全ては感情に繋がる
多分に主観的な内容が入るので、よろしくお願いします。
全ては感情に繋がる。
少なくとも、僕はそう思っている。
只これは、仮説でしかない。それも非科学的な。
取り合えず纏めないと霞のように今頭にあることが消えそうなのでかいていく。
今回は音楽と経済の話しかしない。
感情がこの二つの世界では支配的な要因と見られるからだ。
僕が経済と音楽に関連性があるのでは?
そう疑問に思ったのは20年も前のNHKの番組「マネー革命」の存在を知ってからだ。
この番組の第1回目で有名な投資家の兄弟の話がされていた。
兄のビクター・ニーダー・ホッファーと弟のロイ・ニーダー・ホッファーである。
番組で、ビクターの著書「The education of a speculater(ある投機家の教育)」に、楽譜と各種指標に関連性がある、という記載の話がなされていたので取り寄せた。
英語は得意でもないし、経済に至っては専門外。
そもそも僕は無機化学(多孔性セラミック)の英語以外まともに読めない。
で読んでみた。意味不明である。
大豆の先物価格とベートーベンのファンタジアを並べられても意味不明だった。
きっとわかる人にはわかるんだろう。
皆がそう結論付ける理由が理解できた。
結局解らずじまいか…と思っていて気がついた。
そう、ロイ・ニーダー・ホッファーの存在である。
彼は機械学習プログラムに詳しいエンジニアで、90年代にはコンピューターを用いた相場予測を既にしていた。
番組で彼は1997年アジア通貨危機の時のことを、こう言っていた。
「あの日、コンピューターがこう言ったんです。
"市場は今、恐怖のどん底だ。買え。もっと買うんだ。買って買って買いまくれってね。"
僕たちにはこの状況で買いを入れる理由をどこにも見つけられませんでした。」
結局、買わなかったらしいが、株価は反発したらしい。
経済では感情が読み取れるものらしい。
そして、音楽。
こちらは逆に感情を想起させるもの。
少なくない関係性がここにあるのではないか?
ビクターの考えはこういうことだったのかもしれない。