地球というノアの方舟は傾いている(クマ問題)
クマ問題について、コロンの考え。
まず、亡くなられた方、わんちゃん、ご家族の方には哀悼の意を捧げます。
クマと人。について先にコロンの考えだけ言えば。
・里に降りてきたクマは殺処分やむなし。ここからは人が住む地域ですとはっきりさせる。それより入ってきた場合は殺処分。
・クマに怯えて暮らすのが嫌な人は引越し。
命懸けでその場に住むか、引越すか。住む場所を変えられるのは人間側です。「引越しなんて簡単に出来ない」と言うなら黙って暮らすしかないです。
黙って粛々と受け入れる。
という考えです。
クマは野生動物という自然だと思っています。自然を相手に人間がどうこう出来る事はないからです。
クマが里に降りてきた経緯は、山でとれる餌が少なくなって里に降りたら「あら?美味しいものがたくさんあるじゃない」と気づいたから。
なぜ、山で食べ物が取れなくなったのかと言えば、暑すぎる夏、雨の降らない梅雨。など、昨今の自然変動が一因であると言われていますね。
そして日本で言えばヒグマやツキノワグマですが、北極ではシロクマが食べ物(主にアザラシ)を求めて海に出ても、温暖化のせいで流氷がなく休まず泳ぎ続けることになり溺れて死ぬ事があるそうです。
インドではゾウが森林伐採で住む場を追われて街に降りてきて暴れ、殺される…と、日本のクマ問題と似たような事が起きています。
オランウータンも開発で住処をなくしている動物です。パームヤシを植林するため、オランウータンが住む広大な熱帯雨林が焼き払われています。
住処をなくしたオランウータンがパームヤシの新芽を食べたりして害獣扱いされています。
世界中で日本のクマ問題と似たようなことが起きているのです。
話を日本のクマに戻すと、食べ物が山にないから里に降りてくる。という事ですが、何故山にエサがないのか。
どんぐりの不作が原因の一つと言われていますね。
では何故どんぐりは不作なのでしょうか?
自然のサイクルで不作、病気、天候不順、気候変動などがあります。
その気候変動はオランウータンの森の焼き払いも一因です。
焼き払いによって温室効果ガスが大量に作られて地球温暖化を加速させています。
そしてさらに壮大な話になりますが、地球軸のズレ。
(地球儀が傾いてるアレです。地球儀は地球の回転軸(地軸)と同じように傾けているので地球儀で考えるとわかりやすいと思います)
地軸は約4万1000年の周期で変化していますが、2011年におきた東日本大震災、その地震で地軸が17cmずれたことが確認されているそうです。
それも含め、地軸が20年で80センチずれたそうです。地球の緯度1度分の距離は約111.11キロメートルなので、80センチというのは実に微々たるものでほとんど問題にはならないと思われています。
しかしその急激な傾きの一部は人間のせい。
そこを語るとまた長くなるので、ご興味があればこちらをどうぞ↓
https://www.esquire.com/jp/news/a44924873/earths-tilt-explained/
地軸の傾きは四季に影響します。
暑すぎる夏、寒すぎる冬が原因で森の食べ物が減ったのであれば、人間はどうにも出来ないですよね。
つまり、日本のクマだけ見ても何の解決にならないし、苦しんでいるのは日本のクマだけではないのです。
地球がノアの方舟ならば、人間が乗った時点で方舟は崩壊しているのかもしれません。
クマが可哀想だからと眠らせて森へ帰すなんて、後ろめたさからくる自己満足なことをして数頭助けてももう遅いのです。
自然保護団体のあの人は、大量に化石燃料使う飛行機乗ってあちこち行って大勢の人を動かしているけど、大勢の人が残していった道端のゴミなんて拾わないよね!
人1人が出来るのはそういうとこだぞ!
と、思ってる。




