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ETERNAL SAGA Ⅱ   作者: 紫音
episode zero
6/12

脱出

リオネ、 ゼノスを乗せた船のエンジン起動音が響く。

地面が振動して辺りの木々達を激しく揺らしながら宙に浮かんだ。

目の前で起きているにもかかわらずリビィに気を取られているせいなのか

間もなく飛び去ろうとしている船を見逃すガイアス達。

彼らはレプリロイドが自我に目覚めた事に相当の衝撃を受けていたのだった。



 「リ、 リ…ビィ!? な、 なん、 なんなんだ……それは」


 「なにって名前だよ、 な・ま・え。


 俺の名前だ」



持っている銃に視線を合わせながらそう言うと、 それをガイアス達に構えるリビィ。



 「何が名前だ…たかが人形の分際で。








 ふっふっふっふ…よく解りませんが貴方に起きた事は実に興味深い…。


 捕まえて色々調べるとしましょう」



ガイアスは、 にやけながら横目で隣にいるレプリロイドに合図を出した。

それはリビィの前に立ち塞がると拳を強く握って静かに構えを取る。



 「新型のレプリロイド、 “R-01”とでも言いましょうか…。


 プロトタイプの貴方の性能を大きく凌駕しているので注意して下さいね。


 R-01、 破壊しない程度にやりなさい」



無言のまま足幅を広げ、 戦闘準備を完了させるR-01。

リビィとは違い顔に全く表情を作らない。

新型レプリロイドとバージルモデルの違いは何も感情だけではない。

生身の人間をベースに造られたリビィは赤子として生を受けた時から

人間と同じ様に成長し育っていく。 彼は今丁度15歳。

しかし新型は最も活動出来る年齢25~35歳に限定して造られており

リビィの様に成長する事も無く、 年を取る事もないのだ。


そんなレプリロイドの頭から足まで全身を強く凝視するリビィの瞳が

エメラルド色に鈍く光が点滅していた。



 「なるほどねぇ…バージルモデルおれたちとは根本的に造りが違うのか…」



R-01は地面を強く蹴っていきなりリビィに向かって走り出すと、

彼の懐にフックを打ち込んだ。 その衝撃により持っていた銃を落とす。

そして左からの回し蹴りで遠くへと蹴り飛ばした後、 また地面を蹴って

吹き飛んでいるリビィを追いかけて行く。



 「……く!」



吹き飛ばされたリビィはその途中で クルッ と宙返りすると地面に手をついて受け身を取った。

そして向かって来ているであろうR-01へと目を向けるが、 既にその時には目の前にいたのだった。



 「!?」



片手で首を掴まれて持ち上げられる。

リビィはその腕を何度も叩くが腕にかかる力が全く落ちない。

性能が違い過ぎる事を改めて思い知らされるリビィ。

大人と子供の闘いでは結果は見えていた。

その戦いを遠くで観察しているガイアスとラーズ。



 「R-01殺してはいけませんよ。 亡きバージル博士の…



 大事な形見なんですからね…くっくっく」












 「!?




