所謂、『愛ゆえに』的な
寝起きドッキリ(?)により心臓が止まりかけた夜、一先ず頭の中を整理する。
及川はどうしたのか、なぜ頭痛に襲われたのか、俺はなぜここにいるのか、というかこいつはどうやって家に入ったのか。
未だはっきりしない頭で問うべき事を並べていく…が、心臓がバクバク言ってる。落ち着く時間が必要だ。
実は顔を見た瞬間ショックで再び意識が飛びそうになったのだが、それを口に出そうモノなら怒涛の勢いで絡まれそうな予感がしたため心の中に封印。先に口を開き話を進める。
「なあ、俺はどうしてここに居るんだ?ここ、俺の部屋だよな」
「それはあたしが運んだのよん。ご主人様は完全に意識が無かったもの」
「じゃあ俺と一緒に居た及川は?」
「彼も一緒にねん。そこに寝てるわ」
そう言って視線を促された。そこには白目をむいて倒れている及川
幸せそうな顔をしているような気がするから今は良いか、死にはしてないだろ。
しかし、男二人をどうやってここまで………いやこのステータスを筋力に全振りしたような体ならイケそう…?………うーん。普通に出来そうだな。
何なら車でも持ち上げて運びそうだ。ただの蹴りが木を薙ぎ倒しそうだ。
あー、どんなぶっ飛んだ想像しても実現しそうだ。深く考えるのはよそう…
まぁいいや、次はそうだな。どうやって家に入ったか聞こう。場合によってはセキュリティについて考え直さなきゃ。
「えーっと、次の質問なんだけどさ。うちにどうやって入った?」
「…………?」
「ゔっ……、いやそんな怪訝な顔されても」
首を傾げて可愛いのは美少女だけだ、やめてくれ
ちょっと変な声が出ちゃったじゃないか
「いやぁだからさ、うちにどういう方法で入ったのかって事を聞いてるんだけど…」
「…どうやってって、普通に入ったわよん?」
んっ?
「普通に?」
「そうよん」
「俺の母親は?」
「学校の教師だって言ったら通してくれたわ」
んっ?
ええええええええええええええ…
セキュッ…セキュリティ!我が家のセキュリティが!!
おかしいだろ常識的に考えて!!なんで通した!!化け物だぞ!?運んでくれた人に化け物は失礼だけど…化け物だぞ!!!
世界のどこにこんな教師が居る!居るなら教えてほしいわ!というかなんで俺の家知ってんだよ!!!!!!こええ!
「一応ご主人様のお母様には二人とも課外中に寝ちゃったから、って説明しておいたわ」
「あっ、それは…うん、それは助かるけど……そういうことじゃなくて……うぅん…」
釈然としない。一度母と家の安全面について話あった方が良いよな……?
セキュリティの前に家を知られている事も恐ろしい。プライバシーもへったくれもないじゃないか…
…でも、運んでくれたのは事実だろうし礼はしなくっちゃなあ…?
いくら相手がコレでも礼は礼。蔑ろにしていい理由にはならないし…
そしてやっぱりご主人様なんだな。スルーしよ。
「えーっと………とりあえず、ありがとうな。二人運ぶの大変だっただろ?」
「気にしないでェ?役得でもあったしィ」
獲物を狙うような目が俺の顔を射る。逃げ出したい気持ちに駆られるが恩人を前にそれは無礼過ぎるし逃げられる気もしない。
前に学校で全力で逃げたのに普通に捕まったからな。無理だろ…。逃げらんないだろ絶対。
あとこの声にこの口調はどうしても慣れない。どんなホラーよりも人を怖がらせるよコレ。
「とりあえず、ありがとう。運んでくれた事に関しては感謝してる。えーーーっと……」
あ、そういや名前聞いてなかった。いざ名前を呼ぼうとして思い出した。
……いつまでも彼……彼女呼びじゃあいけないよな。
前聞きそびれたっていうのもある。
「それでさ、名前はなんて言うんだ?」
「あら、ご主人様ったらあたしに興味津々?ドゥフフ♡」
「呼ぶときに困るからな」
「もう、そんなに興味があるなら教えてあげてもいいわよん♪」
「呼ぶときに困るからな」
「そんなに知りたいのねん♡」
「呼ぶときに困るからな」
「体の隅々、あーんなとこやこーんなとこだって調べ尽くしてもらっても構わないわよぉん♪」
「呼ぶ時に困るからな」
「………貂蝉よん」
どこか不服そうに答えた。俺は悪くない、悪くないんだ。いいね?
