白い空間にイケメン3
会話文ばっかりで読みにくいかもしれない。小説って難しい。。。
落ち着いて話をしよう‼︎ということでとりあえず胸ぐらを掴んでいた手を離してあげる。
「まぁ。ゆっくり話すために、、、、」
パチンッ!!
自称神様が指を鳴らすとソファのセットと机が出現。
「座ってよ。今 お茶とお菓子を出すからねぇ〜。。」
「はぁ。」
お言葉に甘えて2人がけのソファに腰を下ろす。自称神様も1人席に座る。もう一度指を鳴らすと、紅茶とクッキーの並べられたお皿が出てくる。
「どうぞぉ。召し上がれッ!!」
笑顔でお茶を渡され困惑しながらも口をつける。
「‥‥‥ 。 おいしい。」
「それはよかった、!!」
紅茶は渋すぎず少し蜂蜜の味がして心を落ち着かせてくれる。ほっと一息つくと神様が優しい笑顔で話しかけてく。
「落ち着いたみたいだね。よかった よかった!!じゃあ話を続けよっか。」
「はい。」
「まずは、今更だけど、僕はクレアティオ。今から君に行ってもらおうとしている世界の神様だよ。名称はインティウム。さっきも言ったと思うけど君には馴染みの無かった魔法や妖精、神獣なんかも存在する世界だ!!もちろん人間もいるよぉ〜。獣人なんかもいるね!!そのほかには有名どころのエルフにドワーh「‥‥‥‥。なんで私なんですか?」」
「、、君がいいからさ!!」
「‥‥‥‥ 行きたくないって言ったら‥‥‥‥」
「‥‥‥そうだね。困ったねぇ。そんなに行きたくない??」
「.......、 人が怖いんです。」
「うん。」
「‥‥‥、 人を信じるのも怖いんです。」
「そっか。」
「‥‥ もう ‥‥‥‥‥‥誰にも愛されないのは‥‥イヤだ。」
「うん。そうだよね。」
「‥‥ もう ‥‥‥」
「‥‥‥。うん!!じゃあ誰よりも僕が君を愛してあげるよ!!」
「はっ?!。」
「だから、僕が愛してあげる!!誰よりも!!」
「‥‥‥‥、いや、、、、いいです。」
「何で!!?」
「‥‥‥もう人の言うことは信じないです。。」
「‥‥‥。 ん〜〜だったら大丈夫!!僕、人じゃなくて神様だから!!」
「へっ。。。。」
満面の笑顔でそんな屁理屈を言う神様 クレアティオ。確かに人と神様は違うのだろうけど、‥‥‥
「ふッ‼︎。。 ふふッ。」
なんか笑えてきた。
「やっと笑ってくれたね!!よかったぁ!!」
「ふふふッ‼︎ スミマセっ!! ふふッ‼︎」
「ふふ!! いいよ。少し君の過去を見させてもらってね。」
「!!」
笑顔だったクレアティオの眉毛が下がる。そりゃそうだよね。あんなの見ちゃったらそんな顔になるよね。
「君が人を信じられなくなる気持ち、分からなくはないんだ。でもね苦労した君だからこそ、幸せになって欲しい。沢山のことを経験してたくさんの幸せを感じて欲しい!!
愛を知らない君だからこそ、愛するということを大事にできる!!そう思うんだ!!」
「!! ‥‥‥。 愛?」
「うん。愛!!色んな事、物を見て聞いて触って、沢山のことを感じて!!たくさん愛して。辛い事は無い!!なんてウソはつけない。多分、イヤきっとインティウムでもキツいことや辛いことはあるかもしれない‼︎ でも今度は最低でも僕だけは絶対に君を愛してる。」
真剣な目。きれいな虹色に輝く瞳が私を見つめる。
死ぬ前は誰にも愛されることがなかった。心配はされる。私に向けられる目は今まで、嫌悪•侮辱•侮蔑 よくて同情 そんないい感情の目を向けられることのなかった私に、綺麗な優しい慈愛のこもった目をむけてくれる。
信じても。。。。いいのかな。。。。。
「‥‥‥。 幸せになっていいの??」
「いいよ!!」
「愛してくれる??」
「愛すよ!!」
「一緒にいてくれる??」
「ングッッッッッ!!! 僕は神様で下界に降りることはなかなか出来ないから一緒にいることはできない訳で、、、嘘はつきたくないから、、、
そう!!!! 見てる!!見守ってる!!!全身全霊をかけて見守るっっっ!!」
冷や汗をかきながら代替案を上げるクレアティオ。
優しい人だな。いや神様か!!
「ふふっ!!‥‥‥幸せになりたい。」
「なれるよ!!だって僕が選んだ子なんだから!!」
太陽のような笑顔。優しく包み込んでくれるような声での激励。
「‥‥‥!! 幸せになる!! 私、行きます!! インティウム!!」