全ての始まり
「いや、あの、だからね。」
「いや、あのーわかんないんですけど、あのあ、ちょっとね、あのー。」
「まあ、だから要するにあれだよ君が元々いた世界とは違う。
でも、君が元いた世界のように電車。車。飛行機。船。
はちゃんとあるぞ!
そう、これは。約6時間前。」
「あー、眠い、あーまじねみー。学校なんて行きたくないし、課題なんて僕知らないし!どうせ不登校だし、うん、仕方がないね。とは言っても、さすがに学校行かないといけないよなぁ、たまにわなぁ。仕方がない、行ってみるか。」
数十分後。
「お前、学校来るなんて珍しいなぁ。」
こいつの名前は佐藤だ。んまあ、下の名前は覚えていない。なぜかって?僕、記憶力が悪いんだもん、許して。
ちなみに言うと、僕ね名前は、加藤だ。
あんまり覚えておかなくても大丈夫だぞ!
クラスの皆がザワザワとしていた。多分俺が来るのが珍しかったのだろう。
その割には、ものすごく、ものすごくざわざわとしていた。
みんながグラウンドの方を見ているので、グラウンドの方を見てみたら。「おいおいおいおいおいおい、寝言は寝てから言えよ。」
そこには、黒服のスーツ、黒服のタイツ。そんな感じの人がグラウンドに立っていた。約60人。
クラスの1人の男の子が言った。
「おいおい、あれって、ハンドガン?」
そして、全校放送が入った。
「みなさん、どうも、おはようございまーす!(*´ω`*)ノ))」
「皆さん、スマホを見てみてくださいね!」
俺達は全員スマホを見てみた。するとこんなメールが送られていた。
「君たちには戦いをしてもらう。もちろん、仲間で戦うというわけではない。
戦うことを簡単ではない。だから選ばせてもらうよ。
戦いができるかできないか。各教室の掃除ロッカーの中にリングを全員分入れてある。それをつけてみるといい。
もし適合に失敗すると。
ドカーン。
大変なことになるけどね。」
僕は思った。
あっ、死んだ。あー、遺書でも書いておけばよかったよ。
ちなみにこれ全員強制参加だからね。
そして、教室に1人の男が現れた。
「はい、えーとね。まあ、強制参加なんで。
ドカーンとか言ってるけど。ちょっとだけ気絶するぐらいだから大丈夫。」
「さあ、やってもらうよ。
よろしくね。」
えーと、初めてのやつです。