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Real Life  作者: 夢まくら
1章 新たな世界
5/5

街を出よう

2015-03-02 修正完了。ゲーム内時間をリアルの2倍から3倍に変更。

「やっと落ち着いたのにゃー」


 相変わらず僕の頭の上を陣取っているクロネがため息交じり呟く。如何にもやり遂げたように言っているけれど、それは僕の台詞ではないだろうかと思う。だってクロネ、火に油を注ぐような事しか言わなかったじゃないか。

 でもそんな事を言ってしまえば、今度は僕が火に油を注ぐ羽目になるのは目に見えている。だから決して口は開かないし、開けない。


「おばちゃんだからついつい喋っちまうのさ、許してちょうだいな」


「クマちゃんは悪くないよ、悪いのはキヨだから」


「何で僕が悪いんだか……。今はそんな責任の押し付けあいよりも自己紹介しない?」


 新たな火種が燃え上がる前に話を変える。鎮火したと思ったらすぐ他の火種を持ってくるんだからたまったものではない。とはいえ僕も長い付き合いだ、こういった対処は他の意見を出して曖昧にしてしまうに限る。

 僕の対策はすぐに効果を表すことになった。あれほど騒ぎ立てていたミサが思案顔なり、押し黙ったのだ。

 いつの間にか混沌とした空間と化してしまった僕の周りだけれど、ネットゲームじゃ気の合う仲間を見つけるまでが大変だから、早々に1人見つけられたと思えば、僕の苦労も報われるというものだ。


「ならばまずは某が、某は百獣の王、トテトテと申す」


 自己紹介と聞いて、先程からうずうずしていたライオンが痺れを切らせ、一歩前に出て名乗りを上げる。


「……名前しか可愛くない」


「ナニィ!? いやしかし、名前が可愛いのは主好みだと思えば、だがしかし……」


 あの「ナニィ!?」という発言までが、早くも決まった流れになりつつあるのは、果たして相性がいいというのだろうか? それにしても名前がトテトテ……、確かにトテトテ歩いているけども、誇り高い百獣の王の名前としてはどうなのだろうと首を捻る名前だ。


「あたいは見ての通りさ、名前はいいからおばちゃんって呼びな。小さな子に名前呼ばれるのは、何だか気恥ずかしいからねぇ」


「駄目だよ。クマちゃんの名前はね、ムーンって言うんだよ。可愛いよね」


「可愛い」


 女子の感覚は良く分からないけれど。なるほど、確かにムーンっていう名前でおばさんキャラは、こう、きついのだろうと思う。割と切実に。


「ちょいと止めとくれよ、クマちゃんって呼ばれるのも痒くなるってのに」


 とはいえ口調だけがおばちゃんなのだ。見た目はデフォルメされたツキノワグマなので、頭をかく動作が愛らしく、ムーンという名前が実にマッチしている様に思える。そこに気づけるかどうかが、今後ムーンさんの呼び名を決める、重要な要素だと僕は思うな。可愛らしいので決して指摘はしないけどね。


「みぃはクロネにゃ。kiyoとは一心同体なのにゃ。kiyo以外にはあんまり触られたくないにゃ、そういう事でよろしくにゃー」


 あの金髪少女にさっき散々触られたせいか、少し機嫌が悪いみたいだ。ってソレはともかくとして、僕の頭の上で毛繕いを始めるのは流石に止して欲しい。VRの世界では流石に細かすぎるゴミまで再現していない様だし、クロネは手入れの行き届いた黒猫であると見た目からしてわかるし、毛繕いをしたところでゴミが落ちてくることも無いのだろうけど、それでも心情的には遠慮して欲しいと言う気持ちもある。

 それにだ、VRの世界だから重さはあまり感じないのだけれど、それでも頭だけがグラグラと揺れてしまうので、若干気持ち悪くなってくるのだ。まだVRに慣れていないからか感覚が若干ずれてる気がするんだよね。何れ慣れるとは思うけど、わざわざ苦行に飛び込むほど僕はマゾじゃない。


 いずれにせよ、早く降りて欲しい。


「クロネ、いい加減頭から降りない?」


「kiyoの頭は心地良いのにゃ、ぽかぽかするのにゃ。だから……居ちゃ駄目にゃ?」


 きっと円らな瞳をしていて、可愛らしい仕草をしているのだろうけど、頭の上にいる限り、生憎僕には見えないという事を理解して欲しい。ほら、また猫好きな彼女がキラキラした瞳でこちらを見てるじゃないか。止めてくれよ、勘違いしそうな視線は姉とミサだけで十分だよ。


