組織の由来
少し早めに出来たから投稿
早く文章力上がらないかな
「と、父さんがサブリーダー!?しかも父さんと親友って…!?」
(父さんってそんなにすごいひとだったか!?おしゃべりでドジなただのオヤジだと思ってたのに?)
「そうさ!私が……おっと失礼。興奮して取り乱してしまった。」
(え、もしかして今のが素!?)
という俺の驚きを知らない彼は何もないような顔で
「私がこの組織を作る計画を立てていることを彼に伝えたら、彼は『ぜひ参加させてくれ!』と協力してくれた。
しかし、この組織は反政府組織として立ち上げたため、口外禁止ということになった。だから彼は君たちに仕事の内容について詳しく話してくれたことがなかっただろう」
「あ……確かに」
確かに父さんは俺たちがなんの仕事をしてるのか聞いても、ただ一言
「人々を助ける仕事だ」
としか教えてくれなかった。警察か何かだと思っていたけど、まさかここのサブリーダーだとは……。
「そして私たちは、力の事を“сила(シーラ)”と名付け、その“сила”たちの集まる、そしてその力で地球を守るための組織である、“Japan Extinction Defence Organization” 通称『JEDO』(ジェドー)を立ち上げた」
……うん、やっぱり話についていけない。
「あの……力の事をсила(シーラ)って言ってますけど、力って一体なんなんですか?」
──ガチャッ
「それについては俺から説明しよう!」
そう言いながら、今にもバーンッと言う効果音が流れそうな方法で登場したのは
──俺の父親だった。
全話まで力の事をForceと表記していましたが、諸事情により、силаに変更させていただきました。
сила(シーラ) ロシア語で力という意味です。