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もう殺してよ

噴水の音しかしない静まり返った広場。

違和感だらけの街。先ほどまで視界に入っていた人々は何処に行ったのか。気が付けば腹黒と二人だけの世界になっている。マズい。また何かされるのではないだろうか。

目の前の腹黒は楽しそうにこっちを見ている。


「さぁ、アリス嬢、早く抜いて見せてください。」


両手を広げたヤツの口元はいやらしく歪んでいる。

ここで抜いたら何かが起こってしまう気がしてならない。かと言って拒否しても状況は変わらないだろう。


「どうしてそこまで私に刀を抜かせたいの?宿屋に戻ってからでも問題ないでしょ?」


一応右手で柄を持ち身構えた。


「ちゃんと戦える剣かどうか確認しないと困るんですよね。」

「刀が抜けるか確認するだけだからね!」


親指だけでなく人差し指も鍔に添えて鯉口を切った。

カチャリと音がする。ほぉと感心するような顔の腹黒が見えた。


音を立てたくなければ親指を鍔の内側において鯉口を切る所謂“かくし切り”がいい。

でもここは音を出して開いたよアピールをした方がいいだろう。何故こんない詳しいかというと私は昔から時代劇が大好きで殺陣を習いに行きたいくらいだったからだ。今だと色々な動画が上がっているから刀の抜き方なんかお茶の子さいさいというわけなのである。


「ほら、抜けるでしょ。もういいわよね。」


そのまま鞘に納める。

だが何かあるような気がして右手は柄から離せなかった。親指は鍔の内側に置いたままにしている。腹黒はあの瞳で真っ直ぐ私を見つめたままだ。また私の中の何かを見ているのだろう。


「抜刀しないんですか?使い物にならない駄剣かもしれないですよ。」

「宿屋に帰ってからでもいいはずよ。」

「はぁ、面倒臭いお嬢様ですね。そんな事では試し斬りが出来ないでしょう。」


試し斬りって何なのよ!

腹黒が左手を宙にかざした。その部分がまるでブラックホールのようになり、そこに手を突っ込んでいる。まさかの異空間収納ボックスか?私のポーチより全然いいではないか。どんな大きさでも入れたい放題でズルいではないか!

そのまま腹黒は紫檀色のまがまがしい剣を取り出した。

異空間収納にもっと大興奮したいのだが状況が悪い。これは絶対に斬りかかられるシチュエーションだ。


「さぁ、刀とやらを抜いてくださいよ。使えない剣だったらあなたの命は保証できませんよ。斬り殺されたいんですか?」


腹黒は剣を構えた。

しかしながら殺意の欠片も感じられない。そりゃそうでしょ、身内同然の人間を殺すわけがない。


(そんな脅しには乗りませんよ~。)


余裕をかまして降参のポーズを取った時、頬に何かが流れた。

何だろうと思い、手でゴシゴシ擦ってみた。痛い。ズキズキする。掌には真っ赤な血が付いていた。頬が結構パックリと裂かれていた。


「ええええええ!!!!嘘でしょ!?」


掌の血と腹黒を交互に見た。

腹黒の剣先には私の血が付いている。理解が追いつかない。


「アリス嬢が本当におぼっちゃんとパーティーを組めるのか確認しなければなりません。足手まといになられては困るのでね。貴女はどうして戦いを選ぶのですか?中途半端な腕前なら安全な娼婦でよくないですか?時には襲われるかもしれないですし、命を狙われるかもしれません。逆に相手の命を奪わなければいけないかもしれませんよ。先のダンジョンでも苦い経験をされてますよね。死ぬかもしれないんですよ。その点娼婦は気持ちよくて楽して稼げます。私はアリス嬢の事が心配なんですよ。」


腹黒は本当に困っているような悩ましい顔つきをしている。

どこまでも娼婦推しなのか!ソロではないからそんなに窮地に立たされる場面はないと思うし、命を狙われるのなら王子様のはずだ。毎度毎度チャンバラが行われるとは考えにくい。魔物ならともかく、会話のできる相手なら話し合いで解決することもあるだろう。せっかくのRPGなんだから冒険がしたいというのもある。

そもそも最終目的は模擬戦のはず。模擬戦・・・で死にはしないでしょう。


「身体を売るのが嫌だからに決まってるでしょ。それに話し合いで解決できることもあるわ。」

「話し合いね。ではあの冒険者とはどうして話し合いで決着をつけなかったんですか?どうして殺したんですか?」

「それは、、、。話を聞くような奴等じゃなかったし、あの時は考える余裕なんて無かったのよ。そんな悠長なことしてたら私が反撃されて殺されてたかもしれないじゃない!」


そうだ、あの時は話し合う余地はなかった。

殺らないと殺られる、そういう状況だった。クラウンだってグリフィスの首を落としている。今後そういう状況に追い込まれたら私は相手を殺してしまうのだろうか。こっちの話を聞かなかったら殺してしまうのだろうか。相手を理解できなければ惨殺してしまうのか。


