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プロローグ3

ルナ→月神:死を司る

マハル→軍神:争いと情を司る

ファリス→太陽神:生を司る

――――神界(神撃を打つ少し前くらい)

「どういうことですか!」

「どうしたんじゃ、ルナ」

「私の死亡予定者リストに彼と530万人弱の名前が書かれたんです」

「なんじゃと!?」

儂はすぐさま下界の様子を空中に映し出す。

「なんと魔神が復活しておるわい」

「四凶が一斉に攻めてきているようです。四凶ごときじゃ彼は殺せないはずなのに」

「魔神じゃ。アレ程度でも人間からすれば神じゃからの。四凶の運命をいじったのじゃろう」

「どうしますか?」

「今のところは傍観じゃ」

 四凶程度なら倒せるはずじゃ


下界ではちょうど災呼鳥が瀕死から回復したところだった。

「な、四凶にあんな力あったんですか!?」

「いや、前回の小僧(初代)にやらせたときは無かったはずじゃ」

「干渉しますか?」

「致し方な、ん?」

【おい太陽神、神撃使うから】

「くっくっく、あやつやる気じゃの。よし【許そう】」

「いいんですか?」

「ギリギリまでみまもるのも神の役目じゃ」

「そうですね。というか、彼に死なれたら困りますし」

「じゃの。お、使うようじゃよ」

「・・・・・・あの」

「言わんでいい」

「うわっ、なんでこいつ神撃4発同時展開できてんだ?制約は」

「マハルか、いつのまに」

「ファリス様」

「なんじゃ」

「大量死亡予定の理由ってこれじゃないですかね?」

「あ」

「なんのこと?」

「さっき530万人ぶんの死亡予定者が出たんじゃ」

「ヤバくないか、それ。責任問題に」

「分かっておる。マハル、綾面の張っておる結界の強度をあげてくれ」

「結構ギリギリだないけるか」

「神撃がはずれないよう進路を設定しておきました。周辺被害は多分大丈夫だと」

「よし、できたぞ」

「ふぅ~ギリギリじゃったの」

「だな」

「そうでしたね。此で大丈夫ですかね」

「あ、・・・・・・・・・。」

「・・・・・・」「・・・・・・」

「おい、どうする。あいつ死んじまったぞ」

「まずいです。魔神が」

「ま、待て。幸いにも魔神アレも魔力を搾り取られて不活性化しおった。魔力がたまるのはいつじゃ」

「2000年後くらいですかね」

「そんぐらいだな」

「よし、小僧を2000年後に飛ばす」

「え、いいのか。それ?」

「いいじゃろ。それに小僧よりいい素体なんぞもう生み出せん」

「まぁそうだな」「そうですね」

「じゃぁ2000年後に飛ばす。肉体には保存の魔法かけよう。後、傷つかないように結界も張っておく事にする」

「りょーかい」「了解です」

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