表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
終わりゆく世界をはじまりの世界へ  作者: よむっちよ
真実と嘘
16/25

おっさんの真実

さてとまぁ。

そんな感じで僕達は本部に戻ってきた。

「加藤くん、信じていたよ」

「急で申し訳ない。何の能力を使ったんだ?

ほぼ死んだ人を生き返らせるもしくは生き返る能力は相当体力の消費が激しい。」

「詳しくは能力ではないです。どっちかっていうと。オリジナル。

もう分かってますよ。おっさんが二つの能力を使えることを。一つ目は相手の感情を読み取ることができる。もう一つは」

「神を召喚できる能力」

「能力自体はこれは危険すぎるから封印されたはずだ。おっさん、どういうことだ?」

「やっぱりすごいよ。お見事だ。」

「あれは大学を卒業した時だったよ。国立の図書館にあった、めっちゃ中二臭い本があってな。で、まあなんか手に取ったら頭によくわからん映像が流れたんだよ。そっから能力を手に入れてしまった。でも、基本的にあの能力は使わない。危険すぎる。」

「でも、あなた使ったじゃないですか」

「僕を生き返らせたこと。」

「なるほど、それも読んでいたか」

「神にシナリオを作らせた。今この部分のシナリオは作っていない。僕が生き返り、そして僕は自分、能力だっていうこと。全て。」

「お見事だ。」

「もう一つ聞きたいことがある。

僕の能力が偶然なのか?

それとも、おっさんが、僕の能力にしたのか?」

「君の能力は本当に偶然だ。まずは本当に、足立以外にこの能力を持っているやつがいるとは思わなかったが」

「でもなぁ、そうなると、加藤君にも能力が使える」

「どうする?」

「どうするとは?」

「神と言っても。まぁ、要するにあれだ、Pなんたらって考えればいい。あんな感じで召喚できる。どうする、この能力を加藤君は使うか?」

「わからない」

「そうか」

「別に君の適当になるわけでもないし。元々は味方だ。もちろん今後とも宜しく頼むよ。」

「はい」

そうすると、おっさん以外は部屋を出た

「ただし、能力は退化するがな……」

「さて、これからどうなるか」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