詩 人間部品
掲載日:2026/03/15
辛くて辛くて、すっと泣いている。
「疲れた」
ため息を吐くのに、慣れてしまった。
心が部品をなくし、バラバラになったみたいだった。
もう一度、やり直せるか、自分。
問うてみるが、誰も答えなんてくれない。
自分のことで、精一杯。
「くそ」
悔しがる自分は、それよりも、何の行動をしているんだ?
ちゃんと相手に対して、助けたり、声をかけたりしたのか?
自分のやったことが鏡として、返っているのではないか。深く反応する。
自分はどうしたいんだ?
このままでいられないのは分かっているが、慣れは恐ろしい。
「まあいいか」
見たふりをするのは簡単だ。
でもそれは問題を後回しにしているだけ。
眼の前にある小石を、弱く蹴っただけのことである。
そうじゃなくて、重いものを抱えるような、強い意志が必要だった。
自分にできるのか、そんなこと。
不安と心配だらけたが、自分の決めた道を進むしかない。
飴を選ぶか、鞭を選ぶか。
さあ、どちらを選択する?
日々、後悔のないように、生きたいものである。




