コロナウイルスだけじゃない――東京五輪返上すべきこれだけの理由
初出:令和2年2月10日
周知の通り、中国、武漢市から蔓延したコロナウイルスが、依然として猛威を奮っています。
豪華客船、ダイアモンド・プリンセス号は横浜港に停泊中ですが、10日現在、3600人余りの乗客乗員が足止め状態になっているとのこと。感染の疑いがあるので、自由に下船が許されません。
さて、ここでクイズです。
Q:コロナウイルス問題をどう思いますか?
A:中国からの渡航者を全面禁止し、習近平主席の訪日を延期すべきだ
B:中国とは国交断絶し、日中戦争を宣戦布告すべきだ
ネットを散見すると、これみよがしにネトウヨ工作員たちの中国バッシングが目立ちます。
またネットではコロナウイルスは生物兵器だという説も拡散しています。
中国の軍事研究所が開発した生物兵器のウイルスが漏れて、今回の事態に陥ったという説の他、すでにワクチンを開発した米国企業が、中国から金を巻き上げるための生物兵器だという説もあります。
私の富士山回答は以下の通りです。
C:東京五輪を返上し、WHOがパンデミックの終息宣言を出すまで、中国を含め、すべての海外からの渡航者の入国を禁止すべき。在日米軍基地に対しても同様の処置をすべき。その一方で、日中戦争を意図的に起こそうとするディープ・ステート側の勢力を警戒し、この企みを粉砕すべき。
1.東京オリンピックを緊急中止すべき
いずれにしても、東京オリンピックは返上すべきでしょう。
去年、10月には台風19号がありました。みなさんはあのときのパニックをもう忘れましたか? テレビの報道は異常でした。こんなふうに50年に1度の異常気象が、毎月来るような災害大国の日本。とても安全にオリンピックができる環境ではありません。
世界中のアスリートに日本の現状を情報発信すべきです。あなたたちは命の危険を冒してまで、東京五輪でメダルを取りたいですか?
放射能汚染は私個人的には心配していません。しかしコロナウイルスと異常気象に加え、竹田元会長のオリンピックワイロ疑惑が解決していません。
すべてを総合すると東京オリンピックは緊急中止するのが良識的判断と言えます。
2.アビガンは特効薬か
さて、ネットジャーナリストのリチャード・コシミズ氏は連日、コロナウイルスとアビガンの話をブログやユーチューブでアップしています。
アビガンは白木公康博士と富士フィルム富士化学が共同開発したRNA依存性RNAポリメラーーゼ阻害剤とのこと。コシミズ氏はアビガンがコロナウイルスの特効薬だと主張します。
薬の治験は難しく、たとえアビガンで治る患者が何パーセントかいても、副作用で重篤な被害を被る患者が何パーセントかいる場合があり得ます。私自身、アビガンがコロナウイルスに対して効力があるかどうかわかりません。
ただし、ここではアビガンが仮にコロナウイスルの特効薬だと仮定しましょう。
コシミズ氏によれば、アビガンに言及したユーチューブ動画が運営から消されたとのこと。例によってアビガンが本当に特効薬なので、裏社会が手を回したのではないか。コシミズ氏はそう考えているようです。
3.アビガンをオープンソースに
アビガンの現物を中国に輸送できれば一番いいのですが、それが不可能な場合、中国の技術者に自ら製造してもらう方法があります。
ITやエレクトロニクスの分野ではオープンソースのサイトがあります。sourceforgeやgitihubなどのサイトでは、ソフトウェアだけでなく、ハードウエアも設計情報はすべてネットで公開できます。
アビガンの製造方法も同様にサイトに公開できないでしょうか。またはメールで中国の製薬会社の技術者に製造ノウハウに教えるのはどうでしょう。
まずは人命第一。アビガンで多くの中国の患者を救えれば、謝礼はお心づけで富士フィルム富士化学がいただくのはどうでしょう。
日中関係が良好になることは間違いありません。
(つづく)