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プロローグ
「いいか?未来、この首飾りは先祖代々受け継がれたとても大切なモノなのだぞ」
五歳の誕生日じいちゃんがオレに誕生日プレゼントとしてオレにくれた。 「うん!この白い石キレイだね!?」
「そうだろ。なんたってこの石は…未来に説明するのはまだはやいか」
じいちゃんはこの時、説明するのをやめた。
「どれ未来、首飾りをつけてやろう。向こう向いてごらん」
「うん」
じいちゃんはオレに首飾りをつけてくれた。白く輝く石はとてもキレイに見えた。
「この首飾りはお前を幸せにしてくれるぞ」
この時オレはこの首飾りがオレの運命を大きく変えるなんて思ってもいなかった。