 僕とクロネの不毛な争いがこのまま続いて、これ以上話が進まなくなるのは流石にまずいので、僕はさっさと実力行使に出ることにした。

 クロネを両手で掴み、胸の前まで持ってきて抱えなおす。地面に降ろさない辺り世話好きな僕らしい、なんて思っているであろう顔をしているミサは、相変わらず機嫌が悪い。

 コレが恋心から来る嫉妬とかだったら可愛いのだろうけど、ミサの場合自分の所有物を取られたくない、恋とは別のところから来る独占欲と、新しい人間が自分のコミュニティーに断りもなしに入ってくるという、ある意味常識の無さに苛立っているのだと思う。


 長年ミサを見続けてきた僕が言うのだからまず間違いない、悲しい結論ではあるけどこれが現実だ。そして機嫌の悪いミサの顔はVR内でも若干変顔っぽいのはどうしてなのだろう。


「頭も良かったけど、胸板も爪とぎに良さそうにゃ。そのまま抱っこしているといいのにゃ」


 爪とぎに良さそうと言いつつ、爪とぎに使う訳でもなく抱っこしておけとはどういった了見だ。背中から伝わる胸板の感触で爪とぎできるかどうかを見極めたいのだろうか? でも僕の胸板は現実に即しているので筋肉は乏しいのだけれど……、今度爪とぎに良さそうな物でも探してみようかな。


「はぁ、別に構わないから爆弾発言するのだけはよしてくれよ」


「わかったのにゃ」


 わかったかどうかも分からない様な軽い返事だったけれど、言わないよりはましかなと信じて、自己紹介の続きをすることにする。


「えっとNPCの紹介も終わったし、そろそろ僕たちも自己紹介しようか」


「それじゃあ私が先に、キヨの嫁よ。よろしく」


「ちょっと待って、嫁じゃないから。それとその名前変えて来てよ。『キヨの嫁』って明らかに名前として可笑しいし呼びにくいよ、確か職業に就くまでは変えられたよね、さっさと変えてきて」


「えー」


 不満たらたらですと言う様に、ほほを膨らませて抗議の視線を向けてくるミサを無視して、僕はもう一人の女の子へと視線を向ける。


「僕はkiyo、よろしくね」


 実際自己紹介してみて思ったが、言う事が全然無い。何せまだ職業にも就いてないし、戦い方等も決めていないのだ。簡潔すぎる自己紹介は仕方が無いと思って欲しい。


「私はミケネコ、猫好き」


 名前を聞いたらきっと誰でも猫好きだとわかる名前だ。それだけ猫が好きだというのはわかったけれど、もう少し遠慮して欲しいものである。


「何でそこまで猫に執着するのかわからないけど、お手柔らかにお願いします」


「無理」


 あまりの即答具合に僕は驚く他なかったのは、言うまでも無いことなのだろうけど、僕にとってコレぐらいどうという事もなく、すぐさま思考を回復させる。

 僕はココまで自分勝手な人間を過去2回見たことがある。つまりは姉とミサの事だけど、どうして僕の周りはこうも我を通す人で溢れているんだろうかと悩みたくなる。


 日本人の古き良き考えは一体どこに行ったんだろうか、もっとお淑やかに、そして譲り合いの精神を大切にするべきではないのだろうか。

 相手の事を慮って、無理に強要しないのが日本人のいいところではなかったのか。古すぎて時代遅れなんて悲しい考え方は、一度考え直してもらいたいものである。

 とはいっても容姿が思いっきり外国人だし、日本語勉強しただけで日本人じゃないのかも……、なんだか考えるとその説が正しい気がしてきた。いや、そうじゃなかったら僕は泣く。


「某が思うにそろそろ先発組として頑張らねば、後発組に負けてしまうのではないか?」


「僕は別にどうでもいいかな。元々のんびりやるつもりだったし、時間も限られてるからムキになっても仕方ないから」


「何言ってるのキヨ、王者にならなきゃ駄目だよ。そう、いつまでもこんな場所でクズクズしてられないし、早く狩りに行こう!」


「別に狩りに行くのは構わないけど、それで名前変更の件をあやふやに出来ると思わないでね? てか今すぐ変更してきて」


「っう……」


 ミサはネットとリアルで表裏が無いんだなと感心してしまう。ネットだと誰しも性格が変わってしまったりするもんだけど、やっぱり容姿を変えないでプレイしているのが大きな要因なのかな。


「わかった。わかりましたよ。キヨがそこまで嫌なら名前変えますよーっだ」


「妻もなしね」


「……ッチ」


 なんというか、変わらなさ過ぎるのも問題かもしれない。


「いやあ、若いっていいわね。見ていて微笑ましいったらありゃしないわ。クロネちゃんもそう思わない?」


「どうでもいいのにゃ」


 ペットは飼い主に似ると言うけれど、もうしかして僕のミサへの態度はこんな感じなんだろうか、おばちゃんだからか、ムーンさんはそれほど気にしていない様だが、温度差が凄まじすぎる。こうして客観的に見てしまうと、ミサへの態度を少し改めないといけないかも、なんて思ってしまうから不思議なものだと思う。