 う…ぅぅ…ぅぅぉぉ…おぉぉ!!」



リビィは掴まれている腕を両腕で持ち、 力を振り絞りながら徐々に引きはがしていく。



 「ガ、 ガイアス殿!!」


 「……なるほど、 感情の高まりによってエネルギーを増幅出来るのか…。




 実に面白い!!」



引きはがした腕を振りかぶってそのまま投げ飛ばしたリビィは

R-01と同様、 地を蹴って追いかけて行く。

ガイアスも口にしていたが、 どうやら“感情の高ぶり”によって性能が上がるらしい。

その後も互いに一歩も譲らない戦いを繰り広げていた。


一方、 その場から脱出する事が出来たリオネとゼノス達は

遥か上空の空からその戦いを見ていたのだった。

ただし肉眼ではない。 船のシステムでモニターにその状況を映し出して見ていた。

自動飛行と言う事も出来るのだが状況が状況であったが為に手動のままゼノスは舵を取っていた。



 「ねぇ! ここに彼だけ転送出来ない!?」


 「申し訳ありませんが…転送ワープ機能がありません…。

 この船はバージル博士個人の船で、 一般の物と変わらないので

 そう言ったシステムや武器が搭載されていないのです」


 「このままだと捕まっちゃうよ!! 何か……何か方法はないの!?」



運転しながらゼノスは瞳を閉じて考えてみる。



 「………………申し訳ありませんお嬢様。 現時点では…何も」


 「(おじいちゃん……)」



成す術が無いこの状況にリオネは祈る様にバージルの名前を心から叫ぶ。

命を懸けたバージルの行いが、 このままでは全てが無駄に終わってしまう。

1人でもガイアスの手に渡った時点でその死を無駄にしてしまうと思ったリオネは

神にも縋る思いでノートを開いてバージルモデルの情報を立ち上げた。

リオネが持っているそれはバージルに渡されたノートである。



 「何でもいい…。 彼を助ける方法があるはず…」



ページを変えては隅々まで目を通す。

何ページ目かに差し掛かった時、 彼女の目にある情報が止まった。



 「……これ……そう、 これよ! これしかない!!」


 「何かありましたか?」


 「ねぇゼノス、 そこの研究施設に行って!」


 「…分かりました。 それで何を…?」


 「ちょっと待って…! 今システムを……」



リオネは自分のノートを取り出し、 立ち上げると何かを入力し始めた。

子供とは思えない手の動きにゼノスが見入ったまま黙っていると

リオネが作業を行いながら口を開いて説明をする。



 「今この施設のシステムをハッキングして緊急非難命令を出してるとこなの。


 ……よし、 これで……全エリアのロックが解除されたはず…」


 「ハ、 ハッキングなど…そんな事が…」


 「うふふ…。 父さんの真似事だけどね……」



リオネはハッキングした施設のカメラシステムにアクセスし、 順番にエリアを確認していく。

彼女は何かを探しているようだ。

緊急避難命令の警告音が響くその研究施設から次々と科学者などの人間が外へと逃げているのが

リオネの持つノートに映像として流れている。



 「………あ! ここだ!」



彼女が探していたものはなんと“ミスト”であった。

閉じ込められているドアのロックを遠隔操作で解除し、 それを解き放つ。

研究施設に捕らえられているミストは全部で30体にもなる。

特殊なバリアで囲まれた部屋のロックが解除され、 一気に外へと飛び出してきた。



 「やった上手く行った!!」


 「そうか! その混乱を利用するのですね!」


 「そういう事☆ 



 さぁ、 早く彼の元へ!」



ゼノスは再びあの場所へと航路を取って船を飛ばした。


リビィ達のいる場所は研究施設からは目と鼻の先。

道は途中で途切れ、 その先は森となってはいるが距離はそんなに遠くはない。

なのでリオネがした事がすぐにガイアス達の目にも届く事になる。

緊急事態だと思い込んでいる人々がその森へと逃げて来る。

ガイアスが振り返ると逃げて来る者達に紛れて黒い影の姿が目に映った。


ミストだ。



 「何だ、 どういう事だ!! どうしてミスト達が…」


 「ガ、 ガ、 ガイアス殿~、 ここは一先ず非難した方が…」


 「R-01! もうそっちはいい! ミストを何とかしろ!!」



リビィの顔面を鷲掴み、 地面へと減り込ませていたR-01は クイッ とガイアスの方を振り向く。



 「へへ…へ。 


 ほ…ら……お前のご主人様が呼ん…でるぞ」


 「………」



にやにや笑いながら話すリビィの腹に高く上げた拳を振り下ろした。



 「うがぁぁ!?」



そしてR-01はスッとその場から立ち去って行った。

腹に手を添えて痛みを堪えながら起き上がる。



 「…ってぇ…」



リオネの狙い通り周りは大混乱となっていた。

その為リビィの頭上に彼女達の船が浮いている事にも全く気付いていない。

今、 ガイアス達は自らが捕らえたミストの群れに苦戦していたのだから。

船のドアが開き、 空からリオネが声を放った。



 「飛べそうー!?」


 「へへ、 俺を何だと思ってんだよ!!」



リビィは辺りを警戒しながら身を屈め、 勢いよく飛び上がった。



 「俺は人間じゃねぇんだぜぇ!」



100M程もある距離をジャンプで飛び上がって来ると船の入り口にきっちりと着地した。

そして扉が閉まるとリオネがゼノスへと振り向く。



 「ゼノス!」


 「何かにしっかり掴まってて下さい」



3人を乗せた船は、 勢いよく空の彼方へと消えて行ったのであった。














そしてガイアス達は…。





