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第八章 嫌な予感?

そして、二日目になり朝食をとっていた。


「ねえ、琴羽。昨日の夜大丈夫だった?」


「へ?何が??」


部活メンバーと夏ちゃんと朝食を取っているのだが不意に志乃がそう聞いてくる。

昨夜は普通にお風呂入って、二日目の予定のチェックと予習をして、荷物のチェックをして冬夜の寝かしつけされて就寝したが、特に何もなかった。

キョトンと目を丸くする私に皆はえっと驚愕していた。




「琴羽ちゃん、マジで言っている?」


「え、うん」


「あ、これはあれだよ。触れちゃいけないことだよっ」


「あのブラッドキャットが何かしていたのかな?」


「きっと、そうだよ。え、怖い」


「うわぁ、あいつら自業自得だわ」




何が何だか分からないが薫は青ざめているので心配だ。

そんな私に代表として草壁君が話をしてくれた。


「実は遠城さんのところに宮野の取り巻きたちが夜に突撃しに行くという話が出てきていてね。消灯時間前に何人かが外に出ていったんだ」




……………………………………………………なんて?




草壁君の話はこうだ。

宮野に暴言を吐いたというので皆で問い詰めに行こうという話になったようで出ていったのはいいが消灯時間が過ぎても帰ってこなく、消灯の確認するために見回りに来た先生に報告をしたとのこと。で、先生達が探していたら、何故か木に吊るされている生徒やネットに捕まえられている生徒、木の根元に縛られている生徒等々が発見された。しかも、ご丁寧に猿轡されて、皆して青ざめて涙を流していた。中には失禁している者もいたのだとか。

急いで解いて誰にやられたのか問うが皆してこれは自分達が作った罠で自分達で掛かってしまったという。

嘘だとは思ったのだが解析魔法を掛けると生徒たちの証言通りだった。

どうして、罠を仕掛けたか聞くと遠城琴羽を嵌めようとしたというのだ。

罠の最終確認をしようした時に罠に掛けていた魔法を誤って作動させてしまった。

それならばと思っていたがどう見ても様子が異常すぎる。

まるで何かに怯えているように周囲を窺っていた。

本当にそうなのかと問うと全員が是と答えた。


「で、今は反省部屋にいるようだけどどうにも様子がおかしいから休んでいるって話だよ」


「あ、因みに俺がそれを見ていたし何なら録画しておいた」


永澤君がまるで悪魔のような笑みを浮かべて端末をいじる。

何をするつもりなんだろうか、この少年は。


「いやー、面白いよね。わざわざ、おど……、交渉材料が舞い降りたんだから」


今、脅すとか物騒な単語が出ませんでしたか?

というか、なんか会話の中で冬夜の名前が出てきたんだけど??


「いやさ。ブラッドキャットが琴羽の傍から離れること多かったじゃん?もしかして、そいつらのことを監視していたんじゃないかって」


結構尋常じゃないぐらいの怯えようだったらしいからもしかしたらと思ったと夏ちゃんが話してくれた。

ああ、そういうこと。

確かに冬夜って私のことになると敵味方関係なしに容赦がないというか。いや、契約者である私が言うのもなんだけど……………。

……………あれ、そういえば、昨夜って私寝た後、冬夜って傍にいたよね?

だらだらと変な汗が流れる。

ええ、もしかして、あいつ何かやったんじゃ……………、いや、確証はないし疑うのは良くないよね。うん。

そう自己完結をして、今日も頑張ろうっと。


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