第四章 登場人物紹介
今回は一人だけ情報更新
・飛空艇開発に関わっている博士
40代、男、長い銀髪を首後ろで縛り上げピッチリと整えている。
軍事0 統治2 外交2
傍目には普通の紳士に見えて、一般的な社交もこなせるが内面はかなりヤバい。
人間を実験道具くらいにしか考えていない、ブライトなど役に立ってくれる人はギリギリ人間扱いするが、それ以外の有象無象にはあまり興味がない。
自分の限界を試したいだけで、その場を求めてフラフラしていた所でブライトと出会う。
自分のヤバさを理解した上で、立場と資金をくれるブライトは家族以上に尊敬しているし愛している。
妻子がいるが愛があってのことと言うより、そうした方が『普通』に見えるからというのがメインの理由。
それでも彼なりに愛していて、生活で苦労しないように気遣ってはいる。
・バルトロ・エルモ
50代、男、横分けの白髪、整えた口ひげ、茶色の瞳で垂れ目、痩せ型の筋肉質
軍事7 統治5 外交8
大陸出身、コツコツ叩き上げで出世してきた騎士、堅実な性格で確実な作戦を好み、負ける戦いは出来るだけしない。
騎士とは戦場に立つことも大事だが、貴族と上手く付き合っていくことも大事だと社交についても学び、他の学問も話題のために習得、どの分野も学びどれも一流。
貴族と上手く付き合ってきただけに貴族の悪い部分も多く見てきたため、ブライトの祖父くらいの悪事くらいなら『普通』のことだと思っている。
だからこそ、そういった普通のことをしないブライトを興味深く思うと同時に敬意を抱いている。
真面目で自分から仕事を探して動き続けるタイプなためあまり屋敷にはいないが、毎日長文の報告書がブライトの下に届いている。
・オーザド伯 ☆
50代、男、薄い白髪をオールバックにし、長いアゴヒゲ、タキシードに近い形のスーツを着込んだ細面。
軍事3 統治6 外交7
王太子の腰巾着、一応は伯爵だが相応の領地も実力もなく、王家に仕えているということが唯一の誇り。
王家の権力を笠に着て好き勝手している筆頭だが、王家にそこまでの実力はないのであくまで周囲が配慮をしてやっているだけの現状で、周囲はもちろん王家の一部にすら疎まれている。
しかし王太子にとっては自分をいかにも『王太子』扱いしてくれる数少ない忠臣なので重用されていた。
決闘の敗北により多くを失い、再起はほぼ不可能、現在賠償交渉中だが、ほとんどの財を失うことは確定しているようなもの。
今後は王太子次第ではあるが……。
・マーカス卿
70代、男、シルクハットを載せた禿げ上がった頭、口全体を覆う白く長いもさもさヒゲでモーニングスーツ。
軍事2 統治9 外交10
貴族家生まれだが今は一応平民、地方法院の主で国内随一の狸親父。
貴族に対する基本スタンスは皆敵で皆味方、ある意味では誰が相手でも平等に接する、皆を愛している。
貴族以外に対しても平等かつ愛情深い、この国と国のために働く者であり支える者である国民を深く愛している。
……がそれはそれとして欲まみれの俗物でもあるので、自らの欲を第一に動く。
貴族家生まれだからこそ豊かな生活をしたいし贅沢が大好き、毎年長い夏季旅行もしていて、そのための予算集めに余念がない。
そんな人物であるためか、裁判の結果はいつも中途半端。
地方法院の性格上、貴族同士の裁判を担当することが多く、どちらの貴族にも媚びたいと考えているため誰が悪いのか、どこに罪があるのかを出来るだけ明確にせずふわふわとした判決を下すことが多い、明確な敵を作らず悪者を作らず、ふわっとした決着で皆仲良くやろうよと笑顔を見せる。
裁判するまでもなく罪状が明らかな場合でも、なぁなぁな罰を与えがち。
そんな態度に腹を立てる者も多く、食って掛かられたりもするが……彼と議論を深めれば深める程、のらりくらりと彼の世界に引きずり込まれることになり、いつの間にか自分が悪いとか、誰も悪くないと思い込まされてしまい、首を傾げながら彼の前を去ることになる。
計算され尽くした表情や仕草、話術と言葉選び、そして法知識。
天才的なそれでもって何十時間でも議論に付き合える彼の根気を打ち破れた者は今のところ一人もいない。
仮に打ち破ったとして、地方法院にはまだまだ厄介な……マーカス卿によって鍛えられた狸親父達が何人も在籍している上に、得る物はこれといって無いので徒労に終わってしまうことだろう。