「そうか、チョウセンって言うのか、漢字はなんて書くんだ?」
「…口頭で説明するのは難しいわねん。何か書くものあるゥ?」
難しい漢字なのかな?と考えつつも机のノートとシャーペンを渡す。
うわあ、チョウセンにノートとペンって似合わないなあ…
これで教師か…いやぁ…ちょっとなぁ…
ミスマッチ感半端ない姿を見ていると「はい!」と返され、そこには『 貂 蝉 ♡』と綺麗な字とおぞましいハートで記されていた。
「へー、チョウセンってこう書くのかぁ…………?」
思わず字と本人を交互に見てしまう。
貂蝉、貂蝉だと…?
奇しくも、かの三国志演義に登場したあの貂蝉と同じ字面だ。
もう一度交互に見比べてしまう。
……貂蝉ン?!ええ!?
「これ、間違ってたりしないよな?」
「間違ってないわよ?」
「思い込みだったり?」
「ンもう、失礼ねェ。事実よジ・ジ・ツ」
ええ、ええぇぇぇ……
なんという事だ。中国の四大美人の一人と同じ名前とは…
今までの貂蝉のイメージが……
彼女の外観のインパクトが強すぎる所為でイメージが塗り替えられてしまった。
なんだろう、サンタさんはお父さんだって知った時よりも酷いショックを受けた。
………深く考えたら負けかなあ、これ。はあ……。
思考の沼に落ちている間、どうやら貂蝉を見つめてしまっていたようで、
「あらァん、そんなに熱い視線を送られると……滾ってきちゃうゥゥゥゥ!!!!!!!」
………やっぱ深く考えたら負けだなあ。コレ。
この話題は早々に打ち切った方が良いな。というか終わらせたい。鳥肌がものすごい勢いで全身にたってるよ。鳥肌がさざめいてやがる。
ということで、次は頭痛に関して聞いてみることにする。あと既視感についても。
悶える貂蝉が鎮まるまで待ち、視覚への暴力が収まったところで頭痛と既視感について聞いてみたところ
「なんて言えばいいかしらねェ……。歴史の修正力?とでも言うのかしら」
「本来あるハズの無い物を持っていたご主人様は、修正力によってそれを奪われているの」
「今回それを取り戻しそうになったから、ソレが働きかけて強制的にストップをかけた…んだと思うわん」
「既視感については…あまり詳しくは言えないの」
「まあ、こんだけ話を進めておいて結局肝心な部分を事だけは言えないってのもおかしいんだろうけどねん」
今まで見せていたどこか楽し気な顔から一変、真面目な顔をして語ってくれた。最後には目を伏せ申し訳なさそうに。
詳しく言えないっていうのも今までと一変したこの様子からすると…ふざけた理由なんかじゃなく、本当に言えない理由があるんだろう。
そしてその理由を最初から言わない辺り、言ってもどうしようもない、もしくは言えないのどちらかだと思う。
俺としても詳しくは聞かない…というより、聞くつもりがない。
まあ、全部解決した時にまた聞けばいい。
それより、ちょっと他に気になった事がある。
『他にまた情報を得ようとした時、同じように頭痛にまた襲われるのか』という事。
正直、またあんな頭痛に襲われるとしたら気が引けてくる。
「それでさ、また何か調べてる時に頭痛が起きるって事はあるのか?」
「それはあり得るわねん」
「あー――…やっぱり?これってどうしようもない?」
「そればっかりは…ね。あり得るというか、ほぼ確実でしょう」
陰鬱な気分になる。というかシャレにならない。
だって意識が吹っ飛ぶ程だぞ?体が無理やり意識を飛ばさないと危険だと判断したんじゃないのか。
再びあの頭痛に襲われる事を想像していると貂蝉が心配そうな顔で俺の事を見ていた。
「ご主人様………」
「ご主人様が、もしもう嫌だって言うなら…」
「…」
「あれだけ語っておいてだけど、強制しているわけじゃないから……」
貂蝉が本当に心配そうな顔でそう言う。そんなに不安そうな顔をしていただろうか?
