鳩山元首相の人工地震発言 一体、何があったのか?
元総理大臣の鳩山由紀夫氏が北海道厚真町の地震が人工地震であるとツイッターでつぶやきました。苫小牧のCCS(二酸化炭素貯留)実験が人工地震を引き起こした可能性があるとのこと。
これに対し北海道警察はデマと断定して鳩山氏を非難しましたが、鳩山氏はツイッターで道警に反論しています。
人工地震――これが胡散臭い芸能文化人の発言なら、信じるか信じないかはあなた次第の都市伝説や、バラエティー番組の新ネタになるだけで、道警も目くじらを立てなかったかも知れませんが、相手は元首相です。しかも鳩山氏は道警のクレームに対し、謝罪や訂正をすることなく、人工地震説を主張し続けています。
一体、何が起きたのでしょうか。
お待たせしました。ここでクイズ問題です。
Q:鳩山元首相の人工地震発言をどう思いますか?
A:トンデモ発言だと思う
B:人工地震かどうか、真偽を再調査する必要がある
1. 陰謀論から読み解く鳩山発言の真相
ところで「人工地震」という語を聞いて、陰謀論マニアならすぐ、「311人工地震説」を想起するでしょう。311東日本大震災は、自然地震でなく、米国軍が海底に核爆弾を仕掛け、海水をマグマに注入させて人為的に地震と津波を引き起こした......これはリチャード・コシミズ氏が震災直後から唱えている言説です。
コシミズ氏によれば米国は国家デフォルトになりかねないほど赤字を抱えており、ドル防衛のため、大震災や津波を起こして日本経済を叩く必要があったとのこと。
ネットを探すと、「311人工地震説」にはこの他にも様々なバリエーションがあります。
犯人は米国軍でなく中国軍であるという説。ロシアから盗んだ核爆弾を自衛隊が海底で爆発させたという説。さらには核兵器でなくHAARPなる最新軍事兵器で人工地震を引き起こしたという説。
いずれにせよ、陰謀論は以下の内容では共通しています。
①311は人工地震だが世界中の大手マスコミは真実を隠し、自然地震であると虚偽のニュースを人民に信じ込ませようとしている。
②世界中の国家元首、政治家、高級官僚、財界人、大手宗教団体トップ、大手マスコミ経営陣など、ある程度以上、社会的ステータスの高い人は①の真実をある程度知っているが、ディープ・ステートから箝口令が敷かれている。
さて、上記の説が正しいとしたらどうでしょう。
鳩山元首相は、311が人工地震であることを知りながら、これまで真実を語ることができませんでした。現在でもすべてを語ることはできません。ただし、ディープ・ステートが内部分裂を始めたので、部分的に人工地震説をリークしたということではないでしょうか。
2.目に見える変化の到来か
リチャード・コシミズ氏によれば、ディープ・ステートはもうすぐ崩壊するとのことですが、最近、気になることがあります。
それはコシミズ氏と並ぶ陰謀論系ジャーナリストの大御所、ベンジャミン・フルフォード氏が、ユーチューブ番組『国家非常事態委員会』に出演しなくなったことです。一体、何があったのでしょうか。
いずれにせよ、世界の政治、経済に何らかの目に見える変化がそろそろ起きそうな気がします。
それがどのような変化なのか、想像もつきません。
ただ一つだけ言えることがあります。それはわれわれに入ってくるマスメディアの情報――大手マスコミからネット陰謀論まで含めて――には真実と嘘の両方の情報が混じっているということです。
何が正しい情報で、何が嘘なのか、自分の頭でよく考えてみること。これがこれからの時代に生きる、われわれの最大の知恵だと思うのです。