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黒姫の回想  作者: 風も無いのに
13/27

13 革鎧を注文しました

「お金も貯まったし、そろそろ装備を揃えない?私やネコや良いけど、サルにいなんか前衛なのに普通の服じゃない。

 革の鎧ぐらい買いましょうよ。」

「でも、革の鎧は18SPぐらいするぞ、4日は生活できるお金だぞ。」


「怪我をしたら休まないといけないのは4日じゃすまないわよ。私やネコはよいから、サルにいは買うべきよ。」

「そうだよ、サルにいが怪我をしたらお終いだよ。」


「・・・分かった、でも、薬草採取には必要ないんだよ。まだ、ゴブリン討伐は引き受けるつもりはないんだから。」 

「じゃあ、サルにいの革鎧を買ってから草原に向かいましょう。」

「いこう!」


・・・・・・・・・


 革鎧を注文した後、ギルドによった三人は「薬草採取」の依頼を受けるためにカウンターに向かった。

「よう坊主!元気にしてたか?」

「グリズリーさん!」


「こんな所でどうしたんだ!冒険者みたいじゃないか。」

「冒険者みたいじゃなくて、冒険者なんですよ。」


「そうですよ、グリズリーさん、これからは「薬草採取」の下請けにサル君を使えませんからね。」

「メイは相変わらずきついな~。」


「違うんですよメイさん。グリズリーさんは僕が薬草採取をする間、近くで見張っていてくれたんです。」

「だったんなら良いんだけど・・・昼寝してたんじゃないの?こらっ、目を逸らすな!」


「と言ってもよ~、Bランクの俺に「薬草採取」はないだろうよ~、坊主が居なかったら「薬草」を買って達成しようとするとこだったぜ。」

「あれは貴方に対する罰としての依頼でしょ!」


「まあまあ、昔のことはい言いっこなし。坊主、お前達のことは色々聞いている。困ったことがあったら言ってこい。」

「ありがとうございます。ところで、グリズリーさん、どうしてこの町に?」


「まあ、ゴブリンキング征伐の話を聞いてな。結構、B、Cランクの冒険者が集まってきているぞ。中には柄の悪い連中もいるから気を付けることだ。

 あんまり森には近づくなよ。」

「分かっています。」


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