……貂蝉の言う通り、確かに強制されているわけではない。でも……
でも、ここで終わるのは何か…………嫌だ。そう、嫌なんだ。
史料館での既視感が何によるものなのかも知りたいし、貂蝉の言う歴史の修正力とやらにこのまま従うのも違う気がする。
話を聞いた時、意味を理解するのに少し苦労したと共に真っ先に……『負けたくない』、と思ってしまった。
負けず嫌いなこの性分、このまま終わるのは我慢ならない。
あの痛みは怖い…というか、二度と体験したくない気持ちはあるが、ビビってちゃあ始まらないよな。
「貂蝉」
「ん、呼んだかしら」
「俺がまた頭痛で倒れたとして、死んだりしないよな」
「死ぬことは無いわ、保障するわよん」
「もし俺がまた倒れたとしたら、…助けてくれるか?」
「お安い御用ね!任せてちょうだい♪」
良かった、死ぬ事は無いんだな。少し恐怖心が薄れた、正直まだちょっと怖いけども。
…さっきも思ったが、このままで終われない。というか修正力とやらは俺が持っていた『何か』を奪って行ったんだよな。
……なんか腹立ってきたな。修正力とやら、絶対取り戻してやる。
ーーーーーあれ?奪っていったとなるとおかしい事が一つあるな。
「なあ、修正力は『奪っていった』んだよな」
「そうねん」
「ならさ、なんで頭痛だの既視感だの起きるんだ?」
「恐らくなんだけどん、ご主人様の体、そして魂が覚えていたんだと思うの」
「た、魂?覚えていた?」
「そう、魂」
(…なんか急ににファンタジーっぽくなって来たような)
「修正力が働いたのは記憶に対してだけだと思うの。実のところ、あたしはそれを期待してご主人様に取り戻して、と伝えたのよん」
「へぇ…記憶ねぇ」
「そして、修正力は記憶にだけ作用して、ご主人様の体や魂が覚えていた物が、資料館でご主人様の言う既視感をもたらしたんだと思うわん」
「ご主人様には申し訳ないけれど…個人的には耐えて、頑張ってほしいと思ってるわ。……無責任だと思うけどねん」
貂蝉の目には、祈るような色が見えた。
そんな目をされて、そんな言い方をされたら………
……頑張らなきゃ、って思っちゃうじゃないか。断れるわけないじゃないか。
「…貂蝉。俺、頑張るよ」
軽率だとは思う。でも俺は進みたい。
先の言葉は貂蝉への言葉であると共に、自分への決意として口に出した。
貂蝉は俺の言葉を聞いて、嬉しそうな表情を浮かべる、
………やっぱり、どんな人だろうと、心からの笑顔ってのは力になるな。
さあ、気合入れて行こう。絶対に取り戻してやるさ。んで次は図書館にでも…
と思い立ち窓を見ると夜だった事に気づき――――出鼻を挫かれた。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
史料館で倒れた日の2日後、放課後を使って街にある図書館に行く事にした。図書館ならその場で全部読んだりせずとも、ある程度目星を付けて借り家で読む事も出来るだろうと踏んだ為だ。学校の図書室なんかよりも充実しているだろう。
あの日、貂蝉は話があらかた終わると窓から飛び立った。
文字通り『飛び立った』。
そのまま漫画に出てくる忍者のように近所の連なる屋根を音も立てず飛び渡る姿を見て、自分はアレに抱えられて運ばれたのかと思うと体がキュッと縮こまったのは仕方ないと思う。
及川は結局朝まで目を覚まさず、次の日の朝二人そろって寝坊し全力ダッシュで学校に向かう事になる。
