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真眼持ち

クラウンはうめくような声で言った。


「二つ、問題がある。」

「何?二つも?」


ありすは呆れてあんぐりと口を開けた。

美人だからなんだかんだ言ってそれも絵になる。クラウンはもう一度席に着き息を整えた。


「一つは、もう区長は死んでいるかもしれないこと。一つは、生きていたとしてこちらの提案を飲まなかったら、という事だ。」

「し、し、死んでるかもって!半殺しにしたの?どういう神経してるの?こわっ。ヤバッ。」


ありすはまるで汚いものを見るような目つきで、クラウンに向かってしっしっと手を払う。


「殺してない!『盟約の儀』の誓いに反したら首が飛ぶだけだ。」

「首が飛ぶだけって、、、、それに何よ、盟約の儀って。中二病なの??何かの呪い??イカレてるわ、こわっ。ヤバッ。」


ありすはさらに椅子を動かして露骨に距離を取った。


「呪いじゃない!あの場合は仕方なかったんだ!お前が死にかけてて、治せるのはこの男しかいなかった。だから『盟約の儀』で区長を縛り付けた。俺が戻るまで誰も屋敷から出すなと、そう命じたんだ。」


クラウンが言う“この男”はボーっと天井を見ている。


「じゃぁ、もし使用人なんかが逃げ出してたら、、、、、アウト?」

「、、、、、、そうなる。」


ありすは最悪のシナリオしか思い浮かばず頭を抱えた。


(絶対に死んでるやつじゃん。もうサイアク。お屋敷が混乱状態の中、逃げない人なんている?逃げ出さなくても誰かに助けを求めに出て行った時点でダメじゃん。もう何てことしてくれたのよ!)


うなだれるありすにさらに追い打ちをかける声がする。


「もう一つ問題がありませんか?この状況を作れるのは私だけですよ、お忘れですか?」


“この男”ユージーンはにんまりと笑ってクラウンを見つめた。


「だったらお前も一緒に来い。」

「私が快諾するとでも?」


美しいのにぞっとするような笑いだった。

間髪入れずにクラウンが吠える。


「王になれるように協力すると約束しただろう!あれは出任せか?」

「具体的な協力案を却下したのはおぼっちゃんでしょう?私には動くなと、そう言いましたよね?」

「直接王家に手を下すなという意味だ。」

「でも“お前の好きなようにやっていい”って言いましたよね?私からすれば、区長が死のうが懐柔出来ようが出来まいが、最終的におぼっちゃんが王になれればどうでもいいことです。面倒くさいことは嫌なんでお断りですよ。もう今までに何度もお願いを聞いてあげてますしね。」


苛立って今にも飛び掛かりそうなクラウンと相手を小ばかにしたような態度のユージーン。

まるで子供の喧嘩のような言い合いにうんざりとしたありすは右手でノックするように机を叩いた。


「あんたたち、いい加減にしなさいよ。クラウンも頼み方ってのがあるでしょう?横柄な物言いは敵しか作らないわ!もっと丁寧にお願いしなさいよ。それにユージーンもユージーンだわ!大人なんだからそこは折れなさいよ。ホント性格も見た目も中身も真っ黒でサイテーね。どこをどう見ても黒塗りされたみたいにまーーーーーっ黒!!そんなんだから――」


話の途中でありすが動かなくなった。

息が出来ないのか口をぱくつかせている。当然のことながらありすの頭の中ではあのSE音が連打されていた。


「、、、アリス、君はどこまで見えてるんだ?」


深くしみわたるような低い声とともにユージーンの眼差しがありすの瞳を射抜く。

蛇に睨まれた蛙というのはこのような状態を指すのだろう。ありすの額には汗がにじんでいた。口からは泡を吹いている。隣のクラウンも身体のしびれや皮膚がひりつく感覚を覚えた。


「こ、殺す気か!ユージーン!!」


クラウンはかろうじて動く左手で拳を作り、机を叩いて叫んだ。


「おっと、失礼。ついムキになってしまったようです。でも無意識とはいえ、おぼっちゃんに向けて放ったわけではないですし構わないでしょう?どうせ貴方は何重にも加護がかけられているんですからこれくらいの殺気で死にはしないでしょうし。」


ユージーンは優雅に足を組みなおしてゆっくりと背もたれに背中を預ける。

話しながらもありすからは目を離さなかった。ありすの中の何かを見ている。金縛りから解き放たれたようにありすは椅子の背もたれに打ち付けられた。真っ赤な顔をして肩で息をし口を拭っている。ありすの脳内のあの音も次第に間隔を空けて、そして消えた。


