第三十九話
踏み込んだ破れ寺──本堂の屋根は半ば崩れ、茅葺きの一部が落ちていた。壁には大きな穴が空き、中の灯りが覗いている。境内には雑草が人の背丈ほども生い茂り、人が寝起きするような場所とはとても思えない。
「な、なにっ!?」
「火盗改だとっ!?」
「くそっ、どうしてここがわかった……!」
「いつの間に囲まれたんだっ!」
「そんなっ……くそっ!逃げられねぇ!」
叫び声が交錯する。奇襲が成功した。完全に気取られることなく、賊どもの懐に飛び込んだのだ。
境内で荷造りしていた、狼狽える無宿人たちを無視し──源一郎は背後に権助、熊造、他の同心達を引き連れて本堂に向かって駆けた。本堂の戸を蹴り開ける。轟音と共に、土埃が舞い上がった。
「御用改めであるッ!神妙に縛につけ!」
本堂の中は阿鼻叫喚の様相を呈していた。
無宿人たちが逃げ惑っている。男も女も、皆が恐慌状態に陥っていた。寝床にしていた藁や筵が散乱し、粗末な荷物が蹴散らされている。
──そして、その中にはやはり様子のおかしげな者がいる。灰狐が言っていた通り、無宿人たちの中には異常を抱えている者が何人かいた。
皆が皆、突然の御用改めに怯えているというのに、反応が薄く無気力に近い状態の者、逆に苛立ち落ち着きがなく攻撃的になっている者。その者たちをジッと観察する──。どこか見覚えのある顔だ。その者たちは夜だというのに瞳孔が異常に収縮してたり、顔色悪く脂汗を浮かべ、手を震わせている──。
──恐らく何らかの薬の影響下にある。彼らを見て源一郎はそう直感した。
その本堂の奥に──三つの影が立っていた。
一人は巨漢。身の丈六尺を優に超える大男。上半身は裸で、筋肉が山のように盛り上がっている。元力士なのだろうか、その体躯はまるで仁王像のようだ──。
一人は刀を持った浪人の男。痩せぎすの体躯だが、背筋の伸びたその構えには隙がない。鞘から抜き放たれた刀は、よく手入れされている。元はいずこかに仕える武士だったのかもしれない。
一人は素性不明の弓使い。顔を布で覆い隠し、表情を伺うことはできない。手には弓を持ち、既に矢が番えられている。源一郎の直感が最も危ない対象であると告げていた。
それら三人に共通しているのは、白装束──修行者の身なりであること。白装束とは死装束であり、清浄と覚悟を示すものである。ならば、修行者が今回の窃盗の主犯だというのか──?源一郎の視線が鋭くなる。
「──馬鹿な……!なんでだ、なんで火盗改がここを……!」
巨漢が声を発していた。その声には明らかな焦りが滲んでいる。不貞不貞しい顔が動揺で歪んでいた。
「ここは誰にも知られちゃいねぇ筈だ……!どうやって嗅ぎつけやがった……!」
火盗改の御用改めは完全に想定外だったのだろう。盗品の再移送の準備を進めていた矢先の、突然の奇襲。計画は瓦解し、いつの間にやら逃げ道は塞がれていた。
浪人風の男が刀を構え直しながら、低い声で言った。
「落ち着け。まだ終わってはおらんっ」
「落ち着けだと……!くそっ、くそっ……!」
巨漢は歯噛みしながら、本堂を見回した。慌ただしく逃げ惑う無宿人たち。裏口からも火盗改の声が聞こえる。完全に包囲されていると分かったのだろう──。
──もはや、逃げ場はない。
その事実を悟った瞬間、巨漢の目に狂気じみた光が宿った。追い詰められた獣のような、破れかぶれの覚悟。危機的状況にあって、自身が助かるための道を脳がはじき出す。
