オワリノハジマリ 後編
未だに文章力の無さが垣間見える(´・ω・`)
(謎の力に目覚めたのか!?)
警察の使っていたのもが22口径のリボルバーとはいえ、それでも傷一つつかないような装甲を素手で貫き、分断できてしまったのだ。しかし……
「こんな事普通あり得ないよな」
突然謎の力が目覚めるなんてアニメや空想の世界の話であって、現実ではありえない。が、もしも謎の力が本物なら…
「あそこにいる人たちは助けられそうだな」
未だに俺の左側では鉄塊と人間が闘っている。その人たちを助けようと意思を固め、1歩踏み出そうとしたその直前
──ズガアアアアンッ
「うわ危ねぇ!?」
突如俺の真横を青白い閃光が通り過ぎ、全ての鉄塊達を一撃で100m近く離れている壁まで吹き飛ばした。
「あなた、大丈夫?怪我はない?」
……あなたの攻撃が当たりかけましたけどね!
と言うつもりで後ろを振り向こうとしたその時
──ガシャッ
後ろから鉄塊の動く音が聞こえた。
「っ!?」
「嘘だろ!?あんなの食らってまだ動けるのか!?」
後ろの人が驚いたように息をのみ、再びあの電撃を打とうとしているのが伝わってきたが、近くにはまだ逃げきれていない人が沢山いる。もし当たってしまえば即死だろう。それなら…
「……俺が助ける!」
そう覚悟をきめ、1歩を踏み出した瞬間、
100m近くあった距離が一瞬で0になり、反射でつい後ずさりそうになるが何とか踏みとどまり、
「…止まれぇぇぇえええ!」
鉄塊のうちの、既に立ち上がっていた1体の首に手をあて、首を飛ばすつもりで水平に振り切った。
──俺が手を振り切った延長線上にいた全ての鉄塊達の体が切断された。
「…え?俺の能力って…」
「動かないで」
「え!?」
突然後ろから声(女だろうか)と、首筋に手を当てられ、言葉を遮られた。
「あなたは何者なの?さっきの移動…機械達まで100mはあったのにその距離を一瞬でつめて、10体以上を一撃で倒すなんて…」
生き残っていた何体かに左手の電撃でとどめをしながら、俺に警戒心を向けながら質問をしてきた。
……雷飛ばす女に言われたくねぇよ!
と、心の中で叫ぶ宗太だった。
早くもヒロイン登場か!?