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038 ステータスプレート更新①

ご愛読ありがとうございます。


拙い文章ですが、面白いと思って頂けましたら“ブックマーク”や“いいね”、“感想”等にて応援頂けると幸いです。


これらの応援は執筆に際しての大変励みなりますので宜しくお願いします。

冒険者ギルドに戻った私は使い物になりそうもない百合百合ポンコツペアと別れる。

私は背中に大量の汗を流している。

その動揺を悟られないように第三の受付嬢の元へと向かい諸事情で討伐確認が明日に変更になった旨を伝え、広場使用許可の再取得を依頼する。

また、ライジン達へ「今朝と同じくらいの時間に明日もギルドに顔を出すので必ず討伐隊全員の雁首揃えておくように」と伝言を残す。

加えて町の略図を描いてもらい教会へと向かうため、私は足早に冒険者ギルドを後にする。

何故ならポンコツペアがギルド内に戻った後も所構わずベタベタとくっ付いて甘ったるい百合百合空間を作り出していたのである。

それを目の当たりにした他のギルド職員達から「何してくれたんですか!?」との抗議の眼差しを浴びる羽目になった為である。

でも、これだけは言わせて、私は悪くないもん。


受け取った略図と探知を照らし合わせながら移動することで迷うこと無く教会に到着する。

チェーネの教会は故郷の村のものと比べて明らかに立派であった。

建物の広さは5倍近くと人口の多さによる御布施パワーの違いをまざまざと見せ付けられる。

そして腐敗具合に肌寒いものを感じるのであった。

ともあれ、ステータスプレートの更新は必要なので教会の中へと入る。

すると故郷にある田舎の小教会と違い受付がある事に驚きつつ、用件を伝えると嬉しい誤算が判明する。

受付の神官さんから、修行の旅に赴いている神官や神官戦士は、神殿や教会にある祈りの間を無料で使用可能、つまりは御布施が免除されるとの事であった。

詳しく聞くと、教会から追い出されたお可哀想な負け組みに対する勝ち組エリートの神殿&教会付き神官様たちからのお慈悲だそうである。

ただし、御布施自体は出されれば遠慮無くお気持ちとしお預かりしますとの事だった。

なので、情報の御礼として美少女たる私のスマイル(無料)だけ差し出しておきました。


そうして祈りの間をスマイル(無料)で借り受けステータスプレートの改められ情報を神様から賜り、スキルを確認し終えた私の顔からはスマイルが消え失せていた。

ステータスの数値には当然変化は見られなかったが問題はスキルである。

今回の更新で改められたスキル一覧がこちらである。

ノーマル:調理(8)、洗濯(8)、裁縫(8)、耐性:毒(2)、魔術(9)、魔道具作成(7)

レア:美麗(10)、妖艶(6)、淫乱(5)、秀才(3)

ユニーク:傾国の美貌、従属の簒奪者(簒奪値:725)


先ずはノーマルだが、魔術がレベル9に上がったのは探知の常時行使や合成魔術などが功を奏したと考えられ、魔道具作成が初登場で既にレベル7とは非常に嬉しいのもである。

だけど耐性:毒ってなんぞや?。

毒なんて食べた覚えも喰らった記憶も無いのですが!?。

酒は飲んだけど酒で毒耐性が身に付くなんて聞いた事もない。

もしも身に付くのなら世の成人の大半が多かれ少なかれ毒耐性を身に付けている筈である。

これの真偽は明日冒険者ギルドで確認してみる事にする。


次いでレアとなるが、既にカンストの美麗を除いた妖艶、淫乱、秀才の全てが成長している。

中でも淫乱先生の成長がノーマルスキルを含めて見ても段違いで酷すぎる。

思い当たる節は山盛りあるが「さすがビッチだ、とんでもないぜ」と誇れるものとも思えない。

加えて「まだ慌てるようなレベルじゃない」と落ち着いていられるレベルの域からも脱してしまったと思えてならない。

少し落ち着くためにも自分の性歴を見つめて直して冷静になることにしましょう。

私は15歳に成ったばかりの未だに純潔を保っている乙女であり、ちょっと自己慰めが好きな、男性経験は無いけど同性の女性経験はある、野外プレー好きな普通の女の子です。

と自分の性歴を改めて並べると、どう見てもHENTAIですね、ありがとうございました。(涙)


気を取り直してラスボスのユニークである。

“従属の簒奪者”の(簒奪値:725)ってどう扱えばいいのかしら!?。

確かに町の住人全て魅了するって覚悟はしたけれど、それにしたって前は200弱だったから軽く見積もっても3.5倍以上になっておられまする。

ついでに言うならば基礎ステータス合わせればヒューマン平均の50倍近いって想像も付かないってか、明日試しにイビルボアの首無し遺骸でも試しに持ち上げてみようかしら?。

と気楽に考えていてふとある記憶が、ブースト状態のトラウマが蘇るのに併せてガタガタと身体が震えだし、チビりそうになる感覚までもが襲ってきて下腹部と膀胱がキュッとなる。

簒奪値の上昇に合わせて認識加速も引き上げなければと固く誓い、ブースト状態を使わざるを得ない状況に陥る前にもう一度特訓を行うことを私は決意するのであった。


こうしてステータスプレート更新を終えた私は教会を後にし、昨晩宿泊した宿屋へと向かう。

黒百合関連の噂を広められた腹癒せに宿屋を消し去る訳ではない。

ただ単に今晩も宿泊する為である。

これは討伐確認が明日になったので致し方が無いと諦めている。

町には他の宿屋が二件あるが他の宿にしないのは、部屋も悪くなかった事と別な宿から新たな噂が立つのを嫌ったからである。

そうして問題無く部屋を格安で確保した私は宿屋を後にして、市場や蚤の市へと向かう事にする。

えっ?格安な理由?“町中で黒百合だとか金百合だとか昨日はお愉しみだったとか妙な噂を沢山耳にしたよフシギダネ”って微笑みながら伝えただけで、何故か相手の方から格安提供を申し入れてきてくたのよ。

これも日頃の行いがいいのと幸運値が高いからかしらね。

耐性:毒取得と淫乱の急上昇はカテジナに盛られた媚薬に起因するものになります。

本来は少量でも効果を得られ、効き目に合わせて少しづつ追加するものをザンネンさんはこれ位盛れば確実にお愉しみ頂けると悪意無く超過剰に投与しております。

その量は常人なら気狂いする程で、辛うじて無事だったのは常人離れしたステータスのお陰でした。

翌朝の頭痛とダルさと身体の火照りは媚薬が抜けきらないが毒耐性のお陰で効果が抑えられていた為の症状です。

淫乱先生の脅威の伸びはザンネンさんを召し上がったことに加えて自分もザンネンさんを使って愉しんだ事が起因します。

媚薬事件が無ければ1レベル上がったくらいでした。

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