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あなたに手紙

16歳

作者: mahiro

自己愛が過ぎた自己嫌悪の少年

他人の中身は抉るように傷つける


自分の中は空っぽでも守る

そんな自分が大嫌いだった



目の前で髪を靡かせるのは少女

少女の事すら貪るように傷つける


自分の中をいっぱいにしたくて

そんな自分を愛したかった




視力1.5なんてアレは嘘だ

大事なものなんて何も見えない


虫眼鏡で太陽を眺めて

今すぐこの目を焼いてやりたかった


何も見たくなかった




誰一人信じられなくなった少年

独りで行こうと心の奥 誓うんだ


自分は寂しくなんてないから

だから自分を愛していった




僕の耳には何も届かないんだ

大事なことなんて何も聞こえない


ライブハウスのスピーカーの前で

今すぐこの耳を潰してやりたかった


何も聞きたくなかった



僕には何も届かないんだ

いつの間にか 心も何処か放ってたんだ


自分が何を考えてるか

いつの間にか そんなことも分からなくなって


心に従うことも出来なくなって



視力1.5なんてアレは嘘だ

もう何も聞こえはしなくなったし


だけど だけど



心を取り戻しに僕は行くんだ

大事なものは(それ)にあるはずだから


見つけたなら(それ)に従おう

今からでも何も遅くはないから


僕は(ここ)に従おう

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