21 森の冒険者さんと会いました
「そこに居るのは誰です?」
森の中でサルにいが厳しい声をかけた。前方のサルにいが声をかけた方に3人、右手の方に2人の人が隠れている。
「おいおい、本当に10歳かぁ?」
前から冒険者が3名表れて声をかけてくる。
「サルにい」
「ネコ、分かっている。」
「マジか!おいおい、お前らも気付かれているってよ。」
「Cランクの俺達が本気で隠れていたってのに・・・」
「俺なんて隠蔽を使ってたんだぜ?」
右手から2名の冒険者が表れて私達を取り囲む。
「何かご様でしょうか?」
「な~に、あんた達に新しい職場を提供しようと思ってね。三食寝床付き、戦うだけの簡単な仕事さ。」
「それは、「戦闘奴隷」ってやつですか?」
「へ~よく分かったな。頭の回転も悪くなさそうだ。」
「奴隷用の首輪が見えていますよ。でも、私達はギルドに登録していますよ?無理矢理奴隷にすることは犯罪ですが。(ネコ、以前みたいにゴブリンを引きつけてくることは出来るか?)」
「(出来るけどサルにい、どうするの?)」
「(今すぐ頼む。)」
「(分かった。)」
「ククッ、子供には分からないかもしれないけどな世の中には裏道ってモノがあるのさ。」
「でも、僕たちが貴方達を殺すのは犯罪になると。」
「そこまで頭が回るってのも不幸だな。分かったら諦めろ。」
「奴隷になるぐらいなら犯罪者になることを選びますよ。」
「へ~俺達に勝てるってか。おいお前ら、あんまり傷つけるんじゃないぞ。」
「(トラ、ビネガークラウドを。ネコ、頼む)」