・アドルフォ・フリーニ
詳細不明
ブライトの祖父が紹介した人物、地方法院に籍を置くことに。
活躍はこれから。
・バーナード・アダムソン
詳細不明
バルトロが紹介した人物、地方法院に籍を置くことに。
活躍はこれから。
・名もなき騎士
詳細不明
元オーザドの配下、賭けの支払いとしてブライトの元に
彼の処遇含めて詳細はこれから。
・マーカスの孫娘 ☆
14歳、女、淡い赤毛を丁寧に編み込んで三つ編みにしている。
軍事3 統治7 外交8
まだまだ14歳の少女ではあるが、マーカス卿を敬愛していて、可能な限り側にいて多くを学んでいる。
元々の才覚とそういった努力で既に才気煥発だが、あえて表には出ずに力を蓄え続けている。
マーカス卿のようになりたい以外の明確な夢がないため、それを探してもいて、夢を見つけた途端にその才覚を発揮して突き進むことだろう。
・ジェミィ ☆
20代、男、白と黒が交ざった髪に赤い目、細面で貧相な服を身にまとっている。
軍事6 統治7 外交7
平民生まれの天才、大した教育を受けずに独学で教育を受けた貴族並の能力を有している。
そんな才覚を有しながらも幼い頃に悪貴族に苦しめられ、様々な物を奪われた経験があり、歪んだ貴族制度に怒りを抱くようになる。
そして貴族制度を打破するため、この国の病んでいる部分を治療するために動き始めるが、どうにも上手く行かず苦しみ悩み、地獄の日々を送る中でじわじわと成長していって……その才能が本格的に開花するのはまだまだ先……のはずだった。
ブライトに雇われたことで一流の教育を受けることになり、一気に才能が開花。
特に数学において優秀で、月に到達するためにどういった物を作れば良いか、どれだけの魔法石が必要になるかなどの計算を暗算で出来るまでになっている。
・ロック ☆
20代、男、黒と青の中間といった髪色に鋭い青目、がっしりとした体つきにコート姿。
軍事8 統治6 外交4
ジェミィに負けず劣らずの天才だが、貴族打破という目標にジェミィ程の熱量はない。
ただジェミィと仲が良いから彼に付き合ってあげているという動機、ある程度の頭脳を持っていない相手との会話が苦痛で、平民生まれということもあってジェミィ以外に仲良くなれる者がいなかった。
頭が良いだけでなく格闘技においても一流だが、それも天才的頭脳でテコの原理などを計算している結果で、太い鉄杭が一本あれば生身で最新装備の騎士を倒すことも可能。
深く考えるジェミィと違って直感派で、一目見た際に多くの情報を得て、そこから様々な計算を無意識的に直感的に行い、未来予測に近いことをする。
女性に対して苦手意識があったが、ブライトに仕えるようになって優秀な女性に出会うようになり、一気に考えが変わった。
変わった結果、女性を前にすると挙動不審になってしまい、ジェミィにそれをからかわれてばかりいる。
・情報更新 博士 → アーデル・トレイサー博士 ☆
30代 男、ボサボサの茶髪頭にヒゲ、目は青色。
軍事0 統治0 外交0
『電信』『蓄音機』『風景記録機』『発電機』『蓄電機』『新製鋼法』『新型紡績機』『魔法石灯』『自動縫い機』『自動筆記機』の発明者となった。
その発明のアイデア元はブライトだが、どんな形であれ自分が称賛されるのならばそれで良いと考えているし、褒められているうちに自分が考え出した物と思い込むように。
ブライトにとってはその方が自分に変な注目が集まらず都合が良いので放置していて、博士はそんなブライトにそれなりの感謝をしている。
・王
詳細不明
軍事5 統治5 外交5
赤色が好き、有能とは言えず無能とも言い切れず、普通と言えば普通だが、王がそれでは困ってしまう。
問題を先送りにする悪癖があり、手遅れになってから慌てて対処をしがち。
今までは周囲のサポートのおかげで上手くいっていたが、王太子のせいでその周囲の心が離れ始めたために、段々と状況が悪化している。
……が、それにはまだ対処しようとしていない。
贅沢や無駄遣いが嫌いで、人の意見をよく聞き、悪事をしたいといった願望もないので、周囲次第では良い結果を残せたはずだが……。
ある意味では王太子による最大の被害者。
お読みいただきありがとうございました。
本編は18時頃更新予定です




