第三章 登場人物紹介
・ロブル国王 ☆
40~50代、男、ドルイド族、金髪に白い目、立派な角。
ロブル国の王、コーデリアの父。
軍事14 統治8 外交6
ブライトにとっては義父となるが、まだ深い付き合いはなく、どんな人物であるかは把握しきれていない。
ドルイド族としては常識的かつ平均的な考え方で、王として認められている程度には有能だが、父親としてはそれなりで、コーデリアもそこまで仲が良い訳ではない。
・ミーアイア
40~50代、女、ドルイド族、金に緑のメッシュを頭の上でまとめ上げタルのような体格。
ロブル国王妃、コーデリアの母。
軍事10 統治3 外交4
王妃としてはそこまで有能ではないが、母としては有能、コーデリアととても仲が良く夫が足りない分だけ深く愛していた。
それだけ愛していたのでコーデリアとずっと一緒にいたいと考えていた……が王妃でもあるので、外国に嫁ぐことを渋々認めた。
挨拶に来たブライトが思っていたよりも好青年だったので安堵し、憂いなく任せられると判断。
今はブライト達の所に、いつ遊びに行こうかと悩み中。
・ビフ
10代、男、茶髪のボサボサ頭、目がつり上がって眉が力強く、ヤンチャな印象。
軍事5 統治2 外交2
フィリップの孤児院仲間で最初はフィリップのようになりたいと密偵スキルを磨いていたが、自分にはあまり向かないと考えて別の道へ、今はドルイド族に鍛えられてジワジワと軍事スキルが伸びている。
孤児達のリーダー的存在で、それなりのカリスマはあるが、傑物と言えるレベルではなく一般兵枠。
仲間のためなら何でもやるし命も惜しくない覚悟決まってる勢。
そんな仲間を助けてくれたブライトに対して恩を感じてそちらでも覚悟が決まっている。
仲間やブライトのためならなんでもする覚悟だが、ボガーが上手く宥めて暴走を防いでいる。
・ボガー
10代、男、薄い赤髪の刈り込み頭、目が垂れていて丸顔、優しい印象。
軍事4 統治5 外交3
フィリップの孤児仲間でビフと一緒に密偵になろうとしていたが挫折。今はビフのブレーキ役に。
元々地頭が良く天才と言えるレベルではあるが、一般人枠を逸脱しない程度の天才。
そして優しい性格も備えているので、どこかの村の村長辺りが一番向いている。あるいは村長となったビフのサポートをし続けるか。
本来軍事には向いていないがドルイド達による鍛錬でそれなりにはなっていて、戦場でも活躍はすると思われる。
妹がいて溺愛している、妹には学問を修めた上で幸せな結婚をして欲しいと考えている。
また妹のことを歴史に残るような美人だと思っているが妹はボガーにそっくりで美人より可愛いと言われる方であり、仲間からの賛同は得られていない。
ブライトに会わせた場合、ブライトが惚れてしまうのは間違いないと思い込んでいて、それで愛人にされてしまっては困るので会わせないようにしている。
・南領領主 ☆
詳細はまだ不明、男。
軍事4 統治7 外交6
複数爵位を持つ公爵、貴族としてのプライドよりも金銭が優先な銭ゲバ。
そのため詐欺やら投資やら、稼げることはなんでも手を出している。
特に詐欺には力を入れていて、様々な詐欺を仕込んでいたが……現代知識で色々な詐欺を知っていたブライトに潰されてしまったり手管を広められてしまったりした。
他のことでもブライトに妨害され潰され、経済が傾いてピンチになり、ブライトを排除せんと動いていた。
挙句の果てにブライトと思われる手の者の襲撃を受けて、恨みが骨髄まで浸透している。
・王女 ☆
詳細は不明、女
軍事3 統治? 外交?
