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戦隊モノおことわり

はい、皆さん。閲覧時間に関係なくおはようございます。

例のごとく無能な作者によって登場人物が司会進行を行うことになってしまいました。

ちなみに前回司会進行を行ったレイ君ですが・・・。

まだ寝ています。

ただいまサングラスをした司会者の方がやっているバラエティ番組とか人生相談の生電話をやっている番組とかがやってそうな時間です。

アイリスですが・・・。


“後は任せたわ”


と書かれた書置きを残してどこかに行ってしまいました。探す気はありませんので悪しからず・・・。

本当にこの人たちやる気が極低温状態に達してますねぇ・・・。

まぁそんなくだらないことはさておき・・・。


「そこの兄ちゃん!!今日はいいのが取れたんだ!!買ってかないかい!!」

「ママー!!こっちこっちー。」

「さぁ焼きたてだよぉ!!」

「もうちょっと安くなんないかねぇ。」


とまぁ世間一般の魔界のイメージとは大いにかけ離れた活気に溢れた平和な町ですね。

「ゆるいですね・・・。」

すいませんつい本音が・・・。あ、そこのお嬢さん。ホットドッグを一つ下さい。

「やだねぇお兄さん。はいよ。100ネイだよ。」

はっはっは。ありがとうございます。あぁちなみに100ネイは100円くらいと思ってください。

ひねりのない作者ですいません。

「お兄さん誰に話しかけてるんだい?」

気にしないで下さいお嬢さん。無能な上司の尻拭いと思っていただければ・・・。

「苦労してるんだねぇ。これはサービスだよ。」

あ、これはありがとうございます。さて・・・僕だけで城に行っても仕方ないですからねぇ・・・どうしたものでしょうか。


・・・。(食事中。)

・・・・・・。(まだ食事中。)

・・・・・・・・・。(食事終了。)


せこい行数稼ぎですね・・・このダメ作者が・・・。

ん?何か人だかりが・・・。あ、ちょっと失礼しますよ。

野次馬とは・・・我ながらこんなこ・・・と・・・で・・・。


思考停止・・・。


「ブレイブレッド!!」

シャキーン!!

「ブレイブブルー!!」

キラーン!!

「ブレイブイエロー!!」

キュピーン!!

「ブレイブグリーン!!」

シュイーン!!

「ブレイブブラック!!」

キーン!!

「「「「「5人揃って!!」」」」」

全員が決めポーズ。

「「「「「ブレンジャー!!」」」」」

ドーン!!(5色の爆煙。)


はっ!!すいません思考が停止してしまいました・・・。ところであの色とりどりの爆煙はどこから用意・・・って言うかいつの間に仕込とかやっているんでしょうねぇ?


ブルー「ここにいるのか?レッド。」

レッド「あぁ・・・ここに斃すべき相手が!!」

イエロー「あんま気合入れすぎんないでよ。」

グリーン「そのための仲間なのですから。」

ブラック「ふっ・・・。」

レッド「よし!!行くぞ!!」


えーっと・・・以下漢字表記でいくそうです。

あそこでシリアスな空気を作っているのは良いんですが・・・完全な見世物と化しちゃってますねぇ・・・。格好が格好なだけに。


おや?誰かが近づいて・・・あの格好は・・・。

「はいはいどいたどいたー。」

「あんたたちこんなとこで何やってんの?許可取ったの?」


あぁ・・・まぁ白昼堂々往来でこんな事やったらそうなりますよねぇ。ていうかそういうとこだけ無駄にリアルなんですね・・・。

赤「我々は勇気戦隊!!」

「「「「「ブレン」」」」」」

「はいはいいいから。話は署で聞くから。」

「とりあえず一緒に来てもらうよ。」

赤「いや、だから「署で聞くから。」


あ〜あ・・・なす術もなく連行されていきました。子供見たらがっかりしますよこれ・・・。

ま、いいか。そろそろ戻らないと。そろそろあの勇者も起きてるでしょ。

平和な一日でしたねぇ。魔界なのに・・・。







「なぁ・・・。」

「はい・・・。」

「暇じゃね?」

「忙しいよりは宜しいかと。」

「いや、まぁそうなんだけど・・・。一応魔王なんだけどなぁ・・・。」

玉座にもたれながらそう呟く主に対して内心苦笑しながらそばに佇む秘書だった。

ちなみに“戦隊モノお断り”と書かれた張り紙が追加されたのはこのきっかり2時間後だったとか・・・。

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