研修生。として潜入して来た。
厚生労働省の麻薬取締官。合成麻薬『PM-Dino』を追っている。
自傷行為が止まらずその一環として自身をサイボーグ化している。
レクリエーションで未鐘の秘密を握る。
■未鐘(ビショウ)
ディノパシーの研修生。として潜入して来た。
プログラマー(実家が寺だが、継ぐのを拒否している)
母親が麻薬漬けにされて亡くなっており、その復讐が目的。
手製の爆弾を飲み込んできていた。
レクリエーションで丑松の秘密を握る。
■丑松(ウシマツ)
ディノパシーの研修生。として潜入して来た。
組織犯罪対策課の刑事。ディノパシーと暴力団との関係を洗いにきた
レクリエーションで入間の秘密を握るが、即刻公開してる
恋人募集中。
(秘密が渡った順番:入間←鬼島←石清水←未鐘←丑松←入間)
■黒螺(クロラ)
ミクロラプトル。
忍者が好き。空を飛ぶ。
■原江(ハラエ)
タワ・ハラエ。
器用。
■亞里亞(アリア)
アルワルケリア。
野性味がある。
■辰己ケイコ(タツミ ケイコ)
映像会社の造形責任者として働いている
石清水に連絡先を渡し、その後結婚した
■蛇蝎みむる(ダカツ ミムル)
入間の師匠。
対恐竜格闘術および暗殺拳の使い手。
■レックス・ブランドー
ヨウム。
鳥類権利団体の代表。とても賢い。
■府寺喉彦(フテラ ノドヒコ)
プテラノドン。
国民的歌手。声が良い。
■アナ
卵から孵った新種。
一時的に亭羅野さんたちで育てることに。
□恐竜協会
最初は法改正を目論むだけだったが、テロリズムに染まりつつある。
表向きのかんばん『恐竜生活改善研究所』を使っている。
しかしディノパシーが検挙されてからなりを潜める。
□真・恐竜協会
ディノパシーが検挙された後にできたシンパ。
恐竜が社会の支配階級に立つべきだと主張する。
□恐竜塊事件
第三話でおきた事件。
大量絶滅の説のひとつ「共食」が引き起こした事件とされる。
□国際絶滅研究所
絶滅を研究している。
二十四年に一度、恐竜や人間に協力要請を出し「予言」を記録している。
□ライン
ライトニング・ブレインの略
超高速度コミュニケーションツール。
□スマホ
スマート・ホストコンピューター
複数PCの接続処理を可能にした高機能端末。
しかし、その機能を全て使いこなしているユーザーは少ない。
□白阿組
指定暴力団。
□充良組
指定暴力団。




