030 淫宴
本編は全体的に性的な描写が含まれております。
性的な描写が苦手な方は本編の閲覧は御遠慮下さい。
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うぅ、頭が痛い。
それに身体がダル重い。
そして少し熱っぽいのか火照りも感じる。
何があったか未だ覚醒しきらぬ痛む頭で必死に思い出す。
昨晩はイビルボア討伐にチェーネの町の住人総出の宴が繰り広げられた。
殊勲賞たる働きをしたフロレアールは当然の如く主賓席中央に座すこととなった。
ブースト状態の後遺症などによるフードファイターを遺憾なく発揮し、大量の料理と併せて大量の飲酒を繰り広げていた。
その事から頭痛の原因は多量飲酒と判断して、神聖魔術の解毒を行使すると当然の如く嘘の様に痛みやダルさなどは消え去るのであった。
そして自身の躰からアルコールが消えたことで改めて気付く。
うっ、部屋がもの凄くお酒臭い。
それに何だろう、嗅ぎなれて知っている匂いなのに、いつもと少し違う感じがするこの匂いは?。
部屋は薄暗く魔術で照らさなければ詳細は分からないなと視線を漂わせる。
すると自身の横に探知で緑に縁取られた人の姿が浮かび上がりパニック陥る。
ナニ、コレはナニ?。
酔った勢いで一晩を共にって私未経験、私は男じゃなくて乙女なのよ!?。
お、落ち着くのよ、先ずは光魔術で照らして状況を把握するのよ。
魔術で部屋を照らし出し、自身を含めて周囲を確認する。
部屋は広く、調度品やベットなどの寝具も含めた高級そうに感じられるが見覚えは無い。
自身の下腹部やベットにも純潔を失ったと痕とみられる染みは見当たらないので一安心する。
そして自身が全裸である事に改めて気付く。
訳が分からないわ。
次いで寝具に隠れる緑の人影を確かめようと覆いかぶさる寝具に手を伸ばそうとしたところでベットから飛び退く。
そう、探知で緑色に縁取られている。
つまり相手は意識がある筈なのである。
「起きているのは分かっているから、そこから出てきて姿を見せなさい。」
相手にそう命じたが、相手が動き出す気配が感じられない。
この状況下で従属状態ならば寝具から出てくる筈。
出てこないとなると自発的に身動き出来ない状態となる。
なんて事、酔った勢いで相手に緊縛プレイを強制したとでもいうの!?。
慌てて寝具を取り払う。
そこには恍惚とした表情を浮かべたまま幸せそうに眠っている全裸のカテジナが隠されていた。
「ジーザス、ドウシテコウナッタ...。」
見目麗しい裸のカテジナを眺めていると昨晩の痴態の記憶が徐々に蘇ってくる。
お互いに純潔を散らすまてまは至らなかった。
自身で己を慰めつつカテジナに愛で撫でさせ達しもした。
その後は逆にカテジナを己が愛で撫で幾度となく達させる。
最後はカテジナに口付けして失神するまで責めていたいた様な朧気な記憶。
その後は己自身で慰め幾度と無く達していた様な気もする。
こうしていても埒が明かないのでカテジナを起こすことにする。
「ガッカr、じゃない、カテジナ、起きなさい、カテジナ。」
声を掛けながら揺り動かす。
「うん、あぁ、...、此処は...。あぁ、御使い様。あの、その昨晩は、可愛がって頂き、あの、ありがとうございました。」
顔を真っ赤にして恥じらうカテジナを見て、「あれ!?ザンネンさんじゃない時は、めちゃくちゃ可愛いんだけど!?。」と脳がバグるフロレアール。
「あ、うん、おはようカテジナ。その昨晩は色々あったけど、お互い純潔も散らしてないみたいだから気にしないことにしましょう。それと言葉遣いは今の感じにして、私をフロレアールと名前呼んでくれると嬉しいかな。」
「!?。はい、分かりました。その、この言葉遣いでも構わないのですが、他の人がフロレアール様に対して横柄な態度や不敬を働いた際には抑える自信がありません。それと昨晩のことは気にしないどころがご寵愛頂いて。その、私の人生観が変わったことを感じています。私はフロレアール様に身も捧げております。出来れば、今後ともお側で仕えさせて頂ければ幸いなのですが...。」
どうやらカテジナは狸寝入りしていた訳ではないらしい。
本人の言葉通り身も心も私に捧げたことで、意識が無い状態でも探知反応が緑になったようである。
「取り敢えずは、貴方はライジン達のパーティーメンバーなのだから貴方個人で身の振り方を決める前にライジン達に話しを通してパーティーからの脱退の許しを乞うべきだと思うわ。」
「はい、フロレアール様のおっしやることはご尤もですので、後ほどライジン達と話し合ってみようと思います。それで、ライジン達から許しを得られたら側仕えとして旅に同行させて下さるとお約束して下さい。」
私は真っ直ぐな瞳で見つめてくるカテジナに根負けする。
「分かったわ、但し私のスキルとかに関しての秘密は守って貰うし、詳細は教えるつもりは無いわよ。それと時折別行動をする時は一言断るから文句を言わずに従うこと。いいわね?」
「はい、承知しました。それではそろそろ起床というか身嗜みを整えて食堂に向かいませんか?あの、それと一つお願いがありまして...。」
「了解よ。これからオリジナルの洗浄魔術の一種を使うけど他言は禁止だからね。」
そう言って私は浄化魔術を寝具も対象に含めて行使する。
「え、何これ凄い。水が出ないのに身ベタつきとか消えて、それに髪とか肌まで見違えたような気がします。」
「あとは髪を整えるからそのまま腰掛けて。」
「はい、すみません。お願いします。ふぇ!?温かい風!?」
混合魔術で温風を作り、髪が長いカテジナの髪を梳かしで、私自身は短いので手櫛で整える。
「これも秘密よ。それでお願いって何かしら?」
「あの、最後になるかも、しれないので、その、口付けして、頂けませんか?」
何だろう、この上目遣いをしてくる可愛い綺麗なヒロインは、一体何処から現れた?。
そしてザンネンさんは!?と頭はの中は混乱しつつも、私はその願いに答えて口付けをする。
「えへへっ、ありがとうございます。それでは服を着て食堂に向かいませんか?」
身だしなみを整え終えた後、淫靡な香りがする篭もる部屋の空気を外の空気を入れ替える。
その後、私とカテジナは部屋を後にし食堂に一緒に向かったのであった。
私、カテジナはこの世に生を受けて17年で初めて真の悦びを知りました。
御使い様にお悦び頂くために、私自身の身も心も捧げることを願い叶いました。
その折に女性としての真の悦びまでも私めに御教授賜る機会を与えて下さったのです。
御使い様の透き通る様な傷一つ、そしてシミ一つない白く美しい裸体を拝見し、その美しくも情欲を誘うそのお躰に触れ、愛で撫でる栄誉を賜れた。
そして私めの貧相な躰を綺麗とお褒めいただいた上、御自らの手や口を使われて私めの躰を愛で撫で頂きました。
その折には自身でも信じられない程に激しく、幾度となく達してしまいました。
そして寵愛の最後には口付けまで賜り、その際に私めは達すると共に残念ながら意識を失ってしまったのでした。
私は禁断の蜜たるたるこの甘美な悦びの味をを知ってしまいました。
最早、私は御使い様から離れることなど考えられません。
生涯この身も心も捧げさせて頂く所でますわ
。