「それよりにゃ。どうせ狩場の滞在時間は決まってるんだから、早めに行った方がみぃはいいと思うにゃ」


「滞在時間?」


 はて、聞いたこともあるけど何だったっけ。


「キヨ知らないの? VRMMOじゃあ臨場感とかその辺りが精神的負荷になるから、滞在時間が決められてるんだよ。特にこのReal Lifeじゃ異世界に来たと錯覚してもおかしくないと思うし、あって当たり前だと思うよ」


「ウォーターホール使えば簡単移動」


「そうそれ、ミケの言う様に、基本的にはこの街の中央にあるはずのウォーターホールを使って、狩りに行きたい場所へ移動するんだよ」


「そうさね。敵と戦っている間、大抵の人間が時間の感覚があいまいになるうえに、人間の集中力ってのはそう長く続かないからね。体を実際に動かして遊ぶVRMMOじゃ、集中力が切れたときにタコ殴りにされちまうのさ、だから滞在時間を設定してるっていう話さね」


 やっぱり皆事前情報をしっかり集めてるんだなと感心してしまう。本来なら僕が情報を集めてミサをリードしてしかるべきなのだけれど、やはりゲーム暦が僕よりずっと長いミサには負けてしまう。とはいえ今回は突然だったし仕方ないとも思いたい。

 危ないかどうか確認しようと思ってたけど、想像以上に安全性が保たれてるんだな。これならミサ一人でやらせても大丈夫だったかも……。


「そういうわけにゃ、早速狩りに行くといいのにゃ」


「じゃあ、狩りに行ってみようか」


「キヨの嫁としては大賛成」


「よし、それじゃあミサは名前変更してきてね」


 そのまま気づかれずにいられると思っていたのか、ミサは不機嫌そうな顔をして、ムーンさんと一緒に走り去って行った。

 その背中を見ながら、ちゃんとした名前にしてくれるといいのだけれど、と思わずにはいられなかった。




□■□■□




 ミサの名前がきちんと修正されたのを確認して、僕らは転送の間と呼ばれるウォーターホールのある場所へと来ていた。

 そんな僕らは着いて早々に感じたことがある。


 ウォーターホールでかすぎない?


「この中に飛び込むのにゃ」


 クロネが言うように、ウォーターホールの中へと飛び込んでいく人たちがちらほら見える。少しした後、人が入れるぐらいの大きさになったウォーターホールが大本と分かれ、PTと思わしき人々を包み込んだ小さなウォーターホールが空へと飛び出していくのが見える。


「それじゃあ一番手行きます」


 ミサとムーンさんがすぐに飛び込んでいく。さすがというか、怖いもの知らずというか。

 僕は溺れないだろうかと心配だったのだけれど、中で呼吸しながら楽しそうに笑っているミサを見てて馬鹿らしくなってきた。

 いくらリアルでも所詮はゲームなのだから、心配することなどないのだ。思い切って飛び込もう。


 そう思った時にはミケに先を越されていた。ぶくぶくと泡を出しながら息を止め、顔がだんだん赤くなっていき、苦しくなったのか一気に泡を噴出す。

 そして普通に呼吸できるようになったのが不思議なのか、首をかしげる動作をしている。


 出遅れた。


 僕はこの場でやっていいだろうリアクションを続けざまに出されたことで、何だかリアクションをするのも2番煎じな気がして、普通に中へと入っていった。


 ウォータールームの中は思っていたよりもひんやりとして心地良く、水の抵抗が無ければ本当に水の中にいるのかもわからないような空間だった。


「行き先はどうするのにゃ?」


 クロネがそういいながら、水中を肉球で軽く押す、すると半透明の画面が浮かび上がり、PTメンバーの設定から、現在移動できる場所が記載され始める。


 とりあえずPT設定を先に済ませて、皆で生きたい場所を選ぶことにする。


◇暗き森~始まりの家~

 光が入らぬ深き森の中に立つ小さな家、外には恐ろしくも醜い魔物が跋扈している。


◇メルヘンラビリンス~始まりの部屋~

 幾重にも張り巡らされた迷宮の始まりの部屋、部屋を出るとメルヘンで可愛らしいモンスターが待ち構えている。


◇無族列島~木の家~

 無族列島と呼ばれる場所にある木の家、外には無族と呼ばれる白い謎生物がいる。


「何でこんなに種類があるの?」


「キヨの嫁改め、このミサが説明しよう!」


 僕の質問をテンションの上がったミサが陽気に説明しようとする。ウォーターホールに入ってからというもの高いテンションを維持したままなのだ。

 それほど楽しみだったのかと、思わず笑みがこぼれてしまいそうなはしゃぎ様である。


「サポート役はみぃの勤めにゃ! ここは譲れないのにゃ!」


 だというのに空気を読まないこの黒猫は、一体どうしたものかと思う。いや、ミサも楽しがって対抗しようとしているのだから、空気は読めているのかもしれないが、僕の苦労も鑑みて欲しい。


