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してはいけない話

作者: 門部ラン


「たとえば学生時代、君と僕は仲が悪かったよね。

 けど、同じ部隊に配属されて、敵国と戦ううちに同胞意識が芽生えてる。二人しか生き残ってない今なんか、なおさら。この戦争だって、各国の団結力を高めているだろう。


 もし人類全員に等しくふりかかるような、そんな危機が起きたら、それは世界の和解へと繋がる祝福でもあるのかもしれない。そんなチャンスが、戦争が起きる前にあったなら...なんてね。そんな顔しないで。さすがに冗談だよ。


 僕も、参ってるからこんな話をするんだろうね。そろそろ行こうか。上の指令には背けない。来世(つぎ)に君に会ったときは、はじめから仲良くしたいな...」

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