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プロローグ2
プロローグ2
コポコポ
み…ず…?
ゴボリ
《魂魄の定着を確認》
あたたかい
《バイタルは全て正常》
何だろう?
《これより、アーカシックレコードへのコネクト及び一般知識のインストールを開始します》
もう少し寝ていたいな
《現在の進行度は、27.7%》
このまどろみをもう暫く感じていよう
《アーカシックレコードへの接続を確認。現在の進行度は、53.9%》
何がおきているのだろう?
《現在戦闘ステータスをインストール中。終了まで後2時間35分41秒》
何か騒がしいな
《全データインストール完了。これより起動覚醒を開始します》
暖かい
でも、此処は何処だろう?
《起動覚醒を確認。これより培養液を排出致します》
何?
苦しい
息が出来ない
『まだるっこしいから強制排出しちゃって』
《了解しました。強制排出を実行します》
ピシッ!
え?何?何の音?強制排出?
ガッシャーン!
ザバー
「ケホッケホッ!」
「開発番号EXE-EC。ようこそ世界へ。誕生祝いとして君は今日から『セルべリア・E・G・フリエスタ』と名乗ると良いよ」
この出来事から900年後、物語は始まり加速し始める。