表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩集 碧い鳥

月の舟

作者: 紀 希枝

田舎の大きな台所

ばあちゃんご飯を作ってる


さあむいさあむい部屋の窓

子供が空を覗いてる


雲は波のよに駆けていき

月のお舟はゆうらゆら


大きな雲に煽られて

西へ向かってすういすい


月のお舟はなに運ぶ

子供が首をかしげてる


うさぎの餅を運んどる

ばあちゃん手を止めご機嫌だ


おいしいおいしいお餅をな

西の神様にあげたくて


月のお舟に餅のせて

空の海を渡ってる


月のお舟はなぜ光る

子供がばあちゃん振り返る


うさぎが餅をつくからだ

ばあちゃんとっても嬉しそう


ぺったんぺったん餅つくに

手元が暗いと怪我をする


だからああして明るうして

餅をつきながら運んどる


月のお餅はおいしいの

ばあちゃんに子供は問いかける


ばあちゃん食ったことないからな

うまいかどうか知らんのよ


テーブルにお皿が運ばれて

ご飯じゃよおとばあちゃんが


子供ははあいと返事して

さあむい窓から離れてく


しいろいご飯にハンバーグ

子供はとってもにいこにこ


そんな子供のかわいさに

ばあちゃんとってもにいこにこ


拙作をお読みくださり、ありがとうございます。


批評批判大歓迎です。もっと私自身の思い描く世界を表現したいので、感想酷評、友人への紹介も期待しています。


長編の作品を幾つか載せる予定ですが、いずれもまだ修正中ですので先は長そうです。

少なくとも月に一度は、短編や童話や詩を載せるつもりなので、気が向いたらお読みください。


繰り返しますが、本当にありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