忘れたい人生2
連続投稿!!でもそんなに早く書き続ける気がしない。
ずっと公園にいるわけにもいかず帰りたくない家に帰る。
居座っている母親の彼氏はおらず母親だけがいた。
「‥‥ ただいま。」
「‥‥‥‥」
返ってくるはずもない返事。
返事を待つだけ無駄だと思い部屋に引きこもることに。
着替えて宿題でもしようと机に向かおうとすると、部屋の外が騒がしくなる。
母親の彼氏が帰ってきたのか。外で飲んできたのだろう、いつも以上に煩い。
声を無視し、宿題をしていると
バンッッッッッ‼︎‼︎
「俺が帰ってきたのにお出迎えもなしか‼︎」
部屋に母親の彼氏が乗り込んできた。
「‥‥‥。」
「無視してんじゃねえぞ!!」
「‥‥‥。」
「なんか言えよッ!!」
うるさい。なんで居着いてるお前なんかの出迎えなんかしなくちゃいけないんだよ‼︎
帰ってこなければいいのに。
「‥‥ば ‥‥のに。」
「あ゛ぁ!!」
「帰ってこなければいいのに‼︎ って言ったの!!
居座ってるだけのくせに何自分の家みたいに言ってんの!!」
あぁ〜 言っちゃった。怒るよねぇ。さらにめんどくさくなるなぁ。
そんなことを思いながらあいつの顔を見てみると案の定顔を真っ赤にしてこっちを睨みつけてくる。
「生意気いってんじゃねぇぞッ!!!!」
バシッッッッ!!!!
頬を叩かれ座っていた椅子から転げ落ちる。
あぁ〜 痛いなぁ。
呑気に叩かれた頬を撫でながら床を見つめボォっとしていた時視界の隅に足が見えた。
母親の足だった。娘が叩かれているのに実の母親はドアに寄りかかって無感情にこっちを見ている。助けるでもなく‥‥。
なんかもう どうでもいいや
「フフッ」
どうでも良くなったら 笑えてきた。
「あ゛ぁ‼︎ 何笑ってんだ!!」
「うざッ」
「あ゛ぁ もういっぺん行ってみろ!!」
「うざいって言ってんだよ!! あの女に寄生してるクズが偉そうにすんな!!」
「あ゛!!」
バシッッッッ!!!!
再度叩かれ私の上に馬乗りになってくるクズ。その後何度も何度も叩かれ続け意識が薄れてきたころクズの手が止まった。
痛みも感じない。目を開けるのもきつい。遠くで2人が何か喋っている。
なんでこんな目に合わなくちゃいけないんだろう
なんで生まれてきたんだろう。
なんで私は生きてるんだろう
なんで。なんで。なんで。‥‥‥。
愛してほしかった。ただそれだけなのに。
誰でもいい。 助けて.......
そして私は意識を失った。