「……クソったれが」
巨漢は逃げ惑う無宿人たちを睨みつけ、腹の底から吠えた。
「おい、狼狽えるな!!お前ら、聞け!」
錯乱し逃げ惑う者たちが、びくりと身を竦めた。
「火盗改がここに来たってことは、お前らに先はねぇ。分かってんのか?あいつらはお前らを虐げる存在──決して相容れることのねぇ、怨敵だ。奴らがいる限りお前らに平穏はねぇ」
人の心を救うことを本分とする宗教者の身なりに反して、巨漢は言い聞かせるように、しかし確実に恐怖心を思い起こさせるように言葉を紡いだ。
「火盗改はお前たち無宿人を人間扱いなんざしねえ。戸籍も身分もねえお前らなんざ、犬畜生と同じだ。捕まりゃあ、死ぬより苦しい責め。責め苦が終わっても男は入れ墨いれられて鉱山送りか遠島。盗みに関わったと自白した奴は問答無用で獄門だ」
無宿人たちの顔に恐怖の色が広がっていく。ここに盗みの経験がないものなどいないのだから。
「女はもっと悲惨だ。人足寄場を出りゃ、仕事もねぇ、身元引受人もいねぇ。運良く見つかっても裏切られて女衒に売られるがオチ。死ぬまで最底辺でこき使われて最後は鼻が欠けて終わり。どうせろくな死に方はできねえ」
分かってんだろ?と、喉の奥を鳴らしてクツクツと嗤う。
「この世の地獄は変わらねえ。捕まっても地獄、逃げても地獄。救いなんざ、この世のどこにもねぇ。だけどよぉ、それでも欲しいんだろォ?居場所が。生きていてぇんだろォ?だったらよ──少しでも抗って、地獄から這い上がってみろよ」
その言葉に無宿人たちの目の色が変わった。
恐怖に支配されていた者たちが、次第に源一郎たちに憎々しげに敵意の目を向け始める。怯えていた者たちも、巨漢の言葉に煽られ震える手で武器を握りしめた。
どうせ死ぬなら、少しでも抵抗した方がましだ──そう思わされたのだ。無宿人たちが、誘導されるように手に手に武器を持って立ち上がった。
「火盗改がなにほどのもんだ!逃げようとするんじゃねえ!数はこっちが上だ!殺れ!奴らを殺せ!殺らなきゃテメェが殺られんぞ!奴らに打ち勝った先に救いがあると思えっ……!」
その言葉によって恐慌状態だった者たちの志向が、一定の方向に定まる。火盗改に捕まれば無宿人として厳罰に処される。ならば、抗うしかない──そう思わされた。
竹棒を構える者。鎌を持つ者。鉈を握る者。鳶口を振りかざす者。短刀を抜く者。包丁を構える者。
その数、二十人近い。男も女も、老いも若きもいる。目は血走り、口は恐怖と興奮で歪んでいる。何らかの薬の影響で判断力が鈍っているのか、あるいは追い詰められ絶望して自暴自棄になっているのか──その動きは危うげで、しかしそれだけに予測がつかない。
その時──平蔵が同心たちを引き連れ、源一郎の後に続いて現れた。
「火付盗賊改方頭取、長谷川平蔵である!」
平蔵の声が本堂に響き渡る──。
その声には、源一郎とは違う種類の威圧があった。純粋な威厳。長年の修羅場を潜り抜けてきた男が放つ存在感。平蔵が一歩を踏み出す。それだけで無宿人たちは気圧される。
「抵抗する者は容赦せん。だが、今すぐ武器を捨てて降伏するならば命だけは助けてやれる──!」
平蔵の声は大きくはない。だが、本堂の隅々まで届いた。