「はぁはぁはぁ、いったい何なのよ!!毎回毎回いきなり人の身体で実験して!もう本当に嫌いになるからね!」


いきなり窒息させられたありすはまたいつものユージーンの行き過ぎた“ちょっかい”だと思っているようだ。

その様子を見ていたユージーンはすっと目を細めてクラウンに言った。


「なるほど、そういう事ですか。おぼっちゃん、区長の屋敷までついて行ってあげましょう。その代わり、今少し時間をもらえないですかね?」

「何がわかったんだ?どういう事だ!」


食い下がるクラウンを無視してユージーンはスッと立ち上がり手を叩いた。

何が起こるのかわからない二人はじっとする以外に何も出来なかった。





「失礼いたします。お呼びですか、支配人。」


ノックして入ってきたのは、中庭でありすにコーヒーを持ってきた給仕だった。

ユージーンに近づく際にありすをひと睨みする。明らかに敵意が感じられた。ありすは未だ何故この給仕が自分を嫌っているのかをわかっていない。


「すまない、ジェームス。お客様に私の身なりについてお叱りを受けてしまってね。ご気分を害してしまった私ではわかり兼ねるので、信頼のおける君を呼んだんだよ。君に私はどう見えるだろうか。おかしなところがあれば遠慮なく指摘してほしい。」


本当につらいという表情のユージーンを見てジェームスは無言でありすを睨んだ。


(ちょー、なんで私を睨むのよ!なんか私が悪者になってるじゃない!)


