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海怪  作者: 五十鈴 りく
❖ 饅頭

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11/70

饅頭 はじめに

 え? サブタイトルがあんまりですって?


 ハハハハ。

 しかし、今回はそう、まんじゅうにまつわるお話なのです。


 まんじゅうに限らず菓子にはまず砂糖が必需品ですが、砂糖は江戸の初期までは大変貴重で、そもそも調味料ではなく薬のカテゴリーでした。輸入に頼るばかりの高級品だったのです。


 それじゃ駄目だと思ったお方こそ、かの有名な暴れん坊――いやいや、八代目将軍、徳川吉宗公にございました。砂糖の国産化を目指し、サトウキビの栽培を推奨。

 で、これまた有名な発明家、平賀源内先生のおかげで出来上がったのが『和三盆』。

 現代でも干菓子ひがしなどに使われる上等の砂糖ですね。


 とまあ、吉宗公のおかげで砂糖が庶民にも手に入りやすくなったということです。そこから徐々に和菓子が発展普及していきました。

 まんじゅうのルーツは中国なのですが、今では和菓子の代表格のひとつです。


 さてこのまんじゅうですが、贈答用、おやつ、用途は様々。種類も様々。

 焼き印のスタンプ――温泉マークを入れたらいいお土産です。温泉に行ってきたとすぐにわかります。


 このように、まんじゅうには焼き印で柄をつけることもできたりします。その柄は、数を売りたいのなら一般大衆受けを狙った柄にするべきでしょう。

 現代でも人気のご当地ゆるキャラのグッズが売れているように、江戸時代でも同じような商法であきないをしていました。少しでも多くのまんじゅうを売るために人気者の力を借りるのです。


 そう、お江戸で人気のあの『海怪うみのばけもの』も――


 というわけで、できました。

 ちまたで人気の海怪まんじゅう。


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