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異世界で波乱万丈  作者: かめロンと深山傍喰
旅に向けて…どうすればいいんでしょうね
64/100

合流

時間があったので投稿しときます

「澤田はどこにいるんだ?」

「あっちの方だな」


ファフニールが指した先は外壁沿いの一画。テントが張られてある場所だった。

そこに向かって歩き始める。


「注目がすごいな」

「当たり前だろ。そんな格好なんだから」

「…ああ、忘れてたわ。でも、まあ問題ないし良いだろ」

「お主がいいならいいが」


俺はまだ機械化を解除していない。

今はexsの姿のままだ。そりゃ注目されるわな。

周りの目は警戒、感心、恐怖などの感情。恐怖が今一ようわからんけど。


「そういえばそれは澤田に借りたのか?」

「ん?これか?」

「それ、澤田の9ミリ機関けん銃だろ?」

「そういう名前らしいな。結構面白い」

「面白いんだ」

「ああ。これは魔法などを一切使っていない。なのにこの威力だ。興味深い」

「残念ながら俺達はそれの説明はできんぞ。俺はひと時、調べてみたけどよくわからなかった」

「そんなに難しい物なのか?」

「いや、そういうわけじゃないんだ。考え方はすごく簡単だ。ただ、それを行うのに結構な部品が必要でな」

「ん?よくわからんぞ」

「すまんな。俺はというか澤田も説明は下手なんだ」

「そうか」


テント近くに来ると人が忙しなくテントを出たり入ったりしている。


「呼んできてくれ」

「わかった」


俺は体格の都合上テントには入れない。なのでファフニールに頼んだ。

ファフニールは駆け足でテントの中に入っていった。

そしてすぐに出てきた。


「ちょっと待ってだとさ」

「はいよ」


俺はいまだ続く戦場を見た。

ところどころでまだ魔物との戦闘は続いている。


「行かなくていいのか?」


ファフニールが俺の隣に来て言った。


「さっきも言っただろ。残量が少ないって」

「そうだったな」

「大変だな。この世界は」

「そうか?いや、そうなんだろうな。人にとっては…」

「これからもこういう戦場を見ることになる」

「不安か?それとも…」

「不安がないと言えばうそになるからな。それ以外の感情は…。特にないな」

「お主等の世界は平和だったのだろ?そういう世界の人間は命を奪うことに抵抗があると聞いたが」

「普通はそうなんだろう。でも、俺には無い。逆に俺は元の世界で誰かを殺してみたいと思っていた。実際にはしなかったけど」

「それはなぜだ?」

「簡単なことだ。そういう法があった。それと、怖かったんだろう。誰かを殺して罪となるのが」

「つまり…」

「命を奪うのに抵抗はない。澤田は知らんが」


俺がそう言うとファフニールは黙った。

どこか悲しそうな顔をしているように思えた。

邪龍も優しいもんだな。


「お待たせー」


後ろから澤田が手を振りながらこっちに歩いてきている。


「お疲れ。どうだった?」

「大変だったよ。つるっぴは?」

「結局、アーマードサウルスはファフが倒したよ」

「へー。駄フじゃなかったんだなww」

「駄フ言うなし!!」

「ww。さて……俺達はここまでだ」

「…了解」


俺は機械化を解く。装甲は青い粒子となって消えていき、元の俺の姿に戻った。

そして、街に向かって歩き始めた。

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