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「万能な限り低減する」はどこへ行ったのか! 

作者: 葉月太一

エネ基本法の計画では、原発を減らして行くんではなかったのか!

 「原発は低減する」とエネ基本法の計画書に明記されているが、、、


                   作  葉月太一 


 今晩は、放送番組「やまびこ」の時間がやってきました。第13号になります。

今回はちょっぴり堅い話をしようかなと思っています。

今、国会は、新総理(石破茂)を迎えて予算委員会が行われてますが、何かすっきりしないことが、いくつか出てきています。今日はそのうちの一つを取り上げてみました。

「103万円の壁」や「高校学費無料化」で、影は薄くなっていますが、決して見逃してはいけない事です。それは、原発事故の事です。風化させてはいけないのです。

皆さん、そう思いませんか?ぜひ考えてみて下さい。


 「万能な限り低減する」はどこへ行ったのか!

              どこにもいっていない!、、、、ただ「文言を削除」されただけだ!


新聞の記事にはこう書いてありました。


経済産業省は17日、「可能な限り原発依存度を低減する」という文言を削除した次期エネルギー基本計画原案を有識者会議に提示した。 AI(人工知能)の広がりなどで電力需要が増加する中、脱炭素電源の確保が産業競争力に直結することから、エネルギーの安定供給へ原発を含めて最大限活用する方針を打ち出す。 エネルギー基本計画は3年に1度改定しており、次期計画は今月内に取りまとめる。


 既に、先月の2月17日に、第7次エネルギー基本計画は閣議決定されたそうです。

エネルギー基本計画は、おおむね3年毎に見直しされていますが、今回も見直しされてました。

うちの編集長(「やまびこ」編集長)は、納得できないと言って怒った居ます。

見直して改正ならまだしも、明らかに「改悪」されたと言って、、、。その方法は悪質だ。まさに確信犯的手法だ。、、、、なぜなら、大事な文言を削除した、と言って怒っています。

「触れずに」消したのです。言及もしてないので、おそらく「改悪していない」と言うだろう、とも言ってました。

 つまり、のエネルギー基本法は、東京電力福島第一原発事故の反省から、「原発への依存度を万能な限り低減する」との方針を掲げてきましたが、その文言を削除しました。

それどころか、原発の建て替え(リプレース)を推進するとしました。

そして、今後の発電計画では、明らかに原発のシェアを増やしているのです。

徐々に削減していくといった計画は、完全に反故にされたのです。またしても騙しです。

「触れずに」消すと言う確信犯的手法です。


「原発、即廃棄!」は甘ちょろい。「段階的減少」が、現実的だと云って「将来は無くしていく」を含めて、「原発への依存度を万能な限り低減する」との方針を掲げていた筈だったのに、

     その文言は「消された」!


おっと、もうお時間ですね、今回はちょっぴり堅かったけど、原発建設阻止運動を風化させないようにしようね。それではまたねー、さようならー!





3年前の「騙されて」(時事詩)を読み直してみた。又騙されるのか!

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 万能・・・ねぇ
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