そういえば貂蝉曰く、俺が倒れた時にかなり心配していたそうだ。さらに動揺しすぎて貂蝉に向かって『どけ、痛い目を見んぞ』みたいな事も言ったらしい。命知らずかと思ったが、俺を心配してからの言葉だと察すると…正直嬉しい。まあ、こんな事恥ずかしくて言えないので心配してくれた事についてだけ礼をしておいた。
放課後及川を呼び出し、付いて来てほしいと告げる。二人で探した方が時短も出来そうだし。
「かずピー、どこ行くん?」
「んー、今日は図書館だ」
「…は?また調べに行くんか?また倒れたりせーへんやろな?」
「大丈夫大丈夫」
「こっち見て言いや」
「ダイジョウブダイジョウブ」
「棒読みや」
「……大丈夫だって」
大丈夫なんて根拠の無い事を言ってみたが、及川はそんな事見抜いてるんだろうなぁ。
「……ハァーーーーーーーー」
足を止めた及川が目頭を押さえながら溜息を吐いた。
「かずピー」
「んん?」
「やめへん?コレ」
「えっ?」
足を止めたまま、喋る及川の声のトーンが変わる。いつものおちゃらけた言い方じゃなく、低く言い聞かせるような声。
「…倒れたんやで?続けるなんてアホな事言いなや?ホンマに」
「なんでやめへんねん。かずピーだってわかっとるやろ?おかしいって」
「心配しとるんや。なんでか知らんけど、調べた所為やろ?倒れたのって」
「…」
「否定せんって事はそういう事なんやろ?」
「なんでなん。何がかずピーをそこまでさせるん?」
「行動に移すのはかずピーの意思次第やとは思うわ。でもな、あんな風に倒れた所目の前で見て、その上もっかい似たような事しようとしとる」
「……それを止めへんほどかずピーの事適当に思っとるわけちゃうんや」
「かずピーの家族だって心配するやろ。倒れたって知ったら絶対えらいことなるで」
「なぁ?」
「もっかい言うで。やめよ?ええこと無いって」
………………正直、驚いた。
こんな風に止められるなんて想像もしてなかった。
俺は、今回の事を楽観視し過ぎていた…のか?
及川にふざけた雰囲気は微塵も感じられない。俺を見る及川の目は、少しも揺らぐ事なく真っすぐ見つめてきている。
確かに及川が俺と同じような事をしていたら心配になるし不安にもなる。しかも本人が止めるつもりがなさそうだとなれば、口を出さずにはいられないかもしれないし、止めるだろう。
―――――でもやっぱり、俺は今ここで止めるつもりにもなれない。
貂蝉の頑張ってという言葉。俺自身の気持ち。そして夢の中で聞こえた声。
諦めるだなんて俺にはできない。
「な?かずピ『ごめんな、及川』……」
「今ここで、止めるわけにはいかないんだ」
「…なんでやねん」
「諦められない理由ができたんだ」
「俺自身の意思だけじゃなくて『信じてる』とか…『頑張れ』って」
「それが本当に祈るような言葉だったから、そして俺に向けられた言葉なら」
「俺はそれに答えたい」
「……」
「ごめんな」
「誰や、それ言ったん。かずピー焚き付けおったんは誰や」
「ぶん殴らんと気が済まんわ」
「一人は貂蝉っていう人、もう一人は…分からない。分からないけど俺は…」
結局あれから夢の中で声は聞こえていない。でもきっと、俺の現状を知っていて、伝えてくれたんだと思う。
「どうしても、やめへんのか」
「ああ」
「……ハァァァァァァーーーーーーーーーーーーーー」
「続ける、言うんやな」
「…ごめんな」
「止まらへんのやな」
「…あぁ」
「行く、言うんやな」
「あぁ」
「このアホが…」
「―――――――――…今回、だけや」
「えっ…」
「今回きりや、もう」
「今日のを最後にするなら許したるわ」
「……!」
「でもな!」
「もしかずピーの様子がおかしかったり、倒れたりしたら即終了や」
