黒の組織
「これ、美味しいねー」
武蔵さんが家にやってきて。なんか勝手にいろいろ持ち込んできて。何か色々と食べている。
「加藤くんもこれ食べや旨いぞ!」
「それ、武蔵さんが作ったんですか?」
「うん、そだよー美味しいで」
僕は元々家にあったらご飯を食べ終えて。
「じゃあ、少しもらいますね」
「おう」
「武蔵さん。今日お母さん帰ってこないんだよ。ちなみに。メール来たんすよ。」
あの時。おっさんと志さんが話している時に。
メールが来たんだ。今日帰れなくなるって。
「まぁ、俺に言われてもあれだけど、了解。」
「にしても、このグラタンうまいっすね。」
「でしょ〜。自信作なんだわ」
ぶるぶるぶるぶる
武蔵さんと僕の携帯から着信音が来た。
「もしかして……」
「食事中に来ないで欲しかったね。」
「緊急警報発令、緊急警報発令」
「黒の組織。特殊部隊が現れました。特殊戦闘部隊、戦闘部隊は直ちに現場に急行してください。武蔵さんと加藤くん。直ちに本部にお戻りください。各職員は直ちに現場へ急行してください。」
「これ、おっさんから呼ばれたな。」
「ヨシ行くぞ、加藤くん。」
「そうだ、この剣を貸しておくよ。この剣を持って魔法を唱えてくれ。そうすると威力が倍増する。」
「分かりました」
「よし、行くぞ。そうそう、加藤くんワープ使えるよね?ワープ使っていこうか。」
「了解です。ワープ」
「うわ、すごいなぁ。」
「あっ、おっちゃんだ」
「あっ、武蔵、加藤。すまないが、ちょっとこっち来てくれ。」
「今回はチーム作戦となる。すまないが、武蔵くん加藤くん、君たちで組んでくれ。俺も途中から行くからごめん。っていうか、俺の能力的に支援になるけど。とりあえず行ってくれ。」
「了解」
「そういえば、黒の組織って何ですか?」
「組織には属しているが、どの組織にも反抗的な組織。正式名称が決まっていないため、黒の組織となっている。詳しい事情は車を運転してる時に流すからよろしく。」
そうすると、武蔵さんが
「加藤くん行くよ。」
と言ってきたので
「分かりました。」
と言った
なにこれ?銃声や金属音が響いている。
「一応一般人には被害が出ないように隔離フィールドにはしてあるが。いつ壊されてもこれは文句言えねーなー。」
「そうすると、武蔵さんが。よいしょっと」
2本の刀を取り出した。
「あー、この刀は1本目はイザナミ、2本目はイザナギ、。あいにく、加藤くんみたいにヨシツネは使えないんだ。」
「そうなんですねー」
と言いながら、僕も。
「二刀流霊刀ヨシツネ!」
と唱えるといつもみたいにブラックホールみたいなやつが現れて、刀が出てきた。ちなみに今回は鞘付きだ。
「おい2人とも聞こえるか?」
「俺は今回は支援役になるから。
チッ。武蔵、加藤後ろ!」
「おいおい、剣突き刺すなら先に言ってくれよなー。」
と、武蔵さんが言うと
僕はこう唱えた
「火属性一の形ファイヤーボルト。
雷属性二の形雷柱」
そうすると、刀からすごいエネルギーが出てきて。
近くの敵が倒れた。
「加藤くんやば。これから怒らせないようにしよう。」
「人聞きが悪いこと言いますねー。」
「さあ、いっちょやりますか。」
「ライオット!」
「それと、刀から雷が出てきて。相手の腕を落とした。」
うわっ、気持ち悪いなぁ。
「加藤くん、後ろ!」
「了」
「そいや!」
「あー、刀がちょっと。仕方がない。二丁拳銃。オルフェウス。」
ごっつい拳銃が二つでできた。めっちゃ重そう
「あっかる」
「なるほど。君が……」
「誰だ?」
「キミと同じ能力を持つものだ。」
「まずい、そいつとは早く離れろ。」
「そうはさせないよ。」
敵は僕の目の前にすぐに来て、腹を押された。
そうすると、敵の手から刀が出てきて。
「ぐはっ」
「君には死んでもらうよ。」
「武蔵さん…早く逃げて……」
「おい、足立!AHF抜けてからまさかこんなことをやってるとはな。」
「なぜ殺した。なぁ、なんで加藤くんを殺した?なぜお前と同じ能力の、こいつを殺したんだよ。助けたかったんじゃねえのかよ。」
「武蔵、お前にはガッカリさせられたよ。お前もついでに殺したろうか?」
「………………」
「足立隊長そろそろお時間です。」
「目的は達成された、さらばだ。」
「おい、足立!」
「加藤くん?おい、返事をしろよ!加藤くん!」
続く
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
足立くんですが。僕の大好きなゲームから取ってきました。
次回もよろしくお願いします。