 「そ、 そそ…そんな…わた…しの…レ……レレ…プリロ…イドが…」



ラーズの目の前には胴体が千切れたR-01が地面に横たわっていた。

リビィを圧倒していたあのレプリロイドがミストには敵わなかったのだ。

確かに30ものミストの群れをたった1体で対処するには無理がある。

しかしR-01が敗れたのにはもう1つ理由があった。


霧の様な生命体であるミストには“物理攻撃”は効かないと言う事。

その為どのような攻撃を仕掛けても物理攻撃ではダメージを与えられないのだ。

そして現時点においてそれを解決できるものこそバージルモデルに起きたあの現象…。


“魔力”の力である。


バージルモデルが何故、 ミストの活動を停止させる事が出来たのかは

この魔力による攻撃を行っていたからである。

さらにバージルモデルはそれを取り込んで魔力を作り出す事も出来る。

そもそも、 そのミストを捕らえる事に成功したのも

バージルモデルのレプリロイドによるものなのだ。

つまり、 今現在ミストに対処出来る者はリビィ達以外にはいなかったのだ。


そしてガイアスとラーズはミストの恐るべき生態を知る事となる。


なんとミストは人間を食べていたのだ。

逃げ惑う科学者や研究員をその霧の身体に閉じ込め、 捕獲した者を溶かしながら

骨ごと液体と化しそれを食らっている。

そしてその直後ミストの身体が大きくなっていくのを2人の目にも映っていたのだった。

2人共言葉が出なかった。 叫ぶ人間の声が徐々に消えて行き、

やがてこの場所にはガイアスとラーズの2人だけとなってしまった。



 「ガ、 ガ、 ガイアス殿…」


 「……人間の足で逃げても恐らく追いつかれる…」



ガイアスはじわじわと迫り来るそのミストの群れに警戒しながら

非難出来そうな場所を考えているとラーズがある物を発見し

ガイアスへと提案するのだった。



 「ガ、 ガイアス殿……あれで…」



ラーズが指差した所には数機の“エアウィング”が転がっていた。

エアウィングとは1人乗り用の空飛ぶ車と言ったところか。

恐らくそれで逃げようとした者がいたのであろう。 

とにかく森の中にそれが散らばっていたのだった。

そこへ行くには目の前のミスト達を越えて行かなければならない。

ガイアスはエアウィングを見ると隣のラーズと照らし合わせる。

ミスト達は彼等を逃がさない様に取り囲むように広がり始めた。



 「申し訳ありませんが…ラーズ博士…」


 「………ガイアス…殿…?」



ラーズの背後に回るとガイアスは躊躇ためらう事無く思い切り彼の背中を押した。



 「私はこんな所で死ぬ訳にはいかないんですよ!!!」


 「!? な、 何を!!」



押されたラーズは自分の足につまづき、 そのまま転んでしまった。

その隙に全速力で走り抜けたガイアスはエアウィングへと向かう。



 「そ、 そそ、 そんなぁぁガイアス殿ぉぉぉ!!!


 私を見捨てるおつもりですかぁぁぁ!!」


 「感謝していますよ博士!! 貴方は我が社の誇りです!!」



ミストは走り去ろうとするガイアスよりも、 地面にへたり込んでいるラーズにターゲットを絞った。

そしてエアウィングのエンジンをかけるガイアスに怨念とも言える叫び声を上げる

ラーズが彼に罵声をぶちまける



 「き、 き、 ききききさまぁぁぁ!! よくももももぉぉぉ!!






 













 あ!? あ、 あ、 あ、 ああああああああああ…
























 ああああああああああああああああああああああ!!!!!!! 
















 おご……ぶべあがべ……がばばぶ…じゅ……げ…げ…ぁ」












ミスト達は一気にラーズへと襲い掛かり食事を始める。

霧の生命体であるミストは何体も重なっていく事が出来る為、

通常よりも急スピードでそれを分解する事が出来るのだ。

空からその悲惨な光景をガイアスは目にしていた。

顔には冷や汗と恐怖の色が同時に浮かび上がる。



 「な、 なんという……」



30もの数のミストが巨大な1体となり、 そしてラーズを食べ終えると

空に浮かぶガイアスの元へと飛んで行くのであった。



 「と、 飛べるのかぁぁ!?」



驚きと焦りの中ガイアスはフルスロットルで発進させる。

巨大なアメーバーの様な黒い物体が、 その後ろに迫っていたのだった。



 「く、 くっそぉぉ……何なんだあれは!?」



と、 ガイアスの乗っているエアウィングに覆いかぶさろうとしたその時、

いきなりミストは軌道を変えて空へと飛んで行った。

そしてそのまま宇宙へと消えて行ってしまったのであった。



 「…………な、 何だ…どうした?」



ブレーキを掛けて停止するとフロントガラスから上を眺めるガイアス。

どうやらミストは本当に何処かへと消えて行ったらしい。



 「た……助かったのか…。 それにしてもどうして急に…」


































そして宇宙へと無事に脱出出来たリビィ達。

彼等の目にもミストが何処かへ消えて行ったのが確認出来た。

自分達の元へと襲い掛かって来るのではと思っていたリオネが

大きく深呼吸をして心を落ち着かせるとその場に座り込む。



 「よ、 よかったぁ…」


 「おい、 あれってミストだろ? 何処へ行ったんだ?」


 「さあ…」



操縦していたゼノスは自動操縦に設定を変え、 席を立つと2人に向かいながら口を開いた。



 「目の前に我々がいたのに…どう言う事だ…」


 「考えても仕方ねぇって!


