成田氏「老害」問題発言をめぐる”富士山ジャイロ”
初出:令和6年3月21日
キリンビールがCMに経済学者の成田悠輔氏を起用したところ、SNSなどで物議を醸しているようです。
成田氏は過去に「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい」といった問題発言をしているからです。
Q:成田氏の「老害」発言および今回のCM出演をどう思いますか?
A:成田氏もキリンビールも悪い
B:成田氏もキリンビールも悪くない
さて、みなさんの”富士山回答”はいかがでしょう。
私はこの問題は複数の”富士山回答”を惹起する可能性を秘めていると思います。さながら”富士山回答のジャイロスコープ”といった感じでしょうか。
以下、複数の”富士山”について解説します。
①ワクチン老人ジェノサイドを緊急停止せよ
コロナワクチ接種後、日本人の超過死亡、特に高齢者の超過死亡は目に余るものがあります。
ワクチンを接種しても若い人は死亡せず体調不良になることが多いかもしれませんが、老人ほど亡くなる確率は高くなります。ワクチンで血栓ができ、持病と合併したり、ガンが再発したりして死亡するのです。
最近、私の周囲では「ワクチンは毒だ」と言ってもあまり反論されなくなりました。
陰謀論者は軽蔑するが、自分はもうこれ以上ワクチンは打たない。こういう人が大半です。
いまだにワク信派を貫いているのはXのワク信プロパガンダ工作員でもなければ、ネットを全くやらずにテレビだけ見ているお年寄りくらいでしょう。
そのお年寄りがここ数年、次々に亡くなっているので、ワク信派の声が小さくなっているのではないでしょうか。
さて、成田氏は「老人は死ぬべき」と発言しただけであって、実際に老人を殺害したわけではありません。
一方、今政府がやっていることは明らかな老人虐殺です。
どちらが重大問題か議論の余地はないでしょう。
まずは老人虐殺を緊急停止すること。これが何よりも今やるべきことなのです。
②世代断絶イデオロギー操作
自分たち若者が不幸なのは上の世代の老害が原因だ。もしあなたが若い世代ならこんなふうに思ったことはないでしょうか。
一方、あなたが高齢者なら「近頃の若者はけしからん」と思ったことはないでしょうか。
しかしながら人間を二つにわけるなら、若者と高齢者でなく、支配者層と人民にわけるべきです。
支配者層は社会インフラの構築を決定し、マスコミを通じて情報を発信します。
一方、人民は支配者層から与えられた社会インフラを使って生活し、マスコミからの情報を受信します。
支配者層としては人民が、支配者層の存在に気づいてしまっては支配しづらくなります。また不平不満の矛先が自分たちに向けられることを恐れています。
そこでマスコミを使って、若者と高齢者を意図的に対立させます。
自分たちが不幸な理由を若者は高齢者のせいだと思い、高齢者は若者のせいだと思い、決して支配者層のせいだとは思わせないようにすること。これが彼らの企みなのです。
成田氏をキリンビールがCMに起用したニュース。およびそのことでSNSが炎上したニュース。
この二つは支配者層がしかけた世代間の対立を煽る情報操作なのではないでしょうか。
③老害はどうやったら解決できるか
昔にくらべれば企業の年功序列は減ってきたようですし、老害問題も減っていく傾向にあるようです。
しかしながら抜本的に老害問題を解決するにはどうしたらいいでしょうか。
成田氏が唱えるように高齢者を殺してしまえば単純に解決できるように見えます。
でも高齢者を殺さずして老害問題の解決法を考える方が、少なくとも高齢者にとっては得策でしょう。
一つの提案ですが、企業や役所の定年を45歳から50歳ぐらいにします。
これにより、これまで40代がやっていた管理職を30代に、30代がやっていた管理職を20代に繰り上げます。
ついでに教育制度を改革し、人口の大半が10代後半から就業するシステムを作ります。とは言え、現行の高卒や中卒で働くべきだと言っているのではありません。
企業や役所で現在の大卒新人がやっている仕事に10代から就業できるようにするのです。
教育制度の話は長くなるので今回は省略します。
ただしこれは定年退職した40代後半の人が以降、悠々自適な生活が送れるように年金がもらえる社会でなければなりません。
そんな財源がどこにあるのか、という反論が聞こえてきそうですが、思考停止しないでください、というのが私の回答です。
年金問題についても意見がありますが、長くなるので今回は省略します。
④蛇足:キリンビールの炎上商法か
さて、今回割を食ったように見えるのがキリンビールですが、もしかしたらこれは炎上商法かもしれません。
物議を醸し出すCMを作ることでキリンビールの商品に注目が集まります。
成田氏を見て不買運動をする人もいるかもしれませんが、もしかしたらそれ以上に宣伝効果があり、差し引き、広告効果はあったかもしれません。
炎上商法も新しいビジネスの手法として定着していくかもしれません。
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まだまだ様々な”富士山回答”が可能な問題のような気がしますが、みなさんはどう思いますか。
感想などいただけると幸いです。
(つづく)




