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僕の友人の最愛の彼女

作者: 夜駒 柊
掲載日:2014/03/26

夜中のテンションで書きました(言い訳)

 突然だが僕の友人はモテる。


 道を歩くと誰もが振り返るレベル、とまでは言わないが、同大学内では有名人である。


 そんな友人には彼女がいる。


 どこにでもいそうな(僕から見ると)ややふくよかな体格の小柄な女の子である。

 友人と並ぶと、美女と野獣どころか彼女の存在感が稀薄になる。……まあ、僕も人のことは言えないのだけれど。


 そんな彼女なので、友人狙いの女の子から嫌がらせを受けたりしたらしい。

 らしい、というのは友人からの又聞きだからである。

 彼女は内緒にしていたのだが、何処からか嗅ぎ付けたらしい。

 嫌がらせした女の子に「彼女は大事な人だから、何かあったら許さない」と毅然とした態度で対応したらしい。


 ……正直詳しくは聞いていない、というか今でも一部の女子が蒼白な顔で遠巻きに友人を見ている時があるので『触らぬ神に祟りなし』ということでスルーしている。


 上記から友人の溺愛っぷりというか過保護っぷりというか……はお分かりいただけただろうが、そんな友人はかなり嫉妬深――独占欲が強い。


 付き合う前は僕が彼女に話しかけられただけで睨んできた。何度何とも思っていないと告げても、理解はできても納得できないという風に睨んできた。小さい時からの付き合いだけどここまでの嫉妬振りは初めてだった。何あいつマジで怖い。


 そんな友人に「早くお前も彼女を作れ」と言われたけれど、簡単にできたら苦労はしねーよ畜生!!


 ……そんなこんなで友人は周囲から彼女をあらゆる意味で守っている。




 最近はというと、彼女がこっそりダイエットをしようとして友人に見付かったらしく、食事量を減らさないように友人お手製のヘルシーな弁当を食べるようになっていた。


 目の前で繰り広げられる空気を読まないイチャイチャ振り(主に友人→彼女への一方通行)だが、今更なので僕はもう動じない。


 ……何故別の場所で食べないのかって?


 友人のお手製弁当が僕にも振る舞われているからである。しかも彼女の弁当とはおかずの中身が違うという……主夫か、とツッコミを入れたら満更でもない顔をされた。ダメだコイツもう手遅れだ。




 ……彼女に惚れた理由が『ご飯を美味しそうに食べている時の顔がとても可愛いから』ということだったので、この光景はずっと続くのだろうな、と友人に押され気味な彼女に同情しつつ、僕は今日も弁当に舌鼓を打つ。

彼女「最初二人の仲良しっぷりにBLかと思いました」


男二人「そ れ は な い」


彼氏半泣き。

でも仲良しなのは本当。友人は『僕』に対してはややツンデレ。

他の人には決してデレない。素直といえば素直な友人。

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