表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
終わりゆく世界をはじまりの世界へ  作者: よむっちよ
噂の最強
10/25

まさかの能力者

「おっはようございまーす、天気は晴れ!降水率は2%!元気な体で過ごしましょう!」

と、僕を起こすタイマーが喋った。

「あー、ねむ。」

「あ、やっぺ学校行かないと。」

一応お偉いさん。まぁ、あの人のことをおっちゃんと呼ぼう。おっちゃんが。学校行けよーといったんで、いく。さすがにそろそろ行かないとやばいなと思っていたので、ガチで本気で行く。

「よーし、完了、朝ごはん食べよう」

「妖夢、おはよう。ご飯あるから食べといてね。お母さん、今日は早いから。」

「分かった、行ってらっしゃい」

一応お父さんもいるが、お父さんは他の国で働いてるから滅多に日本には帰ってこない。

「ご馳走様でした。と。」

僕はご飯を食べ。自転車に乗り。

学校へ向かった

ちなみにうちの学校は自転車OKなのでもうそれは楽だ。

「おいおい、加藤2日続けて学校来るとはなぁ。」

「まぁ、別にいいじゃん。」

「そういえば、お前課題出てないから課題徹底だよ。」

「うん」

課題徹底とは課題を出してない人がいく地獄のような場所だ。

「はいはい、みんな座って。ホームルーム始めまーす。」

「今日は警察の方が来て、防犯意識を高めようということをします、しっかり聞きましょう。」

おっちゃんが来ないことを祈る。

「加藤お前元気ないなあ、どうした」

「いや、別に何でもないよ。」

「オッケー」

で、まあ6時間目だ。

「なんか今回は椅子用意してくれるらしいよ。」

「まじか。」

カタカタカタカタ

「えーと、皆さんこんにちは。警察の愛知県支部から来ました。あだ名はおっちゃんといいます。よろしくねー」

「うっそーん」

ガチでおっちゃん来やがった。

「最近犯罪というのが増えてきてます。そういうことを皆さんにはやって欲しくないので、そういう講座をしていきたいと思います。」

「そうですねー。じゃあ7列目の。右から6番目の子!ちょっと来てもらえますか?」

フフフフフフフフフフフフ。まじかよ…

俺じゃん。

まぁ、とりあえず。

「はい、分かりました!」

「えーと、あとは。5列目の左から3番目の子きてねー」

僕はおっちゃんに

「なんでここにいるの?」

と問いかけた

「仕方ないじゃん、毎回、毎回ここなんだからさ、俺」

「というか、あなたAHFの代表じゃないですか。警察って名乗っていいんですか?」

「いや、だってうちの組織本当は表舞台には立たせない組織だから。」

「くるよ、」

はぁ、無茶苦茶な人だ

「えっとねー、君名前は?」

と、俺に向かって言ってきた。

「加藤です。」

じゃあ、もう1人の子は?

「田中です」

「じゃあ、田中くんは犯罪者の方をやってもらうかな。」

「はい。」

「じゃあ、加藤くんはお店の店員さんという役で

。」

ようやく講座が終わった。

そうすると、おっちゃんがこっそり僕に言ってきた。

「ちょっとちょっとついてきて、ついてきて」

僕は言われてついていった。

「すまない。ちょうど5分前。この世界で能力者が現れた。しかも野良。何をしでかすか分からんから行ってくれ。」

「あっ、でも学校。」

「上から手配しておく。」

「分かりました。じゃあすぐに行きます。」

僕は靴に履き替えて。

「ワープ」

特定の場所に移動することができる能力を使った。

ついでに今回は俺1人でやれって言われた。何かあったらどうするんだろうな?

「あっ、あいつか?」

「うーん。もしかして、あいつ、加賀か?」

「まずい、気付かれた。」

僕はバレてしまったので、姿を出した。

「加賀お前どうしてこんなところにいるんだよ。」

「私、何かおかしい。何かいつもと違う。」

「あのじじいマジで許さん。」

つまり俺を選んだ理由は、そういうことだ。

「加賀ちょっと来てもらう。」

「離してよ!」

ピューン

「おいおい、やっぱりお前能力者だったか。」

「私は違うの、これは決して違うの!」

「もう面倒くさいな、気絶させるか。」

「やめて、違うの!」

「ごめんね、ちょっと気絶してもらうよ!」

カキーン

「やっぱり指から玉が出てくるか!」

僕は木刀を出していたが、すぐに折れてしまった


「仕方がない。いでよ、刀!」

「手をグーにして前に突き出す、そして、刀を抜くようにして。利き手で刀を引き抜く」

カキーン、カキーン

「僕を信じてくれ!」

「いや、たすけて!」

「くっそ、今だ!」

僕はすぐに木刀に切り替えて

「はぁ!」

加賀は気絶した。

「まぁ、あんまりしたくないけど」

僕はお姫様抱っこをして本部へ連れて帰った。もちろん、道中誰かに変な目で見られるのはごめんなので、ワープを使った。


まさか、あの子が能力使いになるとは誰も思っていなかっただろう。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