 それよりおっさん、 これからどうするんだ? 俺達」


 「…おっさん?」


 「………とりあえずバージル博士の指示通り“トリニティ”と呼ばれる組織と接触する事になっている」



リオネが立ち上がるとすぐにゼノスに問いかける。



 「トリニティって?」


 「何でも博士が以前所属していた組織らしいのです」


 「ふ~ん、 おじいちゃんそんな組織と関係あったんだ…知らなかった」


 「この船では過酷な旅に堪えられそうもないですし、 何かと力になってもらえるかと…

 自分もあのノートで知った情報なのでどのような組織かは把握出来ておりません」


 「でも悪い組織じゃないよね? 




 あ、 そうだ貴方…」


 「ん?」



地面に寝転がっているリビィに向かって言葉をかけるリオネ。



 「どうしよう…」


 「え、 何が?」



リオネはリビィの顔を見て話すがその問いはゼノスに向けられたのもであった。



 「ゼノス、 彼も本当はどこかへ飛ばさないといけなかったんでしょ…?


 彼…もう起動しちゃってるんだけど…」


 「申し訳ありません……自分のミスです」


 「え? え? 何が? なに、 どういう事だよ」



リビィは2人の顔を行ったり来たりしながらそれぞれに声をかける。

しばらくの沈黙の後、 静かにリオネが説明を始めた。



 「貴方は…目覚めてはいけなかったのよ…。


 おじいちゃんが言ってたんだけど…。


 貴方達の中には魔力って言う破壊の力があるんだって…。

 それはとっても危険なものだからガイアスの手の届かないような遠い宇宙の彼方に飛ばして…


 それで…、 あたしが……」


 「? あたしが? なに?」


 「あたしが……」



リオネは言葉を詰まらせ、 それ以上口を開かなくなった。



 「危険なものってな…お前。 俺がそんなに危険なものに見えるのか?」


 「え? …う~ん…そ…れは…」


 「お嬢様……博士はこうも仰ってたじゃありませんか。



 判断はお嬢様に任せる…と」


 「…う、 うん」


 「つまり、 本当に危険かどうかはリオネお嬢様、 貴方が決めればいいのです」


 「本当に…そんなんでいいのかな…。 だってあたし……」



リオネは心迷わせた顔をリビィに向ける。 それを笑顔で返すリビィ。



 「そっか…そうだよね。 貴方がそんな危険なものだって思えないもん…」


 「へへへ。 大丈夫だリオネ!

 俺がお前を危険なものから護ってやるからさ」


 「え、 う、 うん…何か…話がおかしくなってる気がするけど……」


 「って事で、 まずは自己紹介しないとな!」



リビィはそう言うと立ち上がって自分の胸を叩いた。



 「俺の名前はリビィ。 よろしくな!」


 「リビィ?」


 「一応Ⅵってのが俺の名前なんだけど、 何かかっこ悪いし…」


 「リビィ…ね? わかった! よろしくねリビィ。


 あたしはリオネ、 リオネ・バージル」


 「ああ知ってるよ、 博士がいつも口にしてたもんな。

 だからもう覚えちまった。 あはは」


 「そうだったんだ…だから名前知ってたんだね」


 「ゴ、 ゴホン…」



ゼノスが咳払いをしてアピールをする。

2人の会話が中止され視線が彼の方へ注がれる。



 「私は…ゼノス・ガーランド。

 元ティエリス軍ガーランド部隊隊長だった」


 「元? いつ辞めたの?」


 「あ、 いえ…辞めたつもりはありませんが、 もうあそこに戻れませんしね…


 最も、 戻る気もないですが」


 「へぇ、 じゃあ強いのか? おっさん」


 「おっさんおっさんってさっきから言ってるけど何処を見ておっさんなのよ」


 「え、 だって喋り方が硬っ苦しいってか…まぁなんとなくだけど」


 「何となくって………」 


 「別にいいですよ。 よろしくなリビィ」


 「おう!」








3人はこの後トリニティと呼ばれる組織と接触を無事に果たす。

リビィ達の目的はこの広大なる宇宙に飛ばされた兄弟とも言えるバージルモデルを探し出す事。

そして、 ガイアスの手から護る事である。

バージルは言っていた。 もし危険ならばシステムを破壊するように…と。

ただリビィを見てリオネが感じた事、 感じた想いは冷たいものではなかった。

人格の種で自我に目覚めたレプリロイド。



通称“バージルモデルNO6ナンバーシックス



彼と共にリオネは過酷な旅の第一歩を今、 この時より踏み出したのであった。




次回からようやく本編がスタートします。


リビィ達の活躍にご期待ください。

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