「とにかく足手まといになるつもりはないわ。だからあんたとやり合うつもりもないの。仲間でしょ?意味がないわ!」

「仲間ですか。ではもし私が裏切り者だとしたらどうします?私と話し合いをしますか?聞く耳を持たず襲い掛かってきたらどうするんですか?また同じように殺すんですか?」


腹黒は剣の先を私に向ける。

同じように殺す?殺しを連呼しているが何が言いたいのだろうか。まるで私が誰彼構わず無慈悲に殺すみたいな言い方だ。違う、あれは明らかに向こうが悪いから切羽詰まっての行為なのだ。悪を裁いて何が悪い。

それに現実世界でならこんなことはあり得ない。

体育の授業で剣道があったが竹刀を相手に打ち込むことすら私は出来なかった。ゴリラ教師にかなり怒られたのは懐かしい思い出である。甘い考えかもしれないがそんな私がいくらゲームとは言え、顔見知りに対して本気で殺そうなんて思えるはずがない。

それに“もし”なんて言われたら腹黒が裏切っていないと必然的に頭で処理してしまう。だから刀を抜くつもりはない。

紫檀色の剣先を見ながら黙り込んでしまった。


「剣士だと決めたのならさっさと抜いて構えてくださいな。今回は動けなくはしませんのでどうぞご自由に。」


あの拷問の時のことを言っているに違いない。

どうやら腹黒の方は本気のようだ。脅しだけならこんなに深く斬りつけないだろう。しかし誘いに乗ってしまってはいけない気がする。あくまでも冷静に対処しなければ相手の思う壺だ。腹黒はどうしてそこまでして私に剣を抜かせたいのか。執拗に煽ってくるのは何故なのか。


普通なら腹黒に対して憎しみと恐怖を感じここでケリをつけるのだろうが、こんな状況でさえ私はその感情が湧かない。

せいぜい“めっちゃ嫌なやつ”くらいなのだ、顔は超タイプだし。さんざんあんな目に遭っておきながらも本気で殺したいとまでは思わない。ムカつくことだらけだが普通に接することが出来るのだ。星付きの【順応】スキルのせいなのか、ゲーム上の仲間補正が働いているせいなのかはわからない。


「ハンデを付けましょうか。私は左手だけで戦います。そうですね、力も一割程度に抑えましょう。アリス嬢が着いてこられるようなら徐々に解放します。私を殺すことは無理だと思いますので、一度でもいいから当ててください。それが出来なければ足首を斬り落として娼婦になってもらいます。いいですね?」


腹黒は剣を左に持ち替え右手はポケットに仕舞った。

黙っている私をよそに勝手に話を進めている。力量を見るというより娼婦にしたがっているように思えてならない。やはりそれが狙いなのか。でも何故そこまでするのか分からない。

本当に嫌なやつだけど真剣に刀を向けるほどではない。まだ抜刀するのをためらっている私を見て腹黒が動いた。


“ガチーーーンッ”


咄嗟に鯉口を切り紫檀色の剣を防ぐ。

一瞬の出来事だった。バックステップで距離を取り自分を落ち着かせる。


「いい反応ですね。私の血を飲んだだけのことはありますよ、素晴らしい。」

「今なんて言った?血を飲んだ?前にも聞いたことあるけど、どういう事よ。」


質問しながらもまた距離を取る。

身体が勝手に反応しただけで自分の意思とは思えない。これがまぐれなら次はない。


「そのままの意味ですよ、私の貴重な体液を飲んだんです。超魔的な身体能力になってるでしょ?もう気が付いてますよね。だから実力が伴わない危うい強さなんですよ。」


確かに、確かにだ。

もうチートじゃないかと思うくらいに私は全てが凄いのだ。スタミナはないけれども!


「どうしてそんなもの私に飲ませたのよ。」

「そうですね、成り行きですね。何となく面白そうだったのもありますけど。でも今ではちょっと後悔しています。」


後悔してるんかい!

そんなしょーもない理由で謎のウイルスのようなものを投与しないでほしい。正にあのゾンビゲーではないか。終いには人間の原型を留めてないなんてことにはならないだろうか。あ、私は魔族だから人間ではないか。いや、そんな事ではない。自我が保てなくなったりしたらそれこそ大問題だ。怪物エンドは避けたい。


「大丈夫です、副作用なんてないですよ。それよりも私が後悔しているのは貴女の覚醒を侮って血を分け与えてしまった事です。最初に魂を舐めた時に気付くべきでした。貴女の保有スキルはユニークなものが多い。そして根本的に我々の知るものとは成長の仕方が異なっているんです。他の王子の手に渡ってしまえばその身体能力と相まって相当厄介ですから私としては今のうちに足を斬り落として娼婦にしておきたいんですよ。」


魂を舐めたって何?

