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第五話

「すまん」

「いや、いい。クレバ君のせいではない」

薄暗い部屋にひとつのベッドと椅子。

ベッドには生き残りの憲兵。

椅子には俺が。

唯一の光源である窓には鎧を纏った男が立っていた。

魔物マモノを相手に出来るのはクレバ君のような呪いの力がある者だけなんだ」

"呪い"。

大昔、神が人間に与えた力。

「なのに俺がわざわざ兵を送ったのはなぜだと思う?」

それは魔物マモノを消滅させる唯一の力。

「この国にも、腐り落ちゆく部分があるのだ」

白く輝く水の都リペリア。

「...なぁ、クロウディ大佐」

「なんだ?」

凛とした声。

「その話はこの前も耳にタコができるほど聞いた」

さっきとは売って変わって明るい声で話す。

「...そうだったか!!」

バカみたいに声を大きく張り上げた。

「ん...」

憲兵が身動ぎをした。

「ほら、クロウディ大佐の声がでけぇから」

「がっはっはっは!!そうだったな」

だから声がでかい。

「ほれ、今回の」

机の引き出しから茶封筒がでてきた。

「ん、えらく分厚いな」

「なぁに、50万と3千クロッカだ」

「ふーん...」

コートの内ポケットに突っ込む。

「じゃあまた頼むな」

「はいはい」

ドアノブに手をかけ、部屋からでる。

「クレバ君」

「?」

首だけ後ろを向く。

「...大切にするんだよ」

目線の先にはフードで遊んでいるルトがいた。

「...あぁ」

それだけ言って城からでた。

「ぴぃっ」

狭っ苦しいフードから飛び出し、羽ばたく。

「んーっ...肩が凝った...」

伸びをしていたら腹が鳴った。

「...8時か」

家に帰って飯を作るのも面倒だな。

「...何か食って帰るか」

「ぴぃっ!!」

今日一番の鳴き声だった。



神様を泣かせた、如何でしたでしょうか?

申し訳ありません!!!!(`;ω;´)

リアルで紙からデジタルにする時間がなくて忙しくて(`;ω;´)

ほんとに遅くなって申し訳ありません(`;ω;´)

あ、あと、「クロッカ」通貨は「円」通貨とおんなじレート?です!!


読んでいただきありがとうございました(`;ω;´)

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