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学校に着いた

ヤマネ‥‥‥俺ん家に生息する高校生 ( ・-・) こんな顔

 目指すは、とある高校の文化祭。


 ようやく目的駅に着いたぞ。はぁ~ (´Д`)


 家出てからもう1時間以上経ってる。


 学校遠い‥‥‥


 ヤマネ、よくこんなとこまで毎日通えるな。やっぱ若さ? あー、年はとりたくないね。


 でもさ、生きてる人は、今この瞬間が一番若いんだってば。ヤバ。



 学校目指し、一本の細道歩く。


 途中、脇道から宅急便のトラックが目の前で曲がって来た。



 おいおい、こんな細い道、マジギリギリじゃん。


 歩いてる人いたら壁に背中つけて張りついてないと()かれる。自転車とすれ違うのは無理レベル。


 通れんの? 俺がここまで歩いて来た感じ、この通りの家には駐車場ないみたいだけど‥‥‥っ思ってたら、俺の目の前で立ち往生。


 上部で民家庭からはみ出してた木の枝に捕まった模様。


 プロの運転手にもこんなことがあるんだね。だからって俺の目の前で起こらなくてよくない? 



 俺は行く手を塞がれた! (゜Д゜;)


 チッ! 俺があとほんの十秒早く歩いてたらこんなことには‥‥‥



 ‥‥‥なーんて小さなトラブルも乗り越え、もうちょいで学校に到着だ。


 おや、通りすがりに緑豊かな公園が! ちょっと突っ切ってみようか。



 ここ広いなぁ~。土と緑のいい匂い。草も生えてるし森もある。ここめっちゃ良いとこだなぁ。姿は見えぬ野鳥の声。池に向かって数人が高そうなカメラを構えてる。カワセミかな?


 あー! 今年は聞きそびれてた つくつくぼうしの鳴き声も聞こえるぞ。やったね~♪


 この辺で道路に戻るかって‥‥‥ここどこよ? おい、俺、迷った。


 大丈夫。学校はすぐそこのはずだ。


 通りすがりの人に道を聞いて無事到着! だが到着予定時刻はとうに過ぎてた。別にいいけどね。



 校門の見張りを抜けて、昇降口の前で学年別の受付。


「おはようございます。はいこれ、お願いします」


 事前配布された用紙記入済みを提出。自分、咳も熱もダルさも無いですよ。はいOK。


 受付女子。ロングヘアー。アイメイクしてる。茶のアイラインにアイシャドウ。


 やけに大人っぽいじゃん。これじゃうちのヤマネは、もはや中学生やんか。この子と同級生とは思えないよ‥‥‥



 人間、生きていると人によっちゃ、実年齢と見た目年齢のギャップが徐々に開いて来るもんだな‥‥‥



 なーんて、今さら思った (´Д`)

 



うん、俺も筋トレがんばろっと ┗(-_-;)┛

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