他の王子の手に渡るってどういう事?


「意味は分かんないけど今の状況はわかったわ。つまりあんたの不始末の対処法が私を物理的に動けなくするって事よね。あたかもな理由をつけて私をパーティーから外して娼婦にしたいんでしょ。だったら、もう殺してよ。一瞬で首を刎ねてちょうだい。娼婦はお断りだし、じわじわと息の根を止められるのも嫌だもの。あんたなら出来るでしょ。」


腹黒を睨みつける。

何度も言うが死ぬのは怖くない。苦しんだり痛いのが嫌なのだ。さすがの星付きの【順応】でもそれは感じなくはならない。だから一瞬で殺してほしいのだ。これは自殺にはならないはずだから、すぐに現実世界に戻れると思う。そう考えると随分と気が楽になった。


「なるほど、やはり死に対する恐怖も無くなってましたか。生に執着しない者がこの上なく厄介なのは相手を屠るだけの殺人鬼に成り下がる時だけです。でも貴女は違うようだ。死んでもいいと思うのなら何故抵抗してきたのです?矛盾しませんか?」

「だから一瞬で殺してほしいって言ってるじゃない!レベルの低い奴等がそんな芸当出来るなんて思ってないわ。苦しんで死にたくないの。」

「変な信念がお在りのようですね。圧倒的な差がないと死を受け入れませんか。それはそれで面白い。では貴女がどれ程のレベルなのか見て差し上げましょう。その方が貴女の指針にもなりますよね?もちろん殺しません。だからって手を抜かないでくださいよ。そう見て取れた場合は容赦なく痛めつけますし娼婦確定です。さぁ、全力でかかってきてください。」


どうしてそうなる!

私の発言が腹黒に変な火を点けてしまったのか逆効果になってしまった。どう考えても腹黒の方が強い。私に勝ち目はないのだ。だから殺してとお願いしているのに。全力を出して刺し違えてでも刀を当てないと結局娼婦にさせられてしまう。どの道、痛いのは確定だし安楽死エンドは潰されてしまった。


柄を握る手に力が入る。

娼婦全力回避のため腹黒の動きに全ての集中力を注ぐ。私に戦う意思を感じたのか、腹黒から動いてきた。





「避けてばかりですが、戦う気はありますか?」


もう腹黒の剣筋が早すぎる。

ドナシアンの比ではない。たまに私を誘うように大振りをしているようだが、クソ真面目に突っ込んでいけば切り刻まれるだけだろう。間合いを読みながらなるべく腹黒の攻撃パターンを分析しているのだが、どれくらいの時間避け続けていられるかわからない。


腹黒は左手で剣を持っているだけあって、右上から左下へと斬り下げることが多い。

何度か攻撃に転じたり腹黒の剣を受けたが力の差がありすぎてすぐに飛び退いてしまった。その度にかなりの傷を受けている。防刃耐性が聞いて呆れるわ!もうかなり息が上がってきて足取りが覚束なくなってきている。正直ヤバい。

私のスタミナのことも考えてチャンスは一度きりのはずだ。攻めあぐねて逃げてばかりだと思わせてからの反撃しかない。


腹黒も最初のうちは楽しんでいるように見えたが、だんだんとつまらなさそうな表情になり、やがて能面のように無表情になった。

どの程度の力を出しているのか分かり兼ねるが飽きてきているのは明らかだ。


「もう面倒になってきましたね。これでは話にならないです。」


腹黒はあっという間に私との間合いを詰め、剣を振り下ろした。

右上から左下のパターンだ。私は両手でしっかりと柄を握り、刀身のやや上の方で紫檀色の剣の中ほどを受け止める。ありったけの力で押し返すように全身に力を入れた。それでもなお腹黒の力の方が上回っている。

押し戻される刀を必死に留め拮抗を保つ。さらに腹黒が力を込めた瞬間、私は手首を返し切先を腹黒の腹目掛けて突き立てた。ヤツの剣の軌道上に私はいないので斬られることはない。己の勢いで前のめりになった腹黒には余計に深く刺さったようだ。


「ぐはっ。」


聞いたことのない腹黒の痛みに苦しむ声。

ざまぁみろと言わんばかりに柄に力を入れ左側へ刀を振り切る。しかしふわっとした感触で勢い余ってよろけてしまった。そういえば血飛沫も浴びていない。どういうことかと振り返ろうとしたときに側頭部から耳にかけて大きな衝撃を受けた。

