痛みと引き換えに得るもの
さてさて、ここからちょっと暗くなりますかねぇ。
タイトルにもありますが、「痛みと引き換えに得るもの」。
そのままですよ。
コレもまた、二十代に入ってすぐに気付きましたね。
人は誰しも望みや願いがあるもんです。
しかし叶う反面、自分自身に痛みがあるなら、あなたはどうします?
それでも得たいと思いますか?
まあ「わたし」の場合、逃れられないんですけどね。
偶然とも言えますが、あまりに続けばそれは必然とも言えます。
いくつかお話しましょうね。
昔から、何かを願う時には体に痛みがありました。
すると叶うのです。
しかし自分では制御できません。
ふと思ったことが叶ったり、叶わなかったり…。
自分で自分の心が分からなくなりそうです。
高校卒業と同時にフリーターになった「わたし」は、いろいろな所でバイトをしていました。
でも人間、合わない職場もありますよね?
そういう時は必ずと言って良いほど、クビになったりそこの会社が潰れたりしていました。
そしてある時。
工場で働いていた「わたし」は、仕事が遅いと同僚に半ばイジメを受け、精神的に参っていました。
仕事を辞めようかとも考えていた時期もありました。
その頃、季節は冬で雪が積もっていました。
朝、会社の敷地に入って、自分の持ち場の建物に向かっている最中、「わたし」は雪道で足を取られ、スベって転んでしまいました。
その時、肘を強く打ち、「わたし」は仕事を早退して病院へ行きました。
なんとヒビが入っていました。
全治一ヶ月。
しかし「わたし」はほっとしていました。
これでうるさく言われることがなくなったのだと。
雪で寒く、通勤も酷かったので、家にこもれて逆に嬉しかったのです。
会社から手当ても出ますし、家にこもっていたほうが好きだった「わたし」は、とてもほっとしたんです。
そしてまたある時。
別の会社に勤めていた時なんですが、どーも仕事疲れが出ていまして、辞めたいと思っていた時期に突然の解雇。
正直ほっとしました。
何故なら、その会社で「わたし」は一人の男性に好かれました。
まあただ好かれるなら良かったんですけどねぇ。
ストーカー行為に近いことをされ、精神的にまいっていたんです。
しかも周囲の人に相談しても、その人は良い人だったのでまともに取り合ってくれず、結構苦しんでいました。
そんな時の解雇は、とても喜ばしいものでした。
解雇と言っても、バイトでしたからね。
しかも仕事が減ったゆえの解雇だったので、手当ても貰い、逆にラッキーに思えたぐらいです。
そして近年では、以前にも書きましたが、姉の旦那さんが死んで、遺産が姉に渡ったワケですよ。
そしてまあコレも書いたんですけど、旦那さんの実家ともめましてねぇ。
その土地にいたくないと姉が言い出したワケですよ。
そしたらその年、運の良いことか悪いことか。
建てて数年になる新築の家が安く売られていましてね。
元住んでいた家から二駅先ですが、都会には近くなりましたね(笑)。
それまでは狭い貸家住まいだったので、正直嬉しかったですね。
何せボロくて、狭い家だったので。
願いは複雑な形ながらも叶ったワケですよ。
…ホントは長年暮らしていた土地から離れるのは、ちょっと寂しかったですけど。
まあ後は、この作品を打っているパソコンのことですかね。
ノートパソコン、ずっと欲しかったんですよ。
姉と共有ですけど、あるだけマシですよね!
…さて、他にも細々とありますが、書き込めるのはここら辺ですね。