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モノガタリシリーズ(公開用)  作者: 音無悠也
キミとミンナのモノガタリ
9/22

20.※※※※※モノガタリ

真っ暗な林を細い光が照らす。


道のようなところを進み、現れた崩れかけの建物。


冷たいのに湿った空気が押し返すかのように足元を撫でる。


寒くもないのに震えが迫り上がってくる。


帰りたい。


カエレ。


行きたくない。


クルナ。


一緒に友人は構わず進む。


細い枝が折れる音を聞きながら探索する。


友人のライトと自分のライトがとある部屋で点滅する。


得体の知れない冷気に押され、逃げ帰る。


人通りがあるところまで逃げてきた時。


気づく。


友人とここには来ていない。


そもそも、人通りがあるところなんてない。


田舎の山奥。


見渡すと開けた土地。


遠くに見えるのはゆらめく灯り。


いざなわれるかのように、歩き出す。


その後ろを無数の白い手が縋るかのように手を伸ばしながら…。


灯りに目を奪われながらつぶやく。


「               」


これは$&%$'#の物語。


どこに向かったのか、誰と来たのか知るのはあなたのみ。


きっと、人生のどこかに挟まっている不思議な1ページ。 

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