様々な面で詳細はまだ明らかになっていない。
王太子と違って有能ではあり、自ら動く勇気もあり、今回はそれが仇となった。
本格的な出番はこれから。
・リュード軍務伯 ☆
30代、男、金髪のボブカット、細く長い目、瞳は青で頬がコケている。
軍事8 統治9 外交8
大臣や宰相を除けば国内最上位、実質的に大臣以上、宰相に並ぶ権力者でもあるが、それを振りかざすことはなく常に紳士的で冷静、公平な人物でもあり、欠点らしい欠点はない。
貴族としての教育を完璧に修了し、若い頃からその義務に尽くしてきた。
この国が維持されている最大の理由であり功績者。
欠点は野心がないことだが、最上位にいる身に野心は害にしかならないので欠点とも言い切れない。
やろうと思えばもっと大きなことが出来るし、王にだってなれるだろうがやろうとは思わない。
これまでの歴史や文化を重んじ祖霊を尊敬し、その爵位に課された義務を果たすことを何よりと考えている。
軍事においても最上級の才覚を有しているが実戦経験はほぼない、自領地が侵略されない限りは国防に関わる場面であっても、実戦は軍務伯の義務ではないため出陣しないと思われる。
性格の根っこの部分でブライトに似ている所があり、ブライトには一種の共感を抱いていて好感度も高い。
……が、それはそれとして軍務伯としては距離を置くべきとも考えている。
・大陸派貴族
40代? 男、黒髪を油で頭皮に張り付け、ヒゲはくるりと跳ね上がりタルのような腹。
軍事2 統治5 外交9
王太子派と思われている貴族、王城勤め。
この国の一部の貴族は大陸から移住してきた者の子孫で、彼もその一人。
事実かは謎だが、祖先は大陸の小国の王族を自称していて、彼はそれを信じている。
そのためか大陸への憧れが強く、売国のような真似をしながら大陸での地位を得ようとしている。
弁舌家で外交の天才、大陸に渡ったならその口先だけで出世が可能なレベルだが、本人はその才能に気付いていない。
王太子からも評価はされておらずモブ扱いをされていて……そんな扱いなので王太子への好感度も高いとは言えないが、同情的ではある。
最後には自分に裏切られると決まっているので、その点にも同情している。
・博士 ☆
30代 男、ボサボサの茶髪頭にヒゲ、目は青色。
軍事0 統治0 外交0
父は鍛冶師、その仕事をぼんやり眺めながら工作に手を出し、その際の成功から工作にドハマりした数百年に一人の天才。
ただ物を作るというよりも新しい仕掛けなどを作る方が好きで、段々と音に関しての研究や電気工学に近い研究もし始めた。
完全にそちらの才能に特化してしまっていて生活能力は皆無、人間関係も破滅的で、両親からは色々諦められてしまっていて、だからこそ工房の隅で30歳を過ぎても自立させずに好きにさせていた。
しかし間違いなく天才で、いくつもの発明品で大金を稼ぎ……稼いだ大金でまた更なる発明を作ろうとしている。
人々に称賛されるのが大好きで名誉・名声中毒、一度アイデアが枯渇しかけたことがあり、苦悩の末にウソの発明品をでっち上げてでも名誉を得ようとし、それなりに成功したが不思議と全く気持ちよくなかったために、それ以来研究・発明には真摯に励むようになった。
貴族であるブライトと出会い認められ、支援が約束された際には人生最高の幸福感を味わうことになり、その興奮のせいで数日眠れなかった。
そんなテンションのままブライトから色々な話を聞いたので、内容は覚えているのかいないのか曖昧。
それが逆に良いのか、曖昧な知識のままあれこれを作ろうとして今回の予想外の結果に繋がった。
尚、彼にとってブライトはあくまで都合の良い金蔓であり深く感謝をしていても、忠誠心も好感度も0に近い。ブライトではなく名誉心を満たしてくれるブライトの『爵位』には絶大な好感度と敬意を抱いている。
そのためそれ以上の爵位に誘われた場合にはあっさり裏切る可能性があるが、他の貴族と会話するための社交性や裏切りを実行するための腹黒さ、そもそもの実行力が皆無なのでかなり難しい。
ブライトもそこら辺を理解していて、常に護衛という名の見張りをつけているので尚の事不可能。
見方によってはブライトを都合よく利用している寄生虫のようなもので、ライデル、フィリップ他、彼を知るブライトの家臣団からは蛇蝎のごとく嫌われていて、その嫌われっぷりは『理由があれば即殺す』レベル。
なので、何人かは「早く裏切れ、即殺してやるから」と顔を合わせる度に思っている、護衛や助手もそう思っている、本人が気付いていないだけで日常が針の筵。
お読みいただきありがとうございました。
次話となる四章一話は18時頃更新予定です