ぎこちない笑みを返すありすに軽蔑の視線を送るとジェームスはユージーンに向き直した。

そして視線をユージーンの足元に落とし、ゆっくりと観察する。

靴、ズボンの裾、プレスがよれてないか、そして何故か股間を凝視した後にベルト、手袋、袖口、襟元へと視線を移してゆく。


「何もおかしなところはございません。いつものように完璧でございます。」

「そうか、、、、。では髪や目の色がお気に障ったのだろうか?」


ユージーンは伏し目がちに悲しみを匂わせる。

まるで儚げな少女のようだ。ジェームスはもう視線だけで殺せるのではないかという勢いでありすを睨みつける。たまらなくなったありすはそれとなく視線を外した。


「何をおっしゃいますか!秋の小麦畑を思わせるような黄金色の髪、その瞳はエメラルド。でも光に当たるとペリドットのように淡く輝き私を天に導く、、、、」


ペラペラと詩人のように語り出したジェームスは自分の世界にトリップしている。

クラウンもありすも少しずつ頬が引き攣ってきている。ある種の拷問とも言えなくもない。


「あぁ、わかりました。もういいですよ、ジェームス。私が気にしすぎていたようです、ありがとう。もう下がっていいですよ。」


ユージーンがジェームスの肩にそっと手を置くことにより経典のような賛辞の言葉が止んだ。

よくもまぁそんなに美辞麗句が並べられるものだと吐きそうになっているありすを横目にジェームスはぶるっと震え恍惚の笑みを浮かべていた。


「それとコーヒーのお代わりをエイミに用意させてもらえますか?」

「はっ、はい。かしこまりました!」


ジェームスは夢心地のまま回れ右をしてドアに向かっていく。

ちらりとありすを見るジェームスはマウントを取ったかのように得意げに笑っていた。




次にエイミという給仕が来て、特に会話もなくクラウンとアリスにコーヒーを入れた。


「エイミ、料理長を呼んできてくれますか?お客様がたいそうお食事を気に入ってくだいましてね、直接お話されたいそうです。」

「はい、かしこまりました。」


エイミは丁寧に頭を下げるとそのまま部屋を出ていった。




続いて入ってきたのは、車いすに乗った料理長とそれを押す給仕だ。

ありすは一瞬真顔になったが直ぐにいつも通りの営業スマイルに戻した。


「いやぁ、こちらのお客様ですか?私の料理を褒めてくださったのは。」


入るなりガハハと笑い、勝手に話しだしている。

“こだわりがあります”的な頑固おやじの典型だ。元気はいいのだが制服から覗く腕や首はかなり瘦せ衰えている。声の割りには歳を取って見えるのはそのせいだろう。


「料理と言っても、まぁ、こんなんだし味付けと盛り付けくらいにしか口出し出来ないんですがな!」


またガハハと笑って自分の足を指差した。

車いすだからと言いたいのだろう。ひとしきり自慢話をして帰っていった。




「で、アリス嬢、どこまで見えたかな?」


ユージーンは心底楽しんでいるように笑っている。

テーブルに寄りかかり手をついて、座っているありすを見下ろした。


「あんたの三文芝居しか見えなかったわね。あんなのだったらエキストラも無理よ。」


ありすも負けじと意地悪そうな笑みを浮かべる。

まるで二人の視線がバチバチと音を立てているようだ。ユージーンはありすの向かいの椅子に座り机に肘をついた。


「アリス嬢、どこまで見えたかな?」


笑みを絶やさずありすの顔を覗き込むように尋ねる。

愛おしいものを見るような優しさの溢れた眼差しだ。このゲームの主人公と言っても過言ではない程の存在感と美しさを放っている。


「ふ、ふん!さ、最初の男があんたに向かって射精してたわ、男からも好かれてるのね。」


何とか嫌味ったらしく言って反撃したが既にありすの顔は赤らんでいた。

もじもじと落ち着きがなく視線を彷徨わせている。まともにユージーンを見ることが出来ていないようだ。


「アリス嬢、どこまで見えたかな?」


ユージーンはさらに甘やかすように、愛を囁くような色気のある声で尋ねてくる。

イケメンの破壊力はすごかった。なんとか持ち堪えていたように見えたありすだが、思考がショートしたように突然固まってしまった。いくらありすの中で嫌な男ナンバーワンでもテーブルに身体を乗り出して迫ってこられてはひとたまりもなかった。元々顔は好みドストライクなのだ、仕方ないだろう。


“ゴツン”


ありすはいきなり突っ伏しておでこを机にぶつけた。

まるで電池が切れたおもちゃのようだ。プスプスと音を立てているようにも見えなくはない。慌てたクラウンはありすの肩を抱え顔を上げさせている。

ありすは自分の不甲斐なさを呪った。酷い事をされてもなお自分好みのイケメンに対してはこうも抵抗力がないのかと。


「おい、ユージーン!また何かしたのか?!」

「いいえ、何も。」


クラウンからはありすの髪が邪魔をして彼女の表情が見えない。

正面のユージーンは勝ち誇った悪い顔でありすを見つめている。


「、、、、ほっんと、あんたムカつくわね。無駄に顔面偏差値高いんだから。」


ありすはむすっとして赤い顔のままユージーンをひと睨みすると、またそのまま机に伏してぽつりぽつりと話し始めた。


「、、、、最初の給仕は魔族よ。」


ユージーンはありすが明らかに自分を意識していることに満足しつつ誘導を始めた。


「なぜ、そう思うんですか?」

「耳は尖ってるし巻き角が二本で、私みたいなひょろっこいしっぽがあったからよ。獣人やリザードマンみたいな亜人ではないでしょ。」

「それで?」

「はー。急所は心臓と股間。」

「どうしてわかるんですか?」

「私、急所が赤く見えるのよ。だから。」

「他には?」

「あんたのことが好きみたいね。射精したのも事実よ。でも女とも寝てるわね。」

「どうして?」

「背中に引っかき傷があったもの。あんなところにうまい具合につくなんて、それしかないでしょ。まぁ、漫画とかドラマの世界でした見たことないけどね。」

「目視してませんよね?」

「急所もそうだけど、痛いとこ?んー、なんて言えばいいのかしら、悪いところ?みたいなのが青く見えるのよ。」


ほぅと感心したユージーンの瞳が縦に細長くなる。


「それで?」

「あの男は終わり。次の女性は人族ね。急所はまぁだいたい心臓。肺が青かった。でも給仕をしているから結核とかうつる病気じゃないでしょうね。三組目の女性も人族。悪いところは無いわ。でも、、、、、」


ありすが突然体を起こした。

意を決したようにユージーンの目を見る。もうありすの顔には照れは見られない。


「あれはただの“骸”よ。アンデッドでもないわ。急所も核も何もないもの。」


クラウンはまさかというような表情だ。

魔族も亜人も人族のように見せているのだろうとは勘ぐっていたようだが、骸と言われてギョッとしたようにユージーンを見ている。


「おそらくあんたが操ってるんでしょうけど、あれを作ったのもあんたでしょ。」


ありすは軽蔑するような眼差しでユージーンを非難した。

何のことやらという感じでユージーンは肩をすくめる。相変わらず不気味なまでに美しい笑顔だ。


「あれは朽ち果てた人間のなれの果てじゃないわ。どんな小さな骨も欠けることなく存在しているもの。いわば理科室の骨の標本ね。意図して作られた紛れもない本物の骨。じゃぁ、どうすればあんなに綺麗に出来るの?どうせ何の罪もない人を捕まえてご丁寧に肉を溶かしたんでしょ?やってることがえげつないのよ!」