 まあ、別に嫌いじゃないんだけどさ。


「私の名前はミサでも、心はキヨの嫁のまま! ということは私こそがキヨのパートナーであることは必然であり、心理である!」


「そんな嘘はいけないにゃ、みぃのサポート役は真実にゃ、だけどミサの嫁宣言は嘘にゃ。みぃ程のAIを持つと嘘なんて通用しないのにゃ」


 激しく口論する2人を尻目に、ミケはただただクロネを見続ける。つまり自体を収拾するのは僕の役目だという事だ。


「じゃんけんして勝った方に教えてもらうよ」


 単純な手法だが、確実に争いを止めさせる手である。後出しとか口論し始めたら流石にどうしようもないけど。


「みぃにじゃんけん!? Kiyoはみぃが可愛くないのにゃ!?」


 クロネに指摘されてクロネが人間じゃなかったことに気づく、あまりにも人間みたいな言動なので忘れてしまっていたのだ。いやしかし、こうなるとどうやって決めるかが難しくなってしまう。どうするべきだろう……。


「ッフ、所詮はネコね。そんな障害で諦めるなんて所詮は3流のサポート役! 私はもちろんじゃんけんで構わないから、不戦勝で私の勝ちってことね」


 僕が悩んでいる間にも状況はどんどん推移していく、ちょっと待ったの声をかける暇も無く、勝負方法はじゃんけんだ、という空気が形成されていく。


「みぃを挑発したこと後悔するのにゃ」


 結局じゃんけんでいいのかよという突っ込みも出来ぬまま、二人は決着した。


「「じゃんけんぽん!(にゃ!)」」


 結果は……クロネの勝ちだった。


 チョキを出すのは不可能じゃないかと思われたクロネが、リアルではない証拠を見せるかの如くチョキを出したのが勝因だった。

 がっくりと水中で項垂れるミサは何も語らず、クロネは偉そうにふんぞり返って画面の前に居座る。


「本当に若いっていいわねえ」


「某女子供とは勝負出来ぬ故、今回は見送った次第」


 なんだか仲間外れだった空気に対し、まぶしそうに眼を細めるムーンさんと言い訳じみたことを囁くトテトテは、クロネのようにでしゃばることなく腰を落ち着かせる。

 やっと説明してもらえるという事もあって、僕も水中に座り込み、聞く体勢へと移行する。


「つまりにゃ。暗き森は怖い魔物、リアリティがあるファンタジーで戦いたい人が行くのにゃ、そしてメルヘンラビリンスは可愛い物を仲間にしたり、可愛い装備がほしい人が行く場所にゃ。無族列島は生き物を殺すのに抵抗がある人が行く場所にゃ。とはいってもそれぞれ面白い要素が詰め込んであるから、一通り行ってみることをオススメするのにゃ。

 容姿以外に重要な要素といえば、戦い方によってもオススメの場所が変わってくるにゃ。ちゃんとPTを組んでいくのなら関係ないにゃ、でもソロプレイをするのなら色々と気をつけてみるといいのにゃ」


 言い方に難があるように感じるが、なるほど、異世界といっても過言ではないほどのクオリティを誇るゲームだ。生き物もリアルだったら殺せない人も出てくるだろう。

 つまりそんな人達の為に色々と工夫が凝らされているというわけだ。


 僕らは特にこれといってこだわりはない気がする。とはいえ可愛いものを殺すのには抵抗があるし、メルヘンはまだ遠慮しておこうかな。

 となると後は無族列島か暗き森になるけど……。


「キヨは何処がいいと思う?」


「んー、一応可愛いものを殺すのには抵抗があるから、無難に無人列島かあえて暗き森にいってみようかと思ってるんだけど」


「暗き森は止めといた方がいいんじゃないかな……。動画で見たけど無族列島、メルヘン、暗き森の順に回っていった方がいいと思うよ」


 何か恐ろしい物を見たのか、顔を青くしながらミサが提案してくる。動画といっても他人がReal Lifeをプレイしているのを直にダイブして見ている筈だから、臨場感とかも色々知っているのだろう。

 事前情報があるのならそれに従ったほうがいい、というわけでミケに了承を貰い無族列島へ行くことにした。


 それにしても白い謎生物って一体何なんだ……。

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