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無魔力剣士と召喚士  作者: 夜空 切
第二幕
40/97

六章7

  麗の相手は桜花に任せ、一仕事終えた薫は部屋に戻っていた。

  薫は今から夕飯までの間はすることがないのである。

  備え付けてある座椅子に座り、背をゆったりと預けた。

  暇つぶしに携帯を手にとると、LEDが点滅していた。

  どうやら着信が入っていたらしい。差出人は叔父の総一郎だった。

 「どうしたんだろう?」

  今朝の続きかなにかだろうか。何にしても無視できるものではないので折り返し電話をかける。

 『――おお薫! 無事か? 大丈夫か?』

  雑音交じりで聞き取りにくいが叔父の声だ。

 「は? ちょっと叔父さん! 大丈夫はこっちが聞きたいのだけれど」

 『良かった。まだ接触してないんだな』

 「何の話です?」

  叔父の一言で薫の表情は引きつらせ、上体を起こす。

  彼がこんなに慌てているのを薫はあまり見たことがなかった。

 『SKが、な。堂々とこちらに連絡よこしてきやがったんだよ』

 「え――」

  まさか、このタイミングで!

 『ああ。もしかしたら一足先にそっちへ行ってるんじゃないかと思ってな』

 「いいえ、まだ何も現れていません」

 『ならいいが。出くわしても無茶はするなよ……それと――』

 

  薫は通話を終えると真剣な表情へと変えたのだった。



少しページ配分を間違えてしまいました。


これにて六章は終了となります。次回以降は戦闘も入ってきますよっ♪

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