「その男の言葉を信じてはならんッ──!火盗改は無抵抗の者を殺しはせん。盗賊に加担した者と、ただ寝床を借りていただけの者は分けて裁く。やり直したいと願うならば、抗うな。自ら進んで畜生道に堕ちようとするな!人足寄場へと行き、職を習い、金を貯め、人として真っ当に生きろ!」
平蔵は無宿人たちを見回した。その目には威厳と共に、『鬼平』と呼ばれる所以の一端、どこか憐れみのようなものがあった。
「よいか!ここが分水嶺、お前たちに選ばせてやる。火盗改と戦うか、大人しく降るか。二度は言わん……!」
その言葉に、無宿人たちの間に動揺が走った──。一人の女が震える手で包丁を床に置いた。それを皮切りに次々と武器を捨てる者が出始めた。
「もう……こんな辛い生活嫌よ……何でこんなことに……」
「故郷に帰りてぇ……母ちゃん、ごめんよ……江戸になんて来るんじゃなかった……」
「俺たちはただ生きてぇだけだ……!」
「死にたくねぇ……!生きられる場所が欲しいだけなのに……!」
無宿人たちの半数が、武器を捨てた。正気を失っていた者の中にも、我を取り戻した者もいる。苦しみながらも、逃げずに人として生きる道を選んだ。何があろうとも、前向きに生きるしか道はないのだから。
そして──残ったのは盗賊と、盗賊に深く加担していた者たちだけだ。その数、十五名ほど。
「……やむを得ん。抵抗する者に──容赦はできん。抗わぬ者はこの場から離れよ!」
平蔵が静かに言うと、抗う意思のない無宿人たちはその場から離れた。同心たちが本堂に雪崩れ込む。刀を抜き、十手を握り締める。
「へなちょこ共が、意気地のねぇ。お前ら!やっちまえ!」
その声と同時に、盗賊たちと残った無宿人たちが狂ったように吠え──同心達へと襲い掛かった。
§
「──熊造」
源一郎が言った。
「背後は任せる。俺は奥の三人の元へ行く」
「へぇ、任せてくだせえ!」
源一郎は本堂の奥へと向かった。そこで三人の男たちが待ち構えている。
源一郎は三人を前にして足を止めた。三人との距離は、およそ三間。弓の間合いとしては近く、刀の間合いの外。
巨漢が、腕を組んで源一郎を見下ろしていた。先程の焦りは消え、不敵な笑みを浮かべている。腹を括ったのだろう。その目には、追い詰められた獣の覚悟があった。
「……てめぇが先鋒か。火盗改ってのは、覇気のねぇ弱そうな奴から死地に送り込むらしいな」
その声は地鳴りのように低く、威圧的だった。今の源一郎に対して、何ら脅威を感じてはいないようだ。
「火付盗賊改方与力、渡辺源一郎──お前たちを捕縛する」
源一郎は静かに名乗った。挑発には乗らない。その声には怒りも、殺気も、何もない。ただ静謐な心があるだけ。
「貴様らが日枝神社に忍び込み、五人の社人を殺したのだな」
問われ、巨漢は一瞬黙った。そして、ゲラゲラと笑い出した。
「へぇ、そこまで突き止めてやがるのか。どうやって嗅ぎつけた?密告がいたか?それとも、どこかで尻尾を掴まれたか?」
「答える義理はない」
「つれねぇな」
巨漢は肩を竦めた。その隣で、浪人が刀を構え直す。
「……確と問いに答えよ。日枝神社の社人を殺したのは貴様らで相違ないか」
源一郎が重ねて問う。浪人と弓使いは口を閉ざしたまま、巨漢が代わりに答えた。
「ああ、殺したとも。あいつら、俺たちの仕事の邪魔になったからな。生かしておくわけにはいかなかったのさ」
「殺さずとも、縛り上げておけば済んだ話だ」
