確認
俺のいない2000年の間に起こったことは
・ファル大陸の魔力濃度が半分になったこと
・それにより従来の魔法が使い辛くなり新しい魔法体系が編みだされたこと
・人間は異能持ちか魔力持ちかに分類されること（1/1000万で同時持ち）
・アスラ帝国滅亡後、魔人VS人間の戦争が起こり種族がばらばらになったということ
・人間の国は５つ、魔族のは７つ獣人のは１つ
・人間の国ではギルドというものがあること
・人間国で闇魔法は忌避されていると言うこと
・何年か後に勇者が召喚されること
という大まかに言うと8つのことだった。ついでに今いる場所は結界が張ってあり害意のもつものは入れないらしい
「と、まぁこういう感じなんだが。先に古代魔法から片付けるかな。空間魔法は欲しいから確定として、あと結界かな便利だし」
ん～～あとどーしよ～
「使ってみるか『全召喚』『緊急招集』『我の魔に呼応せよ』」
ちなみに今のは召喚魔法、使役魔法、精霊魔法の順ね。結果は・・・・・・
召喚魔法：契約獣が死亡したため魔核の召喚を行います
使役魔法：使役獣が死亡しています
精霊魔法：全ての契約が解除されました
「うっそぉーーーーマジで！？ありえねぇー」
結果、俺の手元に来たのは召喚獣のなれの果ての魔核8個だった
「さすが2000年経っただけあるな。俺の最大戦力が・・・・・・、いや待てこれを対価に呼び出せば」
と言うことは召喚魔法を残せばいいかな
「考えろ俺、どれが有用だ。精霊を呼び出すか？いやでも耐久力ないしなぁ」
使役はもう捨てている。なぜなら生き返らないからだ。召喚獣と契約精霊は魔力があれば生き返るけど使役獣は死んだら終わりなんだよ
「よし、召喚にしよう」
〈使役魔法と精霊魔法を消去する〉
【すまんのぅバランス調整で1回消すだけじゃからしかるべき手順を踏めばまた使えるようになる】
〈あいよ。それとさ魔石のSランク品もう一個頂戴。2個消したんだし〉
【相変わらずがめついのぅ。そのくらいならいいだろう】
〈サンキュ〉
「よっしゃ。ラッキーだったな。さて、ステータスの確認でもするかな」
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
アレン・ルクセリア・アスラ 2029歳 人間♂
Lv.666
体内魔力：28,000,000
魔力吸収率：0.00001％/ｍ
修得技能
『仙気Ⅰ』『妖気Ⅰ』『料理Ⅶ』『剣術Ⅵ』『槍術Ⅵ』『弓術Ⅵ』『盾術Ⅵ』『建築Ⅴ』『裁縫Ⅴ』『テイムⅣ』『交渉Ⅳ』etc...
完全修得技能
『闘気』『龍気』『練気術』『魔力操作』『体術』『跳躍』『立体機動』『直感』『鑑定』『看破』『王威』『無詠唱』『詠唱模倣』『並列思考』『隠密』『騎乗』
完全修得魔法
『火魔法』『水魔法』『土魔法』『風魔法』『氷魔法』『雷魔法』『光魔法』『闇魔法』
古代魔法
『空間』『召喚』『結界』
神代魔法
『大地魔法』
異能
『吸収＜受動吸収＞＜解析＞＜昇華＞＜転化＞＜接触譲渡＞』
加護
『月の加護』『太陽の加護』『勝利の加護』
称号
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
一度見たからnewが消えている。新しく修得した仙気と妖気を強く念じる
妖気：1000年以上生きた者が手にすることができる。体に纏うと身体能力や魔法強度が上昇する
仙気：2000年以上生きた人種が修得できる。体に纏うと超越した身体能力が得られ、発動虫は受動で無詠唱がえられる
「これはまた、なかなかいいな、練気術にも使えそうな感じだし。えぇと次は加護かな」
月の加護：月神ルナからの加護。魔力消費量が4分の一になり、闇属性攻撃が2倍になる。また常時精神安定の効果がある。
太陽の加護：太陽神ファリスからの加護。魔法の威力・強度が4倍になり、光属性攻撃が2倍になる。また精霊に好かれやすくなる。
勝利の加護：軍神マハルからの加護。体力が無尽蔵になり、身体能力が大幅に底上げされる。また戦闘時、全攻撃2倍になる。
「あぁここは変わってないのね。じゃ、次称号」
千年の時を過ごし者：1000年の時を経験した者。技能『妖気』を修得
二千年の時を過ごし者：2000年の時を経験した者。技能『仙気』を修得
死へ触れた者：一度死によみがえった者。技能『直感』『危機感知』『生存本能』が強化される
転移者：転移した者。効果なし
元アスラ帝国第21代皇帝：効果なし
元龍脈の契約者：効果なし
神々の認めし者：試練を突破し神代魔法を修得した者
古代の叡智を得し者：古代魔法を修得した者
魔を極めし者：属性魔法を完全習得した者
練気術師：技能『練気術』を完全習得した者。発動速度に時間がかからなくなる
転生者：転生した者。言語能力にアドヴァンテージがある
神子：神によって魂を補強された者。ステータスに補正がかかる
加護持ち：神から加護を受けている者
「まぁこんなもんか。そろそろ外出るかな。いや、先に服か」