そう言い切ったありすは更にユージーンを睨みつける。


「そんなことより、それを操ってる私はどう見えているんですか?」


ユージーンは骸の話など微塵も興味がないのか、つまらなそうな表情でありすに尋ねた。


「金髪だなんてとんでもないわ。出会った時から黒髪よ。目だけは血のように赤いわ。自分の興味があるときにだけ瞳に金色が混ざって縦に細くなる。あんたの中身も骸と同じで真っ黒よ。何も見えないわ。」

「じゃぁ、私も誰かに操られていることになりませんか?」


急にニコニコしだしたユージーンにありすはより一層嫌悪感を抱いた。

ありすは確信している。明確な意思を持って蠢いているこの黒い影が操られている訳がないと。更に後ろに誰かいるように見せかけて惑わせようとしているのが見て取れるからだ。


「それは絶対にないわ。骸の黒とは全然違う。あんたを見てるとその黒に飲み込まれそうになるの。深淵に引きずり込まれそうな感覚よ。もっと他の何か見えるようで、よく見ようとすると更に深みにはまっていくような、、、、。」


ありすはハッとした。

あまりにもユージーンを見つめすぎたのだと悟った。冷や汗が流れる。ごくりと生唾を飲みこんだ。


「いやぁ、今ようやくはっきりしましたよ、おぼっちゃん。アリス嬢は真眼持ちだ!リンゴンの宿を出るときにおぼっちゃんに言いましたよね?アリス嬢について確認出来たら話すって。それがこれです。本当に珍しい。生きているうちに真眼持ちに出会えるなんて奇跡としか言いようがない!まぁ話の途中、理解不能な言葉が出てきましたけどそれはアリス嬢だからということで。」


ユージーンは珍獣を発見したかのようにありすを指し示している。

いつもの落ち着いたユージーンとは違い少しテンションが高めで少年のように生き生きとしていた。


「おい、ちょっと待て、“シンガン”って?」


急な展開にクラウンはついていけず慌てふためく。

今まで見たこともないようなユージーンの喜びように違和感しかない。


「真実を見極める眼です。心の眼ではありませんよ。平たく言うと幻術が効かないっていう感じでしょうかね?どんな手を使っても絶対にばれてしまうので彼女をだます事は出来ません。この私ですらです。おぼっちゃんは行く先々で私の違う姿をご覧になっているでしょうが、彼女はおぼっちゃんが最初に会った私の姿が見えているんですよ。」


ユージーンがありすを見てウインクする。


(“ね♪”みたいにされても、騙されないわよ。どうせ腹黒の真の姿はそれじゃない。食えない男ね。)


ありすはジト目でユージーンを眺めた。

料理長の骸の件もきちんと話してもらっていないことから、ありすは色んな意味で納得がいってない。真実を見極める眼をもってしてもユージーンは謎に包まれたままなのだから。


「ですから相手の正体や急所や弱点なんかはアリス嬢が全部教えてくれますし、もちろん罠の場所や種類なんかも全部わかっているはずですよ。」


ユージーンはにっこり笑ってありすに手を振る。

ありすは苦虫をかんだような顔になった。


「ニコッじゃないわよ!あんただってそれくらいの事わかるんでしょ?だいたい怪しすぎるのよ、真っ黒っていうのが!あんた自身が故意に黒塗りにして正体を誤魔化してるんじゃないの?それにあの骸は何?それから何でクラウンは色んな姿のあんたがわかるのよ!」


収まりのつかない気持ちを一気に吐き出したありすは両手をぶんぶん回して抗議する。

そんなありすに近づいてユージーンは宥めるように抱きしめた。


「それは、おぼっちゃんには私が認識できる魔法をかけていますから当然です。骸の事や私の事が知りたいのでしたら今夜ゆっくりと教えて差し上げてもよろしいのですよ。」

「ひゃっ!!」


耳元に息まで吹きかけられたありすは茹だって硬直してしまった。

さすがに襲われているのではないのだから動じないわけがない。ありすはとことんこの男のルックスには弱いようだ。クラウンが強引に二人の間に割って入る。


「ユージーン!お前はどうしてそんなにコイツに密着するんだ!やめろ!」

「そう言うおぼっちゃんも抱きしめてるじゃないですか。どうです?アリス嬢は柔らかいでしょ?」


ユージーンが妙な手つきをしていやらしく笑っている。

それを見て赤くなったクラウンは思わずありすを突き飛ばしてしまった。ありすはこの世界に来てからもう何度目の尻もちになるだろうか。尻もち大王の二つ名がついてもおかしくはない。

ありすはクラウンにぶつぶつ文句を言いながらもユージーンの回答には釈然としていなかった。


「魔法が当たり前ならどうして私は魔法が使えないのよ!」

「さぁ、どうしてなんでしょうね?稀有な存在なんじゃないですか?」

「珍しいで片付けないでよ!私にとっては死活問題よ!!」



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