レベルアップ
ステータスを確認すると色々と変わっていた。
「なんか…レベルが上がってるんだが…」
「俺も…」
自分のレベルが5に固有スキルの「ロマンの探求」がレベル3に混乱耐性はレベル5になっていた。
混乱耐性が一番高いのは色々とあったからだろう。問い詰められたリ、ドラゴンと会ったり…。
それに新しいスキルがあった。「スナイパーLV1」という物。
「澤田は?」
「俺はだいたいつるっぴと一緒だな。混乱耐性LV4と、身体能力向上LV1が増えてる」
「なんで混乱耐性が高いんだよ…」
「多分、問い詰められたときに獲得して、ファフニールに会った時にLVが上がったっぽい」
「ああー」
「それで詳細は?」
「今確認してる」
俺も確認する。
自身のレベルアップは多分HPとかが上がってたりするんだろうけど元の数値とか確認してなかったからなー。どれぐらい上がったのかとかさっぱりだ。大体全部10代くらいだな。
固有スキルの方は…リストの内容が増えた感じか。
「ライフル(ADH)と頭部センサーユニットが増えた」
「それってADHの武装じゃん」
「そう。なんか俺のスキルがどういう物かだんだん読めてきたな」
ADHとはEXSと同じくロボプラの機体。EXSよりはごつごつしていないが普通の機体よりごつごつしているので結構好きだ。何より頭部のセンサーユニットがかっこいい。
「それと『スナイパー』の詳細は反動抑制と視力強化で両方とも5%だ」
「俺は9ミリ機関けん銃と鎮痛剤、スモークグレネードだな。身体能力向上は言うまでもないだろ」
「どれくらい上がるかは言えよ」
「7%だ」
「……微妙だな」
そしてお互いにスキルで増えた物を出してみた。
「ライフルは…そのままだな」
ライフルは軽かった。スマートガンより軽い。
「9ミリ機関けん銃は多分そのまま。小さいし使い勝手がいいかも」
「こっちもスマートガンよりこっちだな。装弾数も多いし」
俺のは20発。澤田は25発。なかなかいいのではないだろうか。
「それでさっき言ってた頭部…なんだっけ?」
「頭部センサーユニットな。それはなんか、装備できなかったよ」
「なんで?」
「なんか必要アイテムが足りませんって」
「アイテム?」
「ああ」
俺がセンサーユニットを選択した時に「機械化」というスキルが必要と出てきた。「取得しますか?」なんて出てきたから取得しようとしたんだが、必要アイテムが足りないと言われた。
「へー。それでそのアイテムって?」
「わからん」
「は?何が必要ですとか出てこなかったん?」
「ああ」
「なにそれ無理ゲーじゃん」
「だよなー。一度、ファフに聞くか」
「そうした方がいいだろうな」
という事で俺たちはファフニールの帰りを待つことにした。
「ちゃんと食える物持ってきてほしいな。芋虫とかは勘弁してほしい」
「何言っとん!?芋虫は栄養価が高いんやぞ!」
「それじゃあお前は食えるのかよ」
「それとこれとは話が別だw」
「お前…ww」
ファフニールが帰ってきたのはそれから30分ほどたった頃だった。
果物を両手いっぱいに抱えて帰ってきたので、心配は杞憂に終わった。
マジでよかった。