大きく弾き飛ばされた私の目に最後に映ったのは腹黒の右拳だった。





パシャパシャという噴水の音、売り子の声、子供たちの駆けまわる足音。

それらが心地よく耳に入ってくる。周囲のおしゃべりの声がはっきりと聞こえ出した時、自分が右頬を下に横たわっていることに気付いた。


(あれ?私、殴られたんじゃなかったっけ?あの後、、、)


目の焦点が合ってくると、目の前には黒いズボンの長い脚と芝生が見えた。

ご丁寧に自分で左手を膝あたりに添えている。これは完全に膝枕だ、腹黒(ヤツ)の、、、、、。

周りからは羨ましそうな声やため息が聞こえてきている。


「起きましたか?」


優しく声を掛けられ、そっと頬を撫でられた。

首にかかっている髪をまるでガラス細に触れるように繊細にかき上げられた。うるさいくらいに黄色い声が周りで飛び交っている。


「何の茶番かしら。」


横になったまま綺麗に磨かれた靴を見つめ、あえて棒読みで言ってやった。


「本当にアリス嬢は私に手厳しいですね。そういうところも嫌いじゃないですよ。」


話ながらもずっと私の髪を撫でている。

私は猫か!絶対に顔なんか見てやらない。掌返しも甚だしい!絶対に微動だにもしてやらない。

すると撫でている手が肩から腰のあたりまで伸びてきた。このエロ執事め!

悔しながらも私は飛び起きて腹黒の横にヤンキー座りでしゃがんだ。


「で、どうなってんのよ、これ。」


お互い服も破れていなければ怪我もしていない。

おまけにこのシチュエーションはなんだ。嫌がらせか!心の奥ではちょっと嬉しいけれども!


「ショッピングで疲れたのでしょう?少し休みたいと言うから特別に膝枕をしてあげたんですよ。」

「寝言は寝て言え!あんた、結界張れるんでしょ。早くしなさいよ。」

「はぁ、情緒も何もあったもんじゃないですね、貴女は。」


何が情緒だ。

自己中にもほどがあるでしょ。参ったなみたいに首の後ろに手を回しても許さない。イケメンの仕草がこれほどまでに鼻につくとは思いもよらなかった。でも脳内カメラには収める。


「で、最後ってさ、あんた右手使ったよね。反則だよね!娼婦は無しだからね!!」

「あ、そうでしたっけ。アリス嬢の気迫に驚いて、ついつい。」

「ついついって程度じゃなかったわよね?思いっきり裏拳で殴ったわよね!」

「大丈夫ですよ、完全回復してますから。お洋服も新品のままですよ。」

「お洋服じゃない!装備よ、装備!防刃なのに何で破れるわけ?不良品なの?だったら交換してもらわないと。」


立ち上がりかけた私の腕を腹黒は軽く引っ張った。

そのままストンと腹黒の膝に座らされる。昼間から何をやらされているんだ!そのままバックハグされ髪の匂いを嗅がれる。


「防刃耐性はちゃんとありますよ。私の剣がそれを上回っているだけです。普通の剣に対してなら耐久性はありますからご安心を。」

「この体勢で耳元で言う事かしら?放してちょうだい。それにあんたを刺した時の感触変だったわ。血も出てなかったわよね?」


腹黒の手を強引に解こうとするが、全く動かない。

それどころかプロテクターの中に指を入れようとしている。本当にこいつはエロい。


「ヒミツです、ふふふ。久しぶりにヒヤリとしましたので、少しくらい意地悪してもいいじゃありませんか。人目がない方がいいですか?」

「ちょっと待って!!これ、見られてるの?今すぐに止めなさいよ!」


みるみる自分の顔が赤くなるのがわかる。

人前でのエロ行為は絶対にダメだ。結界を張れと言ったのに会話だけなんかい!マジでこの腹黒だけは絶対に信じない。もう裏切り者だったとしても驚きはしないだろう。

周りからはイチャついているように見られているのだろうがこっちは必死なのだ。得体の知れないイイ男に羽交い絞めにされているのだから。意識して見た時から腹黒には急所が無かった。刺した感じも人とは全く違う。でも今こうしてちゃんと鼓動は感じるのだ。


「あ、そうでした、この刀というのはそのままにしてますよ。勝手に鞘に納めて壊されたとか言われても面倒ですし。あれだけやり合ったのに刃こぼれ一つしてません。自己修復の加護が付いてそうですね。」


ようやくセクハラから解放され、横に目をやると傍らには鞘と刀身が綺麗に並べられていた。

こういうところがクソ真面目というか、几帳面というか、憎めないところなのだ。いや、不快だけれども!



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