「んで、もし倒れんでも次は行かせへん」
「ぶん殴ってでも止める」
「ええか?」
何処か諦めたような表情をした及川が釘を刺す。
あんなに心配してくれて、その上今回だけは許してくれる、って。
釘を刺されようと、感謝の言葉しか思いつかない。
感謝の言葉と了承の旨を伝えるて、礼をする。
こんな友達を持って、本当に幸せ者なんだと感じた。
「んで?どこ行くねん」
「図書館に行こうと思ってな」
「…借りて帰って読むんか」
「そのつもりだけど…」
「読む時に付き合わせーや」
「あっ、えっ…」
「いくら家で読んだってもしもがあったらどないすんねん!」
「や、そうだけど…」
「じゃないと行かせんで」
「っ」
(及川の言う通りだし…、本当に付き合うつもりなんだろうなあ)
「で?」
「…分かった、読むときは付き合ってもらうよ」
「それでええ。…まったく。ハァ」
及川が再び溜息を吐いた。とても申し訳ない気分になってきた。
「俺がもし隠れて読んだら…?」
「裏切るつもりなんか?」
「…いや…」
「ならそういう事聞いとんちゃうわ」
「ごめんな…」
「何回も謝っとんちゃうで。謝るんやのーて、全部終わった後に『ありがとう』言えや。……ほらはよ行こや。日が暮れてまうわ」
及川の言葉にハッとする。確かに時間は限られている。あまり遅くに行ってすぐ閉館されたら非常に困る。出来るだけ早く行って借りられるだけ借りていきたいのが正直なところだし、極力本も吟味して、役に立ちそうな物を選ぶのにも時間がかかるだろう。付き合わせてる及川にも忍びない。
いつの間にかいつもの調子に戻った及川と共に、先へと歩みを進めた。
「及川、やっぱすっげえ良い奴だな」
「うっさいわ。はよ歩かんかい」
えーっと、6話?でいいんですかね。いいですね。6話投稿です。
割と駆け足でお話を進めてるので妙な流れになってたらごめんなさい。
読み直して読み直して酷い流れにならないようには気を付けてるつもりなんですけどね…
しかし、一刀と及川はストーリー的に動かしやすい気がするんですよね。
どうも女性は描写するのが難しく感じてしまって、男は気楽だなあとか。
コメントをいただいて、気付いたのがつい先日でした。返事がかなり遅れてしまった事をとても申し訳なく思います…、ごめんなさい…!
えー、仕事の関係で今後投稿が遅れてしまうかもしれません。1年以上空けたりしないようには気を付けますので、お待ちいただけると助かります。頑張ります。
あー、働きたくないなああああぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあ…………
※5月25日1:37
ところどころ修正しました。
やっぱ色んなところ修正点あるなぁ…
追記
投稿する際、6000~7000字ぐらいの文字数で投稿してるのですが、長いですかね?
これだ!っていう落としどころまで書くと自然とこんぐらいの文字数になっちゃって...
ただ僕が尊敬してる物書きさんは平気で万単位書いていらっしゃったりするので「あれ?これ少なくね?」ってなる時が多々あるんですよ。
というか7000文字をベースにしてやってますが貧困な語彙と低すぎる文章力でここまで書くのも結構苦労してたりと…
……ハイ、弱音はいけませんね。頑張ります。
あ、そういえば一刀フェイズばっかですが良いですかね?
自分の中ではこの次あたりに一刀の道が拓ける的な感じでいこうと思ってたので、そこまで書き起こしてからヒロインフェイズにいこうと考えてましたが…
もし思うところがある方は感想等で言っていただければ幸いです。