「天下の火盗改が甘っちょれぇこと言ってんじゃねぇよ。俺たちにとっちゃ、人の命なんざ塵芥も同然だ。殺すのに理由なんざいらねぇ。邪魔だから殺す。それだけのこった」
巨漢は嗤った。その笑みには、人の命を軽んじる者特有の軽薄さがあった。
「……そうか」
源一郎は短く答えた。怒りを覚えないわけではない。だが、今の源一郎にそれを表に出す隙はなかった。
「ならば、問答は無用だな──神妙に縛につけ。抵抗するならば、容赦はせぬ」
源一郎は腰の十手を抜いた──正義を成すという誓いの証。平蔵から授与された火付盗賊改方の誇り。
対して、巨漢が吠えた。
「いいぜ、やってみろや!てめぇの首を土産にしてやる」
その瞬間──三人が同時に動いた。
弓使いが矢を放つ。鋭い風切り音。矢は源一郎の眉間を狙っていた。同時に、巨漢が地を蹴って突進し、浪人が横合いから斬りかかってくる。
三方向からの同時攻撃。常人であれば、既に対処不能の死地。だが──。
源一郎は半歩だけ横に動いた。それだけで、矢が頬を紙一重で掠めて後ろの柱に突き刺さる。それと同時に十手を振り上げて浪人の一撃を受け流しつつ、巨漢の拳を躱した。三人の攻撃が全て空を切った。
「なっ……!」
浪人が息を呑んだ──。その隙を見逃さず、源一郎は浪人の懐に踏み込み、先ほど山門の扉を吹き飛ばしたのと同じく蹴りを見舞う。
「ぐはっ……!」
腹を打つ鈍い音。肺から空気が押し出される。浪人の体が折れ曲がり──そのまま、地面と水平に何間と吹き飛ばされ、本堂の壁に激突して止まった。
弓使いが二の矢を放つ。源一郎の背中を狙った一射。源一郎は振り返りもせず、首を僅かに傾ける。矢が耳元を掠め、矢羽根が風を切って飛び去る音が聞こえた。
「……っ!」
「へっ……ちったぁ、やるみてぇじゃねぇか……!」
弓使いが息を呑み、巨漢が吠えた。両腕を広げ、源一郎を捕まえにかかろうとする。果たして──源一郎は十手を帯に挟み込んで巨漢の突進を正面から受け止めた。
──いや、受け止めたのではない。ガッチリと腕を組み合い、力比べの態勢。一瞬の均衡の後、源一郎は自身よりも体格の大きな男を投げ飛ばした。
「うおっ……!」
巨漢の巨体が宙を舞い、本堂の柱に激突し、轟音と共にへし折る。
弓使いが距離を取った。三の矢を番えながら、本堂の端へと移動していく──。賢明な判断だ、と源一郎は思った。あの弓使いは自分が接近戦で勝てないことを理解している。距離を取り援護に回るつもりなのだろう。
──だが、どうとでもなる。
浪人が立ち上がった。顔は苦痛に歪んでいるが、まだ戦意を失っていない。巨漢もよろめきながら立ち上がった。
「てめえ……嫌なことを思い出させてくれやがる。こんな投げ飛ばされ方したのは、雷電以来だぜぇ」
「ぐっ……あまり舐めてくれるなよっ……!」
巨漢と浪人が左右から同時に襲いかかってきた。巨漢の張り手。浪人の殺気の込められた斬撃。
源一郎は十手一本で両方を捌いた。刀を十手で受け流し、拳を弾き、反撃を打ち込む──。
だが、二人もまた簡単には倒れない。傷を負いながらも、執拗に攻撃を続けてくる。その間隙を縫って──弓使いが矢を放った。
本堂の端から源一郎の背中を狙った一射。絶妙の間合い。巨漢と浪人に気を取られている隙を突いた援護射撃。──殺った!と弓使いが内心で確信した。
源一郎は背後の矢を、十手の先で軽く弾いた。見てもいない。ただ気配だけで。まるで飛んできた虫を払うような動作。
「……っ!」
弓使いが息を呑んだ。
だが、すぐに次の矢を番える。冷静さを保つ。一射で仕留められないと分かれば、二の矢、三の矢と射る機会を待つ。必ず隙が生まれる、その一瞬を狙う。
──弓使いの判断は正しかった。巨漢と浪人が攻撃を続け、弓使いが援護する。三人がかりで、じわじわと追い詰めていく。それが最も効果的な戦法だ。
だが──源一郎の目は、燃えているようでいて、冷静なまま。
「お前たちの企みもここまでだ。諦めろ」
源一郎は十手を腰に戻し……そして──腰の刀に手をかけた。カチ、と鯉口を切る──。刀身が、蝋燭の明かりを反射して光る。それは、普通の刀ではない──。
渡辺家に代々伝わる宝刀。鬼切安綱──伝説の名刀の影打ちとされる一振り。源頼光の四天王、渡辺綱が鬼の腕を斬り落としたという伝承を持つ刀と、同じ玉鋼を分けた刀。
源一郎がその刀を抜いた瞬間──空気が変わった気がした。騒乱の中にあって、シン、と静謐な気配が薄く広がり、本堂を満たす。
「なんだ……この感じ……」
浪人の顔が強張った。異常だ。自分はいったい何を相手にしているのかと不安になる。巨漢も足を止めた。本能が危険を告げている。目の前の剣士を睨み、その額から冷や汗が流れ落ちた。弓使いだけが冷静に矢を放った。源一郎の喉を狙った一射──。
源一郎は刀を一閃させた。音も無く──矢が真っ二つに分かたれて左右に落ちる。
「来ないなら、こちらから行くぞ」
源一郎が言い……そして──踏み込んだ。
瞬き一つの間に巨漢の懐に入る。
「ぐっ……!」
巨漢が反応する前に、源一郎の刀が閃く。峰打ち──。刀の背で巨漢の関節を打つ。ゴッ──という、嫌な音がした。
「ぎゃあああああっ──」
巨漢が絶叫した。膝関節が打たれてあらぬ方向に曲がり、巨漢は床に崩れ落ちた。低くなった首を斬首する勢いで刀を振り下ろし──制動。トンッと峰で打った。
意識を喪失した巨漢から視線を外し、斬りかかってきた浪人に対処する。渾身の一撃。起死回生の一太刀──。
源一郎は素早く右手で十手を抜き、振り下ろされる刀の側面を強かに叩いた。その衝撃に耐えられずに──バキィン、と甲高い音と共に砕ける。刀身が中ほどから折れ、破片が飛び散った。
「な……」
浪人が呆然とした、その瞬間。源一郎の刀の柄が、浪人の腹部にめり込み──浪人の意識が飛んだ。そのまま、床に崩れ落ちる。
弓使いが矢を放った。背後から、源一郎の心臓を狙って。──しかし、源一郎は振り返りざまに刀を薙いだ。矢が切り落とされる。
弓使いは既に次の矢を番えていた。連射。一呼吸の間に三本。喉、心臓、眉間──急所だけを狙い撃ちにしている。
しかし、源一郎は慌てることなく、矢を切り落としながら近づいてゆく。弓使いは後退しながら矢を放ち続けた。だが、源一郎との距離は縮まる一方だ。
「くっ……!」
弓使いが短刀を抜いた。弓を捨て、最後の抵抗を試みる。だが──もう遅い。源一郎が踏み込んだ。刀の柄が弓使いの腹に突き刺さった。
「がはっ……!」
弓使いの体が折れ曲がる。源一郎はその胸ぐらを掴み、床に叩きつけた。ふと──感じる僅かな違和感。
弓使いは仰向けに倒れ、苦悶の表情で腹を押さえていた。息が荒い。だが、まだ意識はある。
源一郎は弓使いを見下ろした。その覆面を剥ぎ取ろうとして──源一郎は手を止めた。弓使いの胸元が、僅かに膨らんでいる。
──こいつ……